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コアアップデートで被弾!PVを戻した「たった1つの対策」とは?

コアアップデートで被弾!PVを戻した「たった1つの対策」とは? 仕事術
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検索エンジンのGoogleでコアアップデートが実施されると、検索順位の大きな変動が避けられません。2023年10月に実施されたコアアップデートで検索順位が大きく下げられ、PVが激減したブログが続出しています。
当ブログも2年前のコアアップデートで被弾し、PVが4割ほどもダウンしました。被弾後に1つの対策を実行したことで、半年後にはPVを元に戻した経緯があります。

PVが激減すると順位が落ちた記事をリライトしたくなりますが、むしろ新規記事を増やした方がブログ全体のPVを増やすのに効果的です。ただし、新規記事であれば何でもいいというわけではありません。

そこで今回は当ブログがコアアップデートを乗り越えた経験に基づいて、PVを増やした方法を公開します。記事の後半で紹介する5つの対策を実施すれば、コアアップデート前よりPVを増やすことさえ可能です。同じように被弾して悲嘆に暮れている個人ブロガーも、この記事を読めば希望が持てるようになります。

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GoogleコアアップデートでPVが激減!

PVがダウン

2023年の10月6日から20日にかけて、Googleのコアアップデートが実施されました。検索最大手のGoogleでは、年に数回のペースで検索アルゴリズムの大規模な更新を実施しています。前回のコアアップデートは8月23日でしたので、異例の短いスパンで実行されたことになります。

10月のコアアップデートは影響が大きかったと見えて、PVが激減したという嘆きの声が特に個人ブログで続出しました。当ブログでも10月の月間PV数は9月と比較して、およそ20%ほど落ち込んでいます。

8月のコアアップデートのときはむしろプラスに作用し、PVは7月より10%ほど増えました。9月も月間PVの記録を更新するほど好調でしたが、良い状況は長続きしません。

10月はまさしくコアアップデートが開始された6日を境にPVが伸びなくなり、1年前の水準に逆戻りしてしまいました。サーチコンソールで見た検索パフォーマンスの数字も軒並み落ち込んでいて、検索上位に入っていたキーワードで順位が下落している例が目立ちます。PVの減少と歩調を合わせるようにして、ブログの広告収入も落ち込んでいる状況です。

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2年前のコアアップデートと似た状況に…

当ブログがコアアップデートで被弾したのは、これが初めてではありません。2年前の2021年6月から7月にかけて実施されたコアアップデートでも、月間PVが40%ほどもダウンするという甚大な影響を被っています。当時はブログを始めてまだ2年目だっただけに、目の前が真っ暗になるほど精神的にも落ち込みました。

今回のコアアップデートは2年前に次ぐ規模で影響を受けてしまいましたが、前回ほどショックを受けているわけではありません。前回の被弾を乗り越えた経験があるだけに、状況を落ち着いて受け止めるだけの心の余裕は残しているつもりです。

2021年6月7月のときと同様に、今回のコアアップデートも個人ブログを中心に影響が広がっているものと見られます。公式サイトや大手Webメディアの検索順位が上昇した一方で、ドメインの弱い個人ブログの順位が大幅に下落している様子です。

2020年5月に実施されたコアアップデートも、順位の変動状況は似たような傾向だったと言われています。当時は当ブログが開設したばかりでPVそのものが少なかったため、コアアップデートの影響は微々たるものでした。1年経った2021年にはPVがある程度増えてきた矢先だっただけに、被弾の影響をもろに受けてしまったわけです。

今回(2023年10月)も似た状況ではありますが、被弾の影響は2年前ほど大きくありませんでした。2年間に実施した対策が功を奏して、少しは打たれ強い体質になってきているものと受け止めています。

コアアップデート対策と言っても、それほど大がかりな作業をやったわけではありません。この間継続的に実施してきた取り組みに関しては、たった1つの作業をしただけです。同じ方法で必ず成功できるとは限りませんが、PVを元に戻した実例として紹介しておきます。

PVを戻した「たった1つの対策」

WordPressで新規記事を投稿

2021年6月から7月にかけてのGoogleコアアップデート直前まで、当ブログのPVは右肩上がりの状況にありました。ブログ開設から1年が経って記事数も増え、検索上位にも少しずつ食い込むようになっていた頃です。1年前がまだ微々たる数字だったせいもあって、月間PV数は前年対比で約80倍という伸び率でした。

