家電買取で高く売れない理由とは?査定アップを勝ち取る5つのコツ

副業

全国各地にあるリサイクルショップでは古着や家具類だけでなく、テレビや冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジなどの家電製品の買取も可能です。引越しや新しい家電と買い換える際などに今まで使っていた品を買い取ってもらえば、少しでも引越し費用や買い換え費用の足しになります。

とは言え店で家電を査定してもらっても期待したような金額には程遠く、ほとんど二束三文のような安い値段でしか売れないのが普通です。新品で購入したときには何万円もした高価な家電製品が、買取に出すと10分の1以下の安値にしかならなかったという例も珍しくありません。

新品の価格と買取価格で家電製品にこれほど差があるのはどうしてなのか、リサイクルショップの業界事情から理由を調べてみました。家電の高価買取が難しいのは承知の上で、少しでも査定アップを勝ち取るために知っておきたい5つのポイントについても記事の後半で解説します。

家電買取で安く買い叩かれてしまう理由

家電製品の買取を行っている店舗にはリサイクルショップの他にも、家電量販店やネット買取サービスなどがあります。家電量販店の場合は新機種の購入と引き換えに旧機種の査定を行い、下取りの形で買取に対応しているのが現状です。ネット買取サービスは査定を希望する家電を段ボール箱に詰めて発送し、査定結果に納得がいけば代金を振り込んでもらう宅配買取が主流となっています。

いずれのケースでもリサイクルショップより大幅に高く売れるとは限らず、新品で購入したときと比べれば買取価格は大きく下がってしまうのが避けられません。特に家電以外の商品も幅広く扱っているリサイクル店は全国各地に店舗があるので売りやすい反面、家電の買取ではどうしても安く買い叩かれやすくなります。

リサイクルショップは店舗の運営にコストがかかる上に、家電製品は動作確認やメンテナンスにも手間がかかります。そうしたコストの分が引かれてしまうため、中古家電としての本来の価値と比べて買取価格が目減りしてしまうのです。

リサイクルショップのコスト

店頭買取を行うリサイクル店の場合は、店舗を運営するだけでも賃貸料や水道光熱費・店舗スタッフの人件費・減価償却費などのコストが必要です。店で売られている商品は店頭買取や出張買取などの方法で仕入れた品々で、仕入れ金額に利益が上乗せされて売価が決められます。

買い取られた品をそのまま売り場に陳列して販売できればコストも最低限で済みますが、家電製品の場合は動作確認も欠かせません。たとえ中古でも家電として販売するからには正常な動作が保証されている必要があるため、買取後に間違いなく動くかどうかスタッフが確認をしてから販売しているのです。

商品に汚れや傷がある場合はクリーニングや修復を行い、少しでも売れやすいように工夫されています。家電製品は他の商品よりもそうした手間が余計にかかるため、査定額からスタッフの人件費を多く引かれているのが実状です。

そうやって買い取られた家電製品は、同じ店で2倍以上の売価をつけられて販売されている例も珍しくありません。そういう光景を見ると店が随分と儲けているように思いがちですが、店側に残る利益はそれほど多くはないと見られます。目立つような傷がついていたり動作確認に必要な付属品が欠けていたりした場合に買取を断られるのも、売れる状態にするにはコストがかかりすぎて赤字になると判断された結果なのです。

ネットオークションなら高く売れる?

このようにリサイクルショップでは家電が高く売れないとなれば、他の売却手段も視野に入れる必要が出てきます。ネットオークションに出品してみれば、リサイクル店に買取してもらうよりも高値で売れる可能性はあります。

ヤフオク!に出品した家電が落札された場合にはプレミアム会員で落札価格の8.8%が、非会員だと10%が販売手数料として売上から引かれる仕組みです。リサイクル店に買取してもらうケースと比べた場合に査定額から引かれる店舗コスト分と比べ、ネットオークションの販売手数料は少額で済みます。

出品した家電を欲しい人が大勢いれば入札価格が釣り上がり、予想外の高値で売れる可能性もあります。たいていはリサイクル店の査定額を上回るため、単純な売却額ではネットオークションの方が明らかに有利です。
とは言えネットオークションに出品する際には商品の写真を撮影したり説明文を書いたりする手間がかかり、落札者とのやり取りや梱包・発送にも煩わされます。

少しぐらい安くても手間をかけずに家電を売りたいという人は、リサイクルショップに買取してもらうのが無難です。手間をかけてもできるだけ高く売りたいという人は、ネットオークションの方が向いています。

メルカリのようなフリマアプリを使っても家電を売ることはできますが、ヤフオク!などと違って価格が釣り上がるということはありません。むしろ値切られる場合も考えられるため、ネットオークションよりも販売価格は安くなる傾向が見られます。

家電買取で少しでも高く売る5つのコツ

リサイクルショップには前述のような事情があるため、欲しいという人にネットオークションで直接販売するよりは買取金額がどうしても低くなりがちです。それでも工夫しだいでは査定額をアップしてもらうことも可能ですので、高く売るコツを知っているかどうかで手元に残るお金はだいぶ違ってきます。家電買取で高く売るためのコツとしては、以下のような5つのポイントが挙げられます。

