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YouTuberが稼げない理由を総まとめ!6つの解決策を提案

YouTuberが稼げない理由を総まとめ!6つの解決策を提案 副業
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YouTubeで動画投稿を始めてみたけれど、思うように稼げないという人も少なくないのではないでしょうか?

当ブログではこれまでに、副業で稼ぐ手段の1つとしてYouTuberを紹介してきました。YouTuberが以前ほど稼げなくなったとしたら、副業としてのおすすめ度は下がってしまいます。稼ぐのが難しくなってきた中でも、それなりに稼いでいるYouTuberが存在するのは事実です。

そこで今回はYouTuberが稼げなくなった理由について解説するとともに、稼げない状態から脱する6つの解決策を考えてみました。時代の変化に合わせてYouTubeも変わってきていますので、考え方を変えればまだまだ稼ぐチャンスはあります。

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YouTuberはもう稼げない?

お金が逃げていく

旧TwitterのXをで検索してみると、「YouTuberは稼げない」「稼げなくなった」という悲観的な投稿で満ちあふれています。億単位の高収入を稼ぐ人が続出し、「小学生がなりたい職業ランキング」の上位だったYouTuberに何が起きているのでしょうか?

「中学生のなりたい職業」ではYouTuberがまだ上位に入っていますが、「高校生のなりたい職業」ではYouTuberが下位に転落しています。年齢が上がるほど夢から覚め、現実を直視するようになるのは当然です。

もちろんトップクラスのYouTuberは依然として高収入を稼いではいますが、全体から見ればほんの一部に過ぎません。大多数のYouTuberは月の収入が10万円未満で、5万円未満が4分の3を占めるというデータもあります。

「チャンネル登録者数が1,000人以上」などの条件を満たし、YouTubeパートナープログラムへの加入が許されている人を対象とした調査結果です。パートナープログラムに未加入の人まで含めると、稼いでいるYouTuberの割合はもっと少なくなります。

YouTuberも芸能人などと同じように、稼いでいる人とそうでない人との格差が広がってきている状況です。「YouTuberはもう稼げない」というのは言い過ぎですが、以前より稼ぎにくくなっているのは間違いありません。

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YouTuberが稼げなくなった理由

レッドオーシャンの上に立つ男性のミニチュア

多くの若者や子どもたちに夢を与えてきたYouTuberがこうも稼げなくなったのには、何か理由があるはずです。稼げない原因がわかっていれば、対策のしようもあります。

YouTuberが稼げないと言われる主な理由は以下の通りです。

  1. YouTuberが増えすぎた
  2. YouTubeそのものの広告収入が減少
  3. 収益化のハードルが高くなった
  4. 1再生あたりの収益が低い
  5. 収益化に時間がかかる

このうち(1)から(3)までは、「以前より稼げなくなった」原因です。(4)と(5)については、今に始まったことではありません。それぞれの理由について詳しく解説します。

YouTuberが増えすぎて競争が激化

YouTuberが稼げなくなった最大の原因は、ズバリ「競争の激化」にあります。YouTubeはあまりにも有名になりすぎて、動画を投稿する配信者の数が飽和状態です。視聴者の数も増えてはいますが、さらに上回るペースでYouTuberが増え続けています。

限られた視聴時間をライバル同士が奪い合う状況に陥っては、投稿した動画が埋もれてしまうことになりかねません。トップクラスの人気YouTuberは依然として高水準の再生回数を誇りますが、弱小YouTuberは互いのパイを食い合っている状況です。

歌やダンスを披露する動画はもちろん、「やってみた」系の動画や迷惑系の動画で再生回数を大きく稼げる時代は過ぎ去りました。ゲーム実況やニュース解説・料理動画などの人気ジャンルでも競争が激化し、これから参入して再生回数を稼ぐのは至難の業です。

YouTubeパートナープログラムで稼げる広告収入は、再生回数に応じて金額が増える仕組みとなっています。チャンネル登録者数や動画の再生回数が伸びないことには、広告収入も増えていきません。増え続けるライバル同士で限られた収益を分け合う状態ですので、YouTuberが以前より稼げなくなったのは当然とも言えます。

YouTubeそのものの広告収入が減少

年収1千万円以上を誇る人気YouTuberの間でも、最近は広告収入が激減したという嘆きの声が聞かれるよになってきました。チャンネル登録者数が桁違いに多いYouTuberですら稼げなくなった背景には、競争の激化以外にも何か理由があるはずです。

2020年から2022年にかけて世界を揺るがしたコロナ禍にあっては、YouTubeそのものの広告収入が減少してしまいました。ステイホーム需要で動画を視聴する人は増えましたが、広告の出稿数が落ち込んだからです。エンタメ業界や外食産業・観光業界などがコロナで大きな打撃を受けた結果、広告主の企業そのものが減ってしまいました。

