不満買取サービスが主婦に人気の理由とは?効率的に稼ぐコツも解説

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家計のやり繰りや家事・育児の問題でストレスが溜まりがちな主婦の間で、不満買取センターというアプリが人気を集めています。日常生活の不満を売って小遣い稼ぎができるという画期的なサービス形態が受けて、ここ数年の間で会員数を爆発的に増やしているのです。

目に見えない不満を言葉にすることでストレス解消にも役立つ点が人気の一因ですが、副業にするほどの金額は稼げないという声もあります。通常投稿だと1件あたり最大でも10円で1日10件までという投稿制限もあるため、交換の条件となる500ポイントが貯まるまで時間がかかってしまうのです。不満の買取は物品の買取と同じ仕組みが採用されており、査定しだいで獲得ポイントに差も出てきます。

一風変わったお小遣い稼ぎの手段として話題の不満買取サービスの実態について、世界で唯一というビジネスモデルの観点から人気の理由をまとめてみました。効率的に稼ぐための査定アップのコツについても、記事の後半で詳しく解説します。

不満買取サービスが主婦に人気の理由

株式会社Insight Techが運営する不満買取センターは、2015年のサービス開始以来累計で43万人もの会員に利用されてきました。これまでに収集した不満データは1,600万件を上回り、クレーム未満の「もやもや感」がビッグデータとして蓄積されています。

不満買取センターが人気を集めるようになったのは、サービス開始間もない2015年にテレビで紹介されたのが1つのきっけです。一時的に登録しづらい状況が続いたほどに、放送後は新規登録を希望する人がサイトに殺到しました。

このように不満買取という世界に例を見ないサービスがこれほど反響を呼んだのも、日常生活のさまざまな場面で不満を募らせている人が多いという証拠です。クレームの電話を入れるほどではない小さな不満の数々は、普通はメーカーや販売店舗に届かないまま消えてしまいます。そんな思いをすくい上げて短い文章に変えてもらい、アプリで収集した上で企業に販売しようというのが不満買取サービスの基本コンセプトです。

情報を提供する際には不満のビッグデータがわかりやすいように加工されてあるため、受け取る企業の側ではすぐにでもマーケティング戦略に活用できます。企業からの見返りを財源として、不満を売ってくれたユーザーにポイントの形で還元する仕組みです。付与されたポイントは1ptあたり1円の価値があり、500pt以上貯ればAmazonギフト券と交換できるようになります。

仕組みはお小遣い稼ぎアプリと共通

こうして見ると不満買取センターのサービス形態は、ポイントサイトやアンケートモニターなどのお小遣い稼ぎアプリの仕組みと似ていることに気づきます。ポイントサイトは企業の広告をクリックしたり資料請求したりすることでポイントが付与され、貯めたポイントを現金や電子マネー・ギフト券などに交換できる仕組みです。

マクロミルリサーチパネルなどのアンケートモニターも、ポイントサイトに劣らずお小遣い稼ぎにはよく利用されています。こちらはWeb回答方式や郵送回答方式・会場調査などの形で、アンケートに答えたり商品モニターを務めたりすることでポイントがもらえる仕組みです。

不満買取センターはどちらかと言うとアンケートモニターに近いサービスと言えますが、試験問題で言えばマークシート方式と記述式に似た違いがあります。アンケートモニターの場合は質問や調査対象がある程度決まっている面があるため、調査を依頼した企業側で誘導したような回答が集まりやすい点がデメリットでした。不満買取サービスの場合はユーザーが自由に書けるため企業側のバイアスがかからず、消費者の生の声が企業に届きやすい点がメリットです。

企業が設けているカスタマーサポートやお客様相談室には、商品やサービスに対する苦情しか寄せられません。企業が不満買取サービスを利用して情報提供を受ければ、目に見えなかった不満を形にして商品開発やサービス改善に役立てられるのです。

不満の価値をAIが査定

日本で唯一どころか世界を見ても他に類似のサービスが見当たらない不満買取センターは、AIが査定を行うという点でも画期的なサービスです。目に見えない不満でも「買取」と言うからには、価値と交換する仕組みはリサイクルショップでの買取と共通しています。投稿された不満は一律何円という形で買い取られているわけではなく、リサイクルショップと同じように査定を行うことによって買取額が決められているのです。

不満買取センターでも当初は人力で査定を行っていましたが、現在はAIによる査定で付与ポイントが算出されています。1ポイントが1円に相当し、通常投稿は1件あたり1ポイントから10ポイントまでの範囲です。指定のテーマで不満を投稿するキャンペーンなら、1件で最大50ポイントを獲得するチャンスがあります。