それが6月には突如として伸びなくなり、PVが前月比で横ばいとなります。7月に実施されたコアアップデートの第2弾では影響がもろに出て、月間PV数が6月の約60%にまで大きく落ち込んでしまいました。数少ない検索上位のキーワードで順位が下がり、PVを稼いでいた記事で稼げなくなったわけです。

8月も低空飛行が続きましたが、9月頃から改善の兆しが見え始めます。PVを徐々に戻していった末、コアアップデート被弾から半年後の2022年1月には被弾前を上回る水準にまで回復しました。

被弾から1年経った2022年6月の月間PV数は、被弾前の1.4倍に達する水準です。この間に月ごとのアップダウンはありましたが、1年間に実施した対策は間違ってはいなかったと思っています。

コアアップデートで激減したPVを元に戻したその対策は、「新規記事の投稿を増やす」というシンプルな取り組みです。被弾当初は順位の落ちた記事の全面リライトも試みましたが、PV回復にはたいして効果がありませんでした。この1年間で継続的に取り組んできたのは、「月に10記事を新規投稿する」という目標です。

1年目のように毎日投稿していたのでは、検索上位に入るほどの記事はなかなか書けません。2年目に入ってからは1記事に時間を費やすようになりましたが、月に3~4本程度の投稿ペースではブログ全体のPVはなかなか上がっていきませんでした。

同じクオリティの記事を月に10本ペースで投稿することで、その中から2~3本は検索上位に入る記事が出てきます。ブログ全体のPVを効果的に増やすには、月10記事の投稿ペースでちょうどいいことがわかってきました。

リライトの効果は限定的?

コアアップデートで被弾した場合、キーワードの順位が落ちた記事をリライトして対処しようとする人も多いかと思います。当ブログでも被弾直後にいくつかの記事で全面リライトを試みましたが、期待したほどにはPV改善の効果は得られませんでした。PVが増えたとしてもごくわずかで、被弾以前の水準には戻っていません。

今回(2023年10月)のコアアップデートもそうですが、順位を大きく下げられたのは個人ブログが中心です。ドメインの強い企業の公式サイトや、外部ライターを雇って記事を書かせている大手Webメディアなどは、プラスの方向に作用したものと推察されます。「E-E-A-T」と呼ばれる検索品質評価の基準においても、公式サイトや大手メディアは高く評価されているからです。

2021年6月~7月のコアアップデートでは、公式サイトや辞書型のサイトで順位が上昇する傾向が見られました。2023年10月の例でも公式サイトで順位が上昇していますので、今まで以上に「E-E-A-T」が重視されるようになっているものと見られます。

検索順位決定のアルゴリズムが変更されてしまっては、個々の記事をリライトした程度で順位を元に戻すのは困難です。記事数が多くなると、全面的なリライト作業には多大な労力が伴います。同じ労力を費やすなら、新規記事を増やす方に投入するのが得策です。

ただし、新規記事であれば何でもいいというというわけではありません。「E-E-A-T」が重視されるようになった中でも、個人ブログの記事で検索上位が取れる可能性のあるキーワードを選ぶ必要があります。その上でキーワードの検索状況を徹底的にリサーチし、ユーザーの検索意図に沿った良質な記事を作成するのが基本です。

当ブログでも1年間そのやり方で新規記事を増やしてきた結果、被弾前を上回る水準までPV数を回復しました。余力がある日はリライト作業にも時間を費やし、過去記事の順位を少しでも回復しようと努めています。

個人ブログのコアアップデート対策5選

検索のイメージ

以上のような対策でコアアップデートを乗り越えてきたにも関わらず、2023年10月の再被弾でまたしてもPVダウンに直面しています。このところ投稿ペースが再び落ちていたのも一因と見られますが、今回のコアアップデートは他の個人ブログでも影響が大きい様子です。公式サイトや企業ホームページなど、ドメインパワーの強いサイトが上位表示されやすいように変わってきています。

個人ブログにとっては受難の時代を迎えつつありますが、対処方法がないわけではありません。記事の後半では、当ブログでこれから実施しようと考えている対策を紹介します。以下のような5つの対処方法です。