YouTuberが主な収益源としている広告収入の原資は、広告主の企業が提供する宣伝広告費です。コロナ禍が一段落した現在も、YouTube全体の広告収入は以前の水準に戻っていないと見られます。

YouTubeは2017年前後が最盛期で、ここ数年は成長が落ち着いている状況です。この間には若い世代を中心に、TikTokなどの短尺動画が人気を集めるようになりました。

YouTubeでもショート動画に対応して対策を打ち出してはいますが、視聴者の流出には歯止めがかかっていません。企業が出稿する広告費も、TikTokにかなりの部分が移行しています。以上のように複合的な要因が関わり合った結果、人気YouTuberでも広告収入が激減してしまったわけです。

収益化のハードルが高くなった

YouTubeは2016年から2017年にかけての頃に大きく成長し、高収入を稼ぐYouTuberが世界で続出しました。この時期までに参入していた人は、いわゆる先行者利益を稼いでいたことになります。

2018年になるとYouTubeの規約が改正され、パートナープログラムへの参加要件が厳しくなりました。YouTubeで広告収入を稼ぐには、資格要件を満たした上でパートナープログラムに参加する必要があります。現時点でのYouTubeパートナープログラム資格要件は以下の通りです。

  • チャンネル登録者数が1,000人以上
  • 有効な公開動画の総再生時間が直近の12 か月間で4,000時間以上、
  • または有効な公開ショート動画の視聴回数が直近の90日間で1,000万回以上

(出典:YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格 – Android – YouTube ヘルプ

規約改正の以前であれば、チャンネル登録者数が少ないYouTuberでもパートナープログラムに参加することは可能でした。初心者でも面白い動画を投稿すれば、比較的短期間でも広告収入を稼げる状況だったわけです。

資格要件が厳格化されたことで、YouTuberが稼ぐためのハードルは以前より高くなってしまいました。普通にやっていては、チャンネルに登録してくれる人を1,000人以上集めるのに時間がかかります。最初のうちは無収入でも動画を投稿し続ける必要があるために、「YouTuberは稼げなくなった」と言われているわけです。

1再生あたりの収益が低い

YouTubeの動画で稼げる広告収入の金額は、動画の再生回数にある程度比例します。動画のジャンルや広告の利用状況によっても金額は変わってきますが、1再生あたりの単価は0.05円から多くても0.7円程度です。仮に1再生あたり0.5円とすると、月に10万円を稼ぐには20万回の再生回数が必要な計算となります。

1つの動画で何百万回何千万回という再生回数が稼げるのは、よほど当たった場合の話です。初心者だと1つの動画の再生回数は100回以下が当たり前だけに、20万回に達するには気が遠くなるほどの時間がかかります。

1再生あたりの単価が0.05円しかない場合には、同じ20万回再生でも1万円しか稼げません。YouTubeパートナープログラムの資格要件が厳しくなる以前から、YouTubeで広告収入を稼ぐのは簡単でなかったということです。

YouTubeで広告収入を増やすには再生回数を稼ぐ必要があったために、過激な行動に出る人が世界で続出しました。広告収入を目当てにして、危険な行動や迷惑行為に走る人が増えるという弊害も発生しています。

収益化に時間がかかる

パートナープログラムの資格要件を満たすにしても、動画の再生回数を増やすにしても、普通にやっていてはかなりの時間がかかります。才覚のあるひとは短期間でも収益化を実現させていますが、大体数のYouTuberは無収入の期間に耐えなければなりません。

面白い動画やためになる動画を無償で提供し続けているうちには、チャンネル登録者や動画の総再生回数も増えてきます。パートナープログラムの資格要件を満たすようになり、広告収入を稼げる身分に昇格するという仕組みです。

パートナープログラムに参加しても必ず稼げるとは限りませんが、資格要件を満たさないことには広告収入を稼ぐ道も開けてきません。入口に立つまでに半年から1年以上かかるのが普通です。

収益化に時間がかかるという点では、同じように広告収入で稼ぐブロガーも変わりありません。どちらも稼げない時期を我慢できるかどうかが、長続きさせるためのポイントとなってきます。

YouTuberが稼ぐための解決策6選

収益化のイメージ

以上で理由を列挙したように、YouTuberを取り巻く環境は年々厳しくなってきています。以前はちょっとしたコツさえつかめば、誰にでも稼ぐチャンスが与えられていました。競争が激化した現在は、YouTubeにこれから新規参入して稼ぐのは至難の業です。

