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ブログで不労所得を稼ぐには?レンタル副業や投資との違いを解説

ブログで不労所得を稼ぐには?レンタル副業や投資との違いを解説 仕事術
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「ブログに広告を掲載すれば、広告が利用されるごとに収益が発生して不労所得が稼げるようになる」

副業やネットビジネスについて解説した記事では、このように紹介されている例をよく見かけます。

不労所得と言えば不動産投資や駐車場経営など、資産や元手が必要なビジネスを想像しがちです。ブログは初期費用0円でも始められるだけに、それで不労所得が稼げるならやらない手はありません。

実際にはブログを始めても、すぐには稼げないのが普通です。記事の投稿を地道に続けていれば、数ヶ月から1年ほどで収益が発生するようになります。一度稼げるようになれば、少しぐらい更新が滞っても収益がすぐゼロになるわけではありません。

そういう意味では「ブログで不労所得が稼げる」は半分正解ですが、収益を維持するには定期的な更新も必要です。次から次へと記事を書き続けるのは結構大変なだけに、その収益も本当の意味での不労所得と言えるかどうかは微妙なところです。

記事執筆やリライトなどの面倒な作業を外注すれば、本当の意味での不労所得化が実現できます。企業はもちろん個人ブロガーの中にも、記事作成を外注に出して省力化している人は少なくありません。

今回はそういう人たちが実践している手法を紹介するとともに、投資やレンタル副業との違いについても考察してみました。これから紹介する方法を実践すれば、ブログが本当の意味での不労所得ビジネスになります。

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ブログで不労所得を稼いだ話

「不労所得」と書かれた封筒に入った1万円札

今回の記事を思いついたのは、身内で不幸があって筆者が葬儀の喪主を務める羽目になり、ブログの更新が2週間ほど滞ったのがきっかけです。当ブログを開設して以来、新規記事の投稿がこれほど長く停滞したのは初めてだっただけに、収益への悪影響も懸念していました。

実際にはこの間も広告収入が毎日発生し続け、PV数とアドセンス収益額は落ちるどころか、かえって好調を維持していたほどです。この2週間は葬儀や弔問客への対応、さまざまな手続きに追われ、ブログに関する作業はほとんどやっていません。それにも関わらず収益が変わらなかったのですから、この間に稼いで収入は文字通りの不労所得ということになります。

ブログ更新が滞っても収益を維持できたのは、停滞が比較的短期間だからこその話です。もっと長期にわたって更新が滞れば、収益減少は避けられなかったでしょう。

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ブログで不労所得を稼ぐのが困難な理由

寝ていて不労所得を稼ぐイメージ

ブログのようなストック型のビジネスは労働集約型の仕事と違って、労働の対価として給料や報酬が支払われるわけではありません。過去に書いた記事でも掲載した広告が利用されれば、自販機ビジネスのように収益を勝手に生み出してくれます。

そうした意味で「ブログで不労所得が稼げる」というのは半分正解ですが、ブログを長期間更新せずに完全放置していると、収益がだんだん減っていくのが普通です。更新されなくなったブログは検索エンジンの評価が下がり、それにつれて検索順位も低下していきます。順位が下がるとPV数も減ってしまい、広告が利用される確率も低くなるというわけです。

検索エンジンの評価を維持するには、新規記事の定期的な投稿と過去記事のメンテナンスが欠かせません。どちらの作業にも結構な手間がかかるだけに、ブログを不労所得化するに当たっての大きな障害となっています。

クラウドソーシングを利用してこの部分の作業を外注に出せば、ブログの不労所得化も可能です。記事執筆を外注するには費用も当然かかってきますが、外部ライターに支払った報酬を上回る収益を稼げば費用を回収できます。稼いでいるブロガーの多くは面倒な記事執筆を外注し、自身はキーワード選定やメンテナンスなどの運営業務に専念しています。

ブログ記事外注におすすめのサイト

クラウドソーシングの各サイトには、「記事作成」「ライティング」といった仕事のカテゴリが用意されています。ライティングの案件に特化したサイトはもちろん、総合型のクラウドソーシングサイトでも「記事作成」は最も案件数が多いカテゴリです。

プロのライターからアマチュアライターの主婦まで、いろいろな人たちが毎日仕事を探しにクラウドソーシングのサイトを訪れます。企業のホームページに掲載する文章や資料作成の仕事も募集されていますが、特に多いのはブログ記事の執筆を外注に出している案件です。