  1. 体験や独自情報を記事にする
  2. 順位が落ちていないキーワードの関連記事を横展開
  3. 信頼できる情報ソースを参照して出典を明記
  4. ブログ以外のメディアでも情報発信
  5. 検索エンジン以外の流入経路を増やす

同じ状況下にある個人ブログでも参考になると思いますので、1つ1つ詳しく解説していきます。

体験や独自情報を記事にする

Googleの検索品質評価ガイドラインにおいては、「E-A-T」と呼ばれる指標が重視されてきました。E=専門性(Expertise)、A=権威性(Authoritativeness)、T=信頼性(Trustworthiness)です。2022年12月にはE-A-TにE=経験(Experience)が加わり、「E-E-A-T」が新たな評価基準として示されるようになってきています。

実際に最近の検索結果を見てみると、記事執筆者の実体験を書いた記事が上位表示される例が目立つようになりました。検索ユーザーにとっても、実際に経験した人の声は大いに参考になるはずです。

ネットで検索して調べた情報を記事にまとめても、出来上がった記事は二次情報に過ぎません。実体験を書いた記事はインタビューや取材に基づいて書かれた記事と同様に、オリジナリティの高い一次情報に属します。検索結果にバラエティを持たせる意味でも、体験談などの一次情報が重視されるようになったわけです。

競争の激しいキーワードでドメインの強い企業サイトに対抗するのに、個人ならではの「体験」を利用しない手はありません。体験談でなくても「広く知られていない裏話」のような独自情報があれば、検索エンジンに選んでもらえる可能性は十分にあります。Googleの検索評価基準で新たに加わった「E=経験」の部分が強化されるからです。

誰でも何か1つや2つは、他の人にない経験や業界の裏話を持っているはずです。PVを増やすために新規記事を書く場合には、こうした体験談や独自情報をネタにしてみるといいでしょう。

順位が落ちていないキーワードの関連記事を横展開

コアアップデートで被弾してPVが落ちたということは、それまではいくつかのキーワードで検索上位に入っていたことを意味します。ブログを開設したばかりで検索上位に入るキーワードがない状態では、コアアップデートも他人事でしかありません。

当ブログの例で見ると、2021年6月~7月と2023年10月の両方とも、順位が落ちたキーワードと落ちなかったキーワードがありました。順位を落とされたキーワードでPVを取り戻すのは至難の業ですが、落ちていないキーワードならまだまだ見込みがあるはずです。

順位がそれほど落ちていないキーワードで実際に検索してみると、ドメインの強い企業サイトが少なかったりします。つまり検索結果で逆転される相手がいなかったために、コアアップデートを経ても順位があまり落ちなかったわけです。

当ブログで得意とする分野に関しては、競合が激しいキーワードでも順位がそれほど大きくは落ちていません。自分の得意なジャンルや競合の弱いキーワードであれば、コアアップデート後も検索上位を取れる可能性が十分にあります。

新規記事を増やすことでブログ全体のPV回復を目指すなら、PVがそれほど落ちていない記事の関連記事を横展開するのも1つの手です。当ブログでも栽培関連や養殖関連の記事を横展開したことで、PV数を効果的に増やせるようになりました。

あまり得意でないジャンルの記事を新たに執筆するよりは、得意分野の記事を書いた方がPVを増やしやすいです。すでに検索エンジンの評価を得ているキーワードに関連したテーマを取り上げれば、新規記事でも検索上位を獲得しやすいことがわかっています。「E-E-A-T」の評価基準で言うと、E=専門性の強化につながるからです。

関連記事を横展開する取り組みを通じて、ドメインパワーも少しずつ強化されていきます。同じ個人ブログでもドメインパワーが強いサイトは、コアアップデート後の順位がそれほど落ちていません。

信頼できる情報ソースを参照して出典を明記

PV数の回復には新規記事を増やすのが効果的と書きましたが、どのような内容の記事でもいいというわけではありません。E=経験やE=専門性に加え、T=信頼性も問われてきます(A=権威性については後述します)。

体験に基づいた一次情報を記事にするのが理想はありますが、体験に限定していては記事のネタが尽きるのも時間の問題です。PV回復のために記事数を増やすには、体験以外のネタでも記事を書いていく必要があります。体験以外のネタで記事を書く場合に重視されるのが、情報として信頼できるかどうかという点です。