稼ぐための難易度は高くなりますが、方法がないわけではありません。工夫しだいでは、「稼げないYouTuber」の状態から脱することも十分に可能です。

記事の後半では、YouTuberが稼ぐための解決策を6つにまとめてみました。以下のような6種類の方法です。

  • 価値ある動画を投稿
  • 稼げなくても地道に動画を投稿し続ける
  • 投げ銭機能で稼ぐ
  • サブスクで稼ぐ
  • PR案件やグッズ販売で稼ぐ
  • YouTubeを集客手段に活用する

それぞれの解決策について詳しく解説します。

価値ある動画を投稿

以前のYouTubeなら、面白い動画を投稿すれば割合と簡単に広告収入を稼げるというイメージもありました。YouTubeで暇つぶしをする人が多かった牧歌的な時代の話です。暇つぶしの対象がTikTokなどにも広がった現在では、面白いだけの動画で再生回数を大きく稼ぐのは困難になりつつあります。

広告収入で稼ぐのが難しくなったのは、見て楽しむだけの動画を投稿する場合の話です。専門性の高いYouTubeチャンネルは安定して視聴されているため、収益もそれほど落ち込んではいません。料理動画でもノウハウ動画でも、ためになる動画を投稿し続けていれば収益化の道も開けてきます。

競争が激化しているのは情報系の動画ジャンルも例外でありませんが、本当に価値がある情報を発信していれば、誰かが見つけてくれるはずです。価値ある動画を投稿するのは簡単でないからこそ、やれる人はそれなりの対価を得て当然と言えます。

動画で人を楽しませるだけの圧倒的な才能があれば別ですが、プロも続々と参入してきている中では素人に不利な状況です。特別な才能を持たない人がYouTubeで広告収入を稼ぐには、「役に立つ情報」を動画にするのが一番の近道と言えます。

稼げなくても地道に動画を投稿し続ける

価値ある動画を投稿し続けても、稼げるようになるまで時間がかかるのが当たり前です。パートナープログラム参加の資格要件を満たさないことには、広告収入で稼げるようにはなりません。なかなか稼げないからと言って、短期間でやめてしまうのはもったいない話です。

今をときめく人気YouTuberの中にも、最初のうちは全然稼げなかったという人は少なくありません。稼げなくても地道に投稿を続けた結果、チャンネル登録者が増えて稼げるようになった人たちです。

やり方を間違ってはいつまで経っても稼げませんが、正しいやり方でも収益化に普通は半年から1年ほどかかります。この間は無収入でも価値あるコンテンツを投稿していれば、収益化の道が開けてくるはずです。稼げるようになるまで辛抱が必要な点では、ブログで稼ぐのと共通する部分があります。

投げ銭機能で稼ぐ

YouTuberが以前と比べて稼ぎにくくなったのは、広告収入で稼ごうとする場合の話です。今はYouTubeチャンネルを収益化するのに、複数の手段が用意されています。スーパーチャットやチャンネルメンバーシップもその1つです。

投げ銭機能のスーパーチャットは、「スパチャ」の略称で親しまれています。YouTube Liveのライブ配信や動画のプレミア公開で、視聴者が自身のメッセージを目立たせるための有料機能です。

スーパーチャットで得られる投げ銭収入は、動画の再生回数に依存することがありません。再生回数が伸びずに広告収入をなかなか稼げないYouTuberでも、一部の視聴者から支持が得られれば稼げる可能性も十分にあるわけです。

スーパーチャットで稼ぐにはYouTubeパートナープログラムに参加した上で、以下の条件を満たしていることが必要です。

18 歳以上である
対象の視聴者ファンディング機能が利用できる国や地域に居住している
チャンネル所有者の居住地が提供地域に含まれている。
チャンネル所有者(MCN も含む)が YouTube の規約とポリシー(関連する課金型商品モジュールを含む)に同意し、それらを遵守している。
出典:YouTube の課金型製品に関する収益化ポリシー – YouTube ヘルプ
Super Chat と Super Stickers の利用資格、利用可能な地域、ポリシー – YouTube ヘルプ

広告収入で稼ごうとする場合と同様に、チャンネル登録者数は1,000人が必要です。誰でも投げ銭ですぐに稼げるというわけではありませんが、広告収入に頼らない稼ぎ方が可能な点は注目に値します。

上限金額はスーパーチャットより少ないですが、投稿済みの動画にも同様の投げ銭機能があります。200円・500円・1,000円・5,000円という4種類の投げ銭ができるSuper Thanks(スーパーサンクス)です。

スーパーサンクスにもスーパーチャットと同じように、利用するためにはいろいろと条件があります。YouTubeパートナープログラムへの参加は、スーパーチャットと共通する資格要件です。条件を満たしていればスーパーサンクスを使って、過去に投稿した動画でも投げ銭が受けられるようになります。