以下の2大サイトは案件数が豊富で利用ユーザーが多く、上場企業が運営しているという点でも安心感があります。

クラウドワークス

登録会員数や掲載案件数の多さという点で、クラウドワークスは国内最大級の規模を誇るサイトです。クラウドソーシングの2大サイトのうちランサーズの登録会員数は約129万人ですが、クラウドワークスは約480万人に達します。

「ライティング・記事作成」のカテゴリは「事務・カンタン作業」に次いで案件数が多く、この記事を書いた時点では約3、000件の仕事募集が掲載されていました。全部が全部ブログ記事の執筆代行というわけではありませんが、記事を外注する手段にクラウドワークスを利用しているブロガーが多いのは確かです。依頼内容を公開してライターを募集する方法と、登録ライターの中から依頼したい人を探して直接依頼(スカウト)する方法があります。

クラウドワークスへの登録そのものは無料で、仕事を発注する際にも料金はかかりません。クラウドワーカーに支払われる報酬の中から、金額に応じて5%~20%のシステム利用手数料が引かれる仕組みです。クラウドワーカーにとっては手数料の分だけ報酬が減ることになりますが、仕事を発注するクライアント側は手数料を支払う必要がありません。

クラウドワークスでは報酬の支払いをめぐるトラブルを防止する目的で、報酬の仮払い制度が導入されています。タスク形式とコンペ形式では仕事を依頼した時点で、プロジェクト形式では契約が成立した時点で、運営側に報酬をいったん預ける仕組みです。何か問題が発生した場合でも、運営事務局が間に入ってくれるので安心です。

こうした仕組みを利用してブログ記事の執筆を外部ライターに依頼すれば、自分はブログ運営に関わる作業だけに専念できるようになります。最も手間がかかる記事執筆の部分を外注することで、ブログの運営を不労所得のレベルにまで近づけられるというわけです。



ランサーズ

クラウドワークスと並んで2大サイトの1つに数えられるランサーズは、サービス開始が2008年にさかのぼるクラウドソーシング業界きっての老舗サイトです。システム開発やWeb制作といったIT関連のカテゴリでは、クラウドワークスより案件数が多いという強みを持ちます。

ライティング・記事作成の案件数はクラウドワークスより少なめですが、仕事を発注する仕組みに大きな違いはありません。ランサーズでも「パッケージから選ぶ」と「見積もりを募集する」という2種類の依頼方法が用意されています。

ランサーズの「パッケージ」とは、ランサー(クラウドワークスのワーカーに相当)自身がスキルを商品として出品する仕組みです。まずはパッケージの中から仕事を依頼したい人を探し、見つからない場合に通常の方式で見積もりを募集してみるといいでしょう。

ランサーズもクラウドワークスと同様に、報酬の仮払い方式が導入されています。報酬を払ったのに仕事が納品されないというようなトラブルを防止できるため、顔が見えない相手に仕事を依頼する際にも安心です。ランサーズではランサー側の報酬から引かれる16.5%のシステム手数料とは別に、クライアント側からも契約金額の5.5%がシステム手数料として引かれます。


クラウドソーシング「ランサーズ」で仕事を依頼しませんか?

ブログを完全に不労所得化するのが困難な理由

ブログ更新のイメージ

ブログの運営で最も手間がかかる記事執筆の部分は、以上のような手法で外注化できます。これで限りなく不労所得に近づけるというわけですが、作業量をゼロにできるというわけではありません。記事投稿や過去記事のリライトを外部ライターに任せても、アクセス解析や広告管理などは自分でするのが一般的です。

そうしたメンテナンスを一切せずに完全放置したとしても、ブログの収益がすぐゼロになるというわけではありません。放置を始めてしばらくはこれまで通り収益が発生するため、実質的な不労所得を稼げる状態が続きます。

放置する期間が長引いてくると検索エンジンからの評価が徐々に下がり、収益が減っていくのが普通です。ブログの収益を維持するためにも、定期的なメンテナンスは欠かせません。

そうなるとある程度の作業が発生することになるため、収益が維持されても本当の意味での不労所得とは言えなくなってきます。そうした点でブログは投資と違うという意見もありますが、不労所得の典型と見なされる投資でも実は似たような状況です。

ブログと投資の違い

不動産投資を例に挙げると、マンションなりアパートなりの経営で収益を得るには、入居者の募集やクレーム対応など管理業務の必要も出てきます。オーナーの多くはそこまで手が回らないため、コストを投じて管理会社に管理業務を一任するのが一般的です。