当ブログでは2021年6月~7月のコアアップデート被弾を経て、情報の信頼性にも気を使うようになりました。統計的データや法律に関する事柄を取り上げる際には、可能な限り情報ソースを記載するように心がけています。

記事内で引用しているのは政府系のサイトや企業の公式サイトなど、信頼度が高いと判断したサイトの情報が中心です。外部サイトの文章を引用する場合は本文と明確に区別できるように引用符で囲み、出典を明記するのは言うまでもありません。

競合が激しいジャンルで体験以外のネタを取り上げても検索上位に入っているのは、そこまで対策を徹底させた場合の話です。政府系サイトの公式データを引用して「権威を借りる」作戦も、ドメインの弱い個人ブログが生き残る戦略の1つに数えられます。

ブログ以外のメディアでも情報発信

「E-E-A-T」の評価基準で最後に残った「A=権威性」に関しては、個人ブログの泣き所とも言える弱点です。今回のコアアップデートでも権威性がより重視されるようになったと見えて、公式サイトや大手企業のサイトが検索上位を占める例は増えてきています。

E=経験がそれほど重視されない種類のキーワードで、権威性が弱い個人ブログが検索上位に食い込むのは至難の業です。競合の激しいキーワードで個人ブログでも検索上位に入っているのは、すでにある程度の知名度を持つブロガーに限られます。

そういう有名ブロガーの多くはYouTubeやX(旧Twitter)など、ブログ以外のメディアでも情報発信しているものです。ポッドキャストの音声配信やnoteKindle電子書籍などを併用して、知名度アップに腐心しているブロガーも少なくありません。Googleで名前を検索した場合に、自身が運営するブログ以外でも情報が見つかるような人たちです。

ブログとその他のメディアで得意分野に関する情報を発信していれば、その分野における専門家としての「A=権威性」が高まります。効果が出るようになるまで時間がかかる手法ではありますが、長期的な視点では有効なコアアップデート対策の1つです。

検索エンジン以外の流入経路を増やす

当ブログがコアアップデートの影響でPVが激減してしまったのは、検索エンジンからの流入に頼っていたのも一因でした。ブログでPVを集めるには、検索エンジン以外にも以下のような流入経路が考えられます。

権威性の強化とも関わってきますが、ブログ以外のメディアでも情報発信していれば、コアアップデートの影響も小さくできるはずです。コアアップデートで検索順位が下がっても、別の流入経路でカバーできるようになります。

有益な情報を発信しているブログを定期的に更新していれば、固定読者もついてくるはずです。コアアップデートに強いブログは複数の流入経路を持っている上に、ブログにダイレクトで訪問してくれる人も多いという特徴があります。

検索結果で上位表示されればPVの大幅アップも可能ですが、検索エンジン経由の流入は水物です。コアアップデートによる順位の大きな変動があった場合、PVの大幅ダウンも避けられません。SNSやYouTubeなどで新規の読者を受け入れつつ、多くの読者にブックマークされるようなブログが理想の姿です。

まとめ

パソコンのキーボードと「UPDATE」の文字

当ブログがGoogleコアアップデートで被弾した経緯を述べるとともに、激減したPVを元に戻した対策について解説してきました。当初はPVが激減した記事のリライトも試みましたが、新規記事を増やすのが最も効果的という結論に達しています。

新規記事であれば何でもいいというわけではありません。狙うキーワードについて事前にしっかりとリサーチして、個人ブログでも勝機があると見たテーマを取り上げる必要があります。その上で自分の体験を盛り込んだり、信頼できるサイトの情報を参照したりして、「E-E-A-T」を強化するのが基本の対策です。

コアアップデートを経ても順位がそれほど落ちていないキーワードがあれば、関連記事を横展開することでPVを効果的に増やしやすくなります。長期的な視点ではブログ以外の流入経路を増やし、他のメディアでも情報発信して権威性を強化する対策も欠かせません。必ずしも即効性がある対策ばかりではありませんが、地道に取り組んでいれば報われる日も来るはずです。

今後も年に数回ペースでの実施が想定されるコアアップデートに備え、総合的な対策で「E-E-A-T」を強化しておく必要があります。度重なるコアアップデートを経て何年も生き残っている個人ブログの運営者は、自分なりの対策でドメインを鍛えてきた人たちです。筆者もその一員になれるように、日々精進していきたいと考えています。

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