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天然鮎の買取情報まとめ!釣った鮎を売る3つの方法を解説

天然鮎の買取情報まとめ!釣った鮎を売る3つの方法を解説 お金
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鮎釣りを趣味にしていて多く釣りすぎた場合に、釣った鮎を売ってお金に換えたいという人も少なくないかと思います。売れるものなら、少しでも高く売りたいところです。

希少価値が高い天然鮎は飲食店やデパートなどに需要がありますので、買取をしている場所が全国にいくつか存在します。買取できる場所が近くにない人でも、インターネットを利用して鮎を売ることは可能です。

当ブログではこれまでに、自然物を売ってお金を稼ぐ方法の紹介に力を入れてきました。今回は販売の対象を天然鮎に絞り込み、3種類の売り方にまとめて注意点とともに解説します。

この記事を読めば釣りすぎた鮎を現金と交換することで、趣味の鮎釣りが副業になります。

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釣った鮎を売る3つの方法

鮎の釣果

全国各地の河川に生息する淡水魚の鮎は、古くから日本料理の食材として親しまれてきました。鮎は養殖もされていますが、天然の鮎には養殖物にない独特の香りがあって珍重されています。釣り客の間でも鮎は人気が高く、川釣りの対象としては最もメジャーな魚となっているほどです。

釣り方のコツを覚えれば、自分では食べきれないほど大量の鮎が一度に釣れる日も出てきます。余った鮎は知り合いなどにあげるのが普通のやり方ですが、調理にも手間がかかるだけに、もらった方で必ずしも喜んでくれるとは限りません。

そんな場合は釣った鮎を売ることで、現金と交換できるようになります。プロの漁師でもない人が釣った魚を売るのはハードルが高めですが、天然鮎に関しては買取している場所が結構あるからです。

プロの漁師でない人が釣った鮎を売るには、以下のような3種類の方法があります。

  1. 漁協の出荷所で買取してもらう
  2. 鮎料理を出す料理店に買取してもらう
  3. ヤフオクに出品する

それぞれの方法について詳しく解説します。

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漁協の出荷所で買取してもらう

鮎釣りが盛んな地域では、地元の漁協に設けられた出荷所で天然鮎の買取を行っています。他の河川で釣った鮎を持ち込んでも買取は不可という例が多いものの、漁協の管轄区域内で釣った鮎なら現金化が可能な状況です。

流通ルートを持っているところと持っていないところがあるため、どの漁協でも天然鮎の買取を行っているというわけではありません。買取を実施している主な漁協は以下の通りです。

郡上漁業協同組合(岐阜県)
芸陽漁業協同組合(広島県)
四万十川西部漁業協同組合(高知県)
高津川漁業協同組合(島根県)

特に長良川の上流域で釣れる天然鮎は「郡上鮎」と呼ばれ、ブランド鮎として全国的に有名です。郡上市内には郡上漁協直営の出荷所以外にも、だるまや・杉錠・福手釣竿店という漁協指定の天然鮎買取所が3カ所あります。郡上漁協管内の川で鮎釣りが可能な人は、これらの出荷所を利用して買取に挑戦してみるといいでしょう。

この他に神奈川県内でも、相模川や中津川で釣れた鮎の買取が過去に実施された例があります。インターネットに情報が出ていない漁協で天然鮎を買取している場合もありますので、地元の漁協に問い合わせてみるといいでしょう。

鮎料理を出す料理店に買取してもらう

漁協の出荷所で天然鮎の買取をしているのは、全国でも一部の地域に限られます。買取している場合でも、漁協の管轄区域内で釣れた鮎でないと断られるのが普通です。他の河川で釣りすぎた鮎を売るには、他の販売方法を探すしかありません。

漁協の出荷所に持ち込むよりはハードルが高めですが、鮎料理を出している日本料理店などで買取してくれる可能性があります。ほとんどの店では仕入先が決まっているため、素人が釣った鮎を持ち込んでも断られるのが当たり前です。質の良い鮎を持ち込むのはもちろんのこと、交渉力も必要になってきます。

ヤフオクに出品する

自分で釣った鮎を売る3つ目の方法は、インターネットを利用した販売手段です、毎年鮎釣りのシーズンになると、ネットオークションサイトのヤフオクでも天然鮎の出品が増えてきます。メルカリラクマなどのフリマサイトには生きた魚を出品できませんが、ヤフオクなら可能です。「釣ったその日のうちに冷凍してクール宅急便で送る」などの発送方法を選べば、遠方の購入客にも釣った鮎を鮮度を保ったまま売れるようになります。