この場合でも管理会社に任せっきりだと、思わぬ損失が発生する可能性もあります。業者とのやり取りを含めると、不動産投資を行う上でも作業を完全にゼロにできるわけではありません。

株投資やFX投資なども似たような事情があって、通常はある程度の管理業務が発生します。自動売買ツールを活用すれば不労所得に限りなく近づけますが、外部状況の変化に合わせたメンテナンスも欠かせません。

不動産投資を始めるには土地や建物などの資産を所有しているか、または物件を購入するだけの費用を用意する必要があります。株やFXなどで投資を行うにも、ある程度の元手が必要です。

ブログで外部ライターに報酬を支払った場合のコストは、不動産投資で管理会社に支払う管理費に相当します。ランニングコストが必要な点では共通しますが、物件の購入費用や資産が必要ないという点は不動産投資と大きく違うところです。

マンション

株やFXの投資についても同様で、完全放置していては挽回不能の巨額損失を招くリスクが出てきます。損切りの判断や相場管理などの作業は発生するため、収益を得ても完全な不労所得というわけにはいきません。

不動産投資や株・FX投資はブログと比較して、そうした管理に関わる作業量が少なく済むところがメリットです。だからこそ投資は「不労所得が稼げるビジネス」と言われているわけですが、ビジネスを始めるのに資産や現金などの元手が必要になってきます。

ブログなら月額数百円から1,000円程度のサーバー代と、年間1,000円前後のドメイン取得費用・更新料で運営が可能なビジネスです。金銭的なリスクが圧倒的に低いという点は、ブログが投資と違う一番のメリットだといえます。

レンタル副業との違い

投資と並んで不労所得を稼げるビジネスの1つに、駐車場経営や物品レンタルなどのレンタル副業も数えられます。自分が所有する資産を販売するのではなく、貸し出すことで収益を得るビジネスです。ビジネスモデルとしては不動産投資に似ていますが、レンタルできる対象は多岐にわたります。

  • 自宅敷地内などの空きスペース
  • 自宅で使っていない空き部屋
  • 自動車やバイク
  • ブランドバッグや腕時計
  • カメラや家電製品
  • 家具や衣類

それぞれレンタルサービスやマッチングサイトを展開している企業がありますので、サイトに登録することでレンタル副業が始められます。

一度登録してしまえば空きスペースや物品が収益を勝手に生み出してくれるようになりますが、物品レンタルで発送を自分で行う場合はその都度作業が発生します。物品をレンタルサービスの倉庫に預けて発送も代行してもらうスタイルなら、実質的な不労所得を稼ぐことも可能です。

カーシェアのイメージ

カーシェアの場合も利用者とのやり取りは発生しますが、収入を得るために作業を行うというほどではありません。駐車場シェアや物置シェアのように場所をレンタルするサービスなら、貸し出している間じゅう収益が発生し続けます。

このようにレンタル副業はブログと比べて作業量が圧倒的に少なく、それだけ不労所得に近い稼ぎ方です。その代わりによほどの資産を所有している人でない限り、大きく稼ぐのは難しいと言えます。

ブログは遊休資産を持たない人でも才覚しだいで何百万円、何千万円と稼ぐことも可能なビジネスです(年に億単位で稼いでいるブロガーもいます)。不労所得化するには記事外注などのコストもかかってきますが、その気になればレンタル副業並みに省力化できないことはありません。

ブログで不労所得を稼ぐ方法のまとめ

電卓の上で寝そべる豚と1万円札

ブログは記事執筆やメンテナンスに手間がかかるため、普通にやっていては完全な不労所得化は困難です。過去に書いた記事で広告収入が入るようになれば、しばらく放置していても収益が自動的に発生するようにはなります。

ブログを長期間更新しないでいると検索エンジンからの評価が下がり、読者も離れていってしまいます。完全放置では収益減少が避けられませんので、収益を維持するには定期的な更新とメンテナンスが欠かせません。

そのへんは投資やレンタル副業と違うところですが、クラウドソーシングを利用すればブログもある程度の不労所得化は可能です。最も手間のかかる記事執筆やリライト作業を外注することによって、自分は管理業務に専念できるようになります。

投資やレンタル副業でも収益を維持するには、何らかの形で管理を要するのが普通です。ブログもそれと同じようなものと見なせば、管理業務の部分は「労働」に含まれません。

ブログでコストを徹底して節約したい人は、記事執筆も自分でこなす必要が出てきます。ある程度のコストを費やしてでも不労所得化したい人は、クラウドソーシングで記事執筆を外注してみるといいでしょう。

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