  1. 製造から5年以内に売る
  2. 付属品や箱を揃える
  3. 季節商品は需要期を狙う
  4. 商品の状態を良くする
  5. 値上げ交渉してみる

それぞれ詳しく解説してきます。

売るなら製造から5年以内の製品を

リサイクル店では家電製品を無条件に買取されているわけではなく、製造時点より5年以内に限定している店が目立ちます。6年以上経った商品でも希少性のある人気機種などは買い取ってくれる場合もありますが、そうでない限りは値段がつかないのが現状です。

それも新しければ新しいほど査定ランクが高くなる傾向が見られ、製造から1年以内で新品同様の美品であれば最高ランクに査定される可能性があります。この場合でも新品で購入したときの価格で売れることはまずありませんが、買ってもなかなか使う機会がないという家電は少しでも早く売った方が得策です。

付属品や箱を揃える

これは家電製品に限った話ではなく、ブランド品や玩具などあらゆる商品に共通した高価買取の鉄則です。たとえ中古品でも新品で売られているときの状態に近ければ近いほど商品価値が高く、リサイクル店で販売される際にも売れやすくなります。

家電製品は箱に入った状態で販売されるのが普通ですので、買取に出す際にも箱があるかどうかで査定額が大きく左右されるのは当然です。メルカリでゲーム機などの空箱だけが出品されているのも、箱をなくしてしまった人からの需要があるからだと考えられます。

家電製品を新品で購入した際には、箱以外にも取扱説明書や保証書・電源ケーブル・消耗品などさまざまな付属品が同梱されています。買取に出す場合でもそうした付属品がすべて揃っていれば、商品としての価値が高くなるのは間違いありません。

特にテレビやブルーレイレコーダー・エアコンのような家電製品は、リモコンがついているかどうかで査定額がだいぶ違ってきます。家電製品を購入した際には将来的な買取の可能性も考え、箱や付属品をなくさないように保管しておくといいでしょう。

季節商品は需要期を狙う

家電製品の中でも扇風機やエアコンは夏に需要が多くなり、ヒーターや電気こたつなどの暖房器具は冬が最大のシーズンです。そうした季節商品の買取価格は1年の中でも需要の多い少ないに応じて変動し、需要期になると査定額もアップする傾向が出てきます。

秋口に涼しくなってきて使わなくなったからと言って、扇風機やエアコンをすぐ買取に出すのは賢いやり方とは言えません。これから需要期を迎えるという少し前ぐらいに売った方が、少しでも高く売れる可能性があります。

テレビや冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど1年中使う家電製品でも、毎年3月頃を中心としたシーズンは一番の需要期です。この時期は進学や就職で新生活をスタートする人が増えるために、リサイクル店で家電製品を安く購入しようという需要も多くなります。したがって季節物以外の家電製品はこの時期を狙って買取に出せば、他のシーズンより少しでも高く売れやすいのです。

商品の状態を良くする

これも家電の買取に限った話ではありませんが、商品の状態の良し悪しも査定額を大きく左右するポイントの1つです。家電製品は機械としての性能が最も大事とは言え、中古品は見た目がきれいかどうかで売れ行きが違ってきます。使用には何の問題もない家電でも、外観が汚れていたり傷がついていたりする場合は価格をよほど安くしないと店頭でも売れません。

リサイクルショップでは買取した商品をスタッフの手でクリーニングし、できるだけきれいな状態にしてから店で販売しています。買取の際にも商品が汚れている場合にはクリーニングの手間が余計にかかると判断され、査定ランクが低くなるのが普通です。家電の査定を依頼する際には事前に自分で汚れを拭き取り、商品の状態を良くしておけば査定アップにつながります。

値上げ交渉してみる

ブランド品の買取を専門にしている店では目の肥えた鑑定スタッフが査定を担当しているため、値上げ交渉しだいでは万単位で査定額が違ってくる例も珍しくありません。アルバイトのスタッフがマニュアルに従って査定を行う例が多いリサイクルショップの場合は、家電の買取で値上げ交渉しても金額はそれほど変わらないのが普通です。

とは言えリサイクル店で査定を担当するスタッフも人間だけに、査定の際のやり取りによっては金額がアップする可能性も出てきます。「たいした金額にはならないでしょうが…」などと自分で最初から卑下するように持ちかけては、査定アップもほとんど期待できません。

家電買取でも店側から提示された言い値をすぐに受け入れるのではなく、ダメでもともとのつもりで値上げ交渉してみるのが高価買取のコツです。出張買取を依頼した場合は買い取ってもらう家電の数を増やすことで、結果として査定アップにつながった場合もあります。

家電買取の基礎知識まとめ

以上に紹介したようなテクニックを駆使しても、家電買取で査定額が倍以上に跳ね上がるケースはそれほど多くありません。箱や付属品が揃っているかどうかで買取金額が大きく違ってくるということは考えられますが、それ以外の方法では査定アップにも限界があります。

ネットオークションも出品すればリサイクル店で買取してもらうより高く売れる可能性が大とは言え、出品や発送に手間がかかるという点はデメリットです。買取はそれほど手間をかけずに家電製品をお金に換えられる方法だけに、利益の多くは店側に持っていかれてしまいます。店側としても中古家電はそれだけ手間をかけて動作確認やメンテナンスを行うことにより、店で販売できるようにしているのです。

リサイクルショップで家電を買取してもらう際には自分のことだけを考えるのではなく、そうした店側の事情も考慮する必要があります。中古品としての商品価値が高くなるように箱や付属品を揃え、商品の状態をあらかじめ良くした上で買取に出せば、店側も前向きに査定してくれるのです。

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