貯まったポイントは現金には交換できませんが、500ポイント以上で金額相当のAmazonギフト券と交換できる仕組みです。普段からAmazonで買い物をする人にとっては、ほとんど元手0円でお小遣い稼ぎができる計算になります。通販サイトで買い物をしないという人でも、Amazonギフト券買取業者を利用すれば現金化が可能です。

不満買取サービスで効率的に稼ぐコツ

小遣い稼ぎとストレス発散を兼ねたような不満買取サービスは30代から40代の女性を中心に人気ですが、「たいして稼げない」という声も聞かれます。ポイントサイトやアンケートモニターのような小遣い稼ぎアプリでも同様の声は珍しくないとは言え、不満買取センターの場合は投稿制限がある点も稼ぎにくい理由の1つです。

通常投稿だと1件あたり最大でも10ポイントしか稼げない上に、1日10件までという制限があります。10件すべてが最大評価の10ポイントに査定されたとしても、1日に獲得できるポイントは100円相当に過ぎません。これを1ヶ月間毎日続けたとしても獲得ポイントは3,000円分にとどまるため、不満買取で副業と呼べるほど稼ぐのは困難です。

実際には最低ランクの1円で査定されるケースや、買取不可と査定されるケースも出てきます。リサイクルショップに中古品を買取してもらう際にも二束三文でしか売れなかったり、「値段がつかない」と言われて返されたりする場合があるのと同様です。たでさえ買取価格が安い不満買取で効率的に稼ぐには、不満の付加価値を高めて企業の需要に応えられるようにする必要があります。

企業のマーケティングに役立つ不満とは?

不満買取センターで買い取られた不満はテキストマイニングや感情分析などの技術を駆使した上で可視化され、マーケティング戦略に役立つ形に加工されて企業に販売されています。元となる不満データも具体的であればあるほど付加価値が高くなり、企業のマーケティングに有益な情報を提供できるというわけです。

不満の投稿は15文字以上から可能ですが、内容をできるだけ詳しく書いた方が高く査定されやすくなります。と言っても256文字が上限となっているため、限られた文字数の範囲内でどれだけ有益な情報を提供できるかが問題です。

不満の内容以外にもサブカテゴリや会社・団体・ブランド名、支店・店舗名、商品名・サービス名など任意記入の項目があります。それらの項目も駆使しながら不満の内容を可能な限り具体的に伝えるように心がけていれば、企業のマーケティングに役立つデータに加工しやすくなるはずです。

もちろん同じような内容の不満ばかり続けて投稿しても新たな価値は生まれませんので、1件1件違った視点で日常生活の中から不満の種を見つけ出せるだけの観察眼も求められます。他の投稿者と内容が重複しにくい不満を探し出すには、アイデア発想や発明につながるようなセンスも必要です。

高価買取キャンペーンを有効活用

不満買取センターでは1日10件に制限される通常投稿の他にも、特定のテーマで不満を募集するキャンペーンを不定期に開催しています。企業との提携によって企画されるキャンペーンは対象となる不満のカテゴリが狭い範囲に限定される代わりに、1件あたり最大で50ポイントが付与される点が特徴です。

通常投稿だと最大でも1件で10円相当のポイントしか獲得できないだけに、キャンペーンを有効活用できるかどうかで成果が大きく左右されます。不満買取サービスで月に数千円以上を稼いでいる人は、キャンペーンを上手に利用しながら獲得ポイントを効率よく増やしているのです。

不満買取サービスの稼ぎ方まとめ

不満買取サービスは単なるお小遣い稼ぎの手段としてだけでなく、自分自身の不満を文章の形で書き出すことで頭を整理するような目的にも使えます。自分が何に対して不満を持っているのかがわかれば、感情もコントロールしやすくなるものです。

そういった副産物を得ながら小遣い稼ぎもできるサービスが主婦を中心に人気を集めているのは、不満を思うように口にできない世相を反映しているとも言えます。そうした声にならない声をすくい上げてデータ化し、企業のマーケティングに活用できるようにした不満買取サービスは今後の成長が期待できる分野です。

お小遣い稼ぎアプリとしては大きく稼ぐことが難しい面もありますが、その利用メリットは金銭的価値だけでは測れません。ポイントで付与される以上の価値が得られるからこそ、不満買取センターには毎日1万件以上もの不満が寄せられているのです。

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