ヤフオク以外で天然鮎のネット販売が可能なのは、鮮魚オークションサイトのFish Saleです。ヤフオクと同様に出品そのものは無料で、落札された場合に10%の手数料が引かれます。ヤフオクでもYahoo!プレミアム会員以外は落札手数料が10%ですので(会員は8・8%)、購入者が支払う代金の9割が自分の収入になる仕組みです。

天然鮎買取のコツ

漁協の出荷所に天然鮎を持ち込んで買取してもらう場合、大きいサイズの鮎ほど高く売れる傾向も見られます。漁協によって買取可能なサイズの下限が異なるため、サイズが小さすぎると買取してもらえない場合があるという点には注意が必要です。

広島県では芸陽漁業協同組合で天然鮎の買取を行っていますが、対象となるのは30g以上の鮎に限られます。岐阜県の宮川下流漁協管内で釣れた鮎の買取を行っている株式会社ヒダカラでは、60g以上の天然鮎が買取の対象です。郡上漁業協同組合では20gから40g未満までの「ビリサイズ」や、20g未満で「格外」扱いとなった鮎も買取しています。

氷締めされた天然鮎

釣った鮎を生きたまま買取してもらうのか、それとも氷締めの状態で持ち込むのか、買取先によって対応が異なる点にも要注意です。郡上漁業協同組合では生きた鮎(活魚)と締めた鮎の両方とも買取可能ですが、買取価格には差が出てきます。

活魚は1匹いくらという形で買取されるのと比べ、締めた鮎は1gあたりいくらという形での取引となります。締めた鮎の買取価格は、活魚よりどうしても安くなってしまいます。釣った鮎を少しでも高く売るには、活きのいい状態で生きたまま出荷所に持ち込むのがコツです。

釣り針が腹にかかった腹掛かりで内蔵が飛び出ていたり、変色したりした鮎は「格外」扱いで、買取はほとんど期待できません。友釣りで鮎を釣る際には釣り針を工夫したりして、腹掛かりを防ぐようにしてみるといいでしょう。

天然鮎の買取価格は時期によっても変動し、解禁からお盆前までの期間が高く売れやすいと言えます。お盆を過ぎると買取価格が下落傾向ですので、高く売るならシーズンの前半が狙い目です。シーズンの前半は大きいサイズの鮎がなかなか釣れないだけに、うまく釣れれば高価買取も可能になってきます。

鮎釣りの注意点

鮎釣りをしている男性

鮎が釣れる川の多くは、管轄する漁協で放流事業を行っています。そういう河川で鮎を釣るには、漁協が発行する遊漁券(入漁券)の購入が必要です。

漁協が管理している河川で漁業権なしに無断で鮎釣りをするのは、密漁に該当する行為です。違反すれば懲役や罰金刑などの罰則が適用されます。

河川によっては券の購入なしで鮎を釣れるところもありますが、そういう場所では鮎の買取もしていないのが普通です。釣った鮎を売るには買ってくれる店を自分で探すか、ネットオークションに出品するしかありません。釣った魚を売る売らないに関わらず、鮎釣りを行う際には遊漁券の購入が必要な場所なのかどうか確認しておくといいでしょう。

漁協が管理している河川では資源保護を目的に、鮎釣りの禁漁期間が設定されています。こうした場所で解禁前や禁漁後に鮎を釣るのは、漁業権の有無に関わらず違法行為です。漁協によっては鮎釣りの漁法にも制限を設けている場合がありますので、ルールを把握した上で釣りを行う必要がります。

まとめ

鮎釣りをする人々

釣りの対象となっている魚の中でも、鮎は買取可能な場所が多い魚です。ネットオークションも含めると、釣った鮎を売る方法は以下の3種類があります。

  1. 天然鮎の買取を行っている漁協の出荷所に持ち込む
  2. 日本料理店や釣具店などの店舗で買取してもらう
  3. ヤフオクやFish Saleなどのオークションサイトに出品する

大きいサイズの鮎が少ないシーズンの前半なら、大物が釣れれば高値で売れる可能性があります。自分に合った販売方法を選び、釣った鮎をお金に換えてみるといいでしょう。

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