サブスクで稼ぐ

投げ銭以上に稼ぐ難易度は高くなりますが、YouTubeにはチャンネルメンバーシップと呼ばれるサブスク機能も用意されています。視聴者が月額料金を払ってチャンネルメンバーになれば、さまざまな特典が利用できるようになる仕組みです。メンバー限定の動画を配信したり、メンバー限定のコミュニティに参加できるようにしたりすることで、安定した収益化の道も開けてきます。

収益が安定しないという点は、YouTuberにとって1つの泣き所でもありました。月額料金を払ってくれるほど熱心なファンを育てる必要はありますが、サブスク方式なら収益が安定しない弱点をカバーできます。

チャンネルメンバーシップで稼ぐには、スーパーチャットと同様の利用資格要件を満たすことが必要です。ほかにチャンネルメンバーシップ特有の資格要件もありますので、チャンネル メンバーシップの利用資格、ポリシー、ガイドラインで条件を確認しておくといいでしょう。

PR案件やグッズ販売で稼ぐ

YouTuberが広告収入で思うように稼げない場合には、PR案件やグッズ販売で稼ぐという手もあります。YouTubeに投稿した動画を通じて商品を販売し、広告収入や投げ銭とは別の経路で収益を得る稼ぎ方です。

企業と提携して商品をPRする稼ぎ方は、インスタグラムやTikTokでも通用しています。YouTubeも市場規模では引けを取らないだけに、企業の間でもPRの機会として注目されている状況です。

オファーのあった企業の商品をYouTubeチャンネルの動画で紹介すれば、自身の影響力に応じた報酬を受け取れるようになります。チャンネル登録者数や動画の再生回数が多いYouTuberほど、PR案件でも報酬が高額になりやすいです。

YouTubeでの影響力がそれほど大きくないうちは、こうしたPR案件をなかなか獲得できないかもしれません。YouTubeの動画を通じて商品を販売する手段は、

  • 企業の商品を販売する
  • 自分の商品を販売する

の二択です。

PR案件を獲得できるほどの影響力を持たないYouTuberでも、自分の商品を用意すれば稼ぐ道も開けてきます。YouTubeには決済機能が備わっていませんので、Shopify(ショッピファイ)やSUZURI(スズリ)など提携するECプラットフォームの利用が前提です。

YouTubeショッピングにもスーパーチャットやチャンネルメンバーシップと同様に、「YouTubeパートナープログラム参加」などの資格要件があります。誰でもYouTubeで自分の商品を販売できるというわけではありませんが、ほかの手段で思うように稼げない場合の突破口にはなり得るはずです。

オリジナルグッズを1点から製作できるサービスもいろいろとありますので、グッズ販売で稼ぐ方法も検討してみるといいでしょう。

オリジナルグッズ簡単に作れて販売【ME-Q】

YouTubeを集客手段に活用する

YouTuberが稼ぐための解決策として最後に紹介するのは、YouTubeの動画を集客手段として活用するやり方です。

最近は多くの企業がYouTubeチャンネルを開設し、集客の手段に活用するようになりました。店舗や自社サイト・自社サービスの認知度を高める目的で、YouTubeに動画を投稿する手法です。

個人で活動するYouTuberでも、同じ手法が使えないことはありません。有料コンテンツの販売を最終的な収益ポイントに設定し、YouTubeの動画を入口するのが典型的なやり方です。YouTubeを集客手段にすることで、ネット検索しない層を取り込めるようになってきます。

YouTubeに投稿した動画そのもので稼げなくても、誘導した先で販売につながれば収益化も可能です。上級者向けの稼ぎ方ではありますが、集客手段の1つと見なせば、稼げなくなったと言われるYouTubeもまだまだ捨てたものではありません。

YouTubeの月間視聴者数は、日本国内だけで7千万人以上にも達します。依然として巨大な影響力を保持していますので、収益化の可能性は無限大です。

まとめ

ガッツポーズをするYouTuber

競争の激化や広告収入の減少が災いして、YouTuberが以前より稼ぎにくくなっているのも事実です。気軽に投稿できるような種類の動画で大きく稼ぐのは難しいですが、ためになる動画や専門性の高い内容の動画は支持されています。

バブル期のような稼ぎ方が可能だった時代は過ぎ去り、YouTubeも成熟期に入ってきている状況です。エンタメとしての動画を制作する技術の部分では、続々と参入しているプロにかないません。ウケ狙いの動画を投稿していた素人は淘汰され、本当に役立つ動画の投稿者だけが生き残っていくものと予想されます。

記事の後半で紹介したように、困難な時代でもYouTuberが稼ぐ手段はまだまだ残されています。今までのやり方で稼げない場合には、ほかの方法を試してみるといいでしょう。

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