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ブログのアクセスを増やすまとめ記事とは?書き方のコツを解説

ブログのアクセスを増やすまとめ記事とは?書き方のコツを解説 仕事術
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ブログ内にまとめ記事を作ればSEOに効果を発揮し、アクセスアップにつながります。効果は想像できるけれど、「実際にどうやって書いたらいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか?

当ブログもアクセスが伸び悩んだ時期はありましたが、まとめ記事を書くようになってからPVが倍増しました。どのように書いたらブログのアクセスアップにつながるのか、実際に成果のあったまとめ記事の書き方について解説していきます。

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ブログのアクセスが倍増したまとめ記事とは?

アクセスアップのイメージ

当ブログは2020年の2月にスタートしましたが、当初はPV(ページビュー=ページが表示された回数)がなかなか伸びませんでした。内容的にバラバラの記事が多かったせいか、毎日のように投稿を続けても検索エンジンの評価がなかなか上がらなかったのです。

2年目に入ってからは記事数が増えてきたのを受けて、まとめ記事の作成も始めました。「まとめ」の手法は後述するキュレーションサイトにおいて発達したものですが、1つのブログ内でも同じ手法が使えます。特定のテーマに基づいて複数の記事を執筆し、それぞれの概要とともに各記事への内部リンクを記載したものがブログ内のまとめ記事です。

まとめ記事を書くようになってしばらく経ってからブログのアクセスが伸び始め、2021年7月から2022年6月にかけての1年間でPV数が倍増しました。他にも要因はあるとは思いますが、検索流入の伸びを上回るペースでPV数が伸びているのは事実です。この1年間で書いた新規記事でまとめ記事の占める割合が増えたことから、サイト全体の回遊率が上がっているものと分析されます。

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まとめサイトとの違い

「まとめ記事」と聞いて、かつて一世を風靡したまとめサイトを想像した人も少なくないかと思います。NAVERまとめはその代表的な存在でしたが、2020年9月をもってサービスを終了してしまいました。Twitterの投稿をまとめたTogetterや、2ちゃんねるまとめは現在も運営されています。

それらのサイトはネット上に分散する情報を取捨選択した上で再編集する関係上、コンテンツの主要な部分は他のサイトからの引用です。まとめサイトはキュレーションサイトとも呼ばれていますが、情報の正確性や著作権の面で問題のあるサイトが少なくありませんでした。検索アルゴリズムのアップデートを経て、現在ではまとめサイトの記事が上位表示されにくいように変わってきています。

この記事で扱う「まとめ記事」とは、あくまでも「ブログ内で関連記事の情報を1つにまとめた記事」という意味です。似たような名称で紛らわしいですが、まとめる対象が他のサイトなのか、それとも自分のサイトなのかという大きな違いがあります。ブログ内でまとめ記事を書けばSEO的にむしろプラスになる点を考えると、両者は検索エンジンからも明確に区別されているようです。

まとめ記事の書き方

パソコン操作

ブログ内の個別記事を対象としたまとめ記事を書くには、大きく分けて2通りのやり方が考えられます。個別記事を書いてからまとめ記事を作成するパターンと、先にまとめ記事を書いてから関連記事を展開していくパターンです。

当ブログの場合は主に前者のパターンでまとめ記事を作成し、じわじわとアクセスアップに貢献してくれています。後者のパターンは中上級者向けで、検索ボリュームの大きいビッグワードでの上位表示も狙える方法です。まとめ記事の書き方2パターンについて、それぞれ詳しく解説していきます。

個別記事を書いてからまとめ記事を書くパターン

ブログを始めてコツコツと情報発信を続けていくと、記事数もだんだんと増えてきます。特化型ブログはもちろん、雑記ブログでも似たようなテーマで書いた記事が多いことに気がつくはずです。

書きっぱなしで放置していると古い記事ほど埋もれがちになり、ほとんど読まれなくなってしまいます。共通するテーマでまとめ記事を書いて個別記事へのリンクを貼れば、そういう古い記事を再び読まれるようにすることも可能です。

当ブログの例では、流木砂金落ち葉など、拾ってきた自然物を売って稼ぐ方法についてたびたび取り上げています。関連記事が増えてきたのを受けて拾ったものを売るビジネスとは?メルカリで売れる自然物20選を紹介というまとめ記事を書いたところ、過去に書いたそれらの個別記事もアクセスアップにつながりました。

まとめ記事でそれぞれの個別記事に対応する見出しを立て、見出しごとに概要だけ書いておきます。その上で各記事へのリンクを記載し、「詳しくはこちらの記事で」というように誘導する仕組みです。

まとめ記事も1つの独立した記事として投稿することになるため、全体を統括する導入文とまとめ文を書きます。個別記事をまだ書いていない関連ネタの見出しも立てて概要を書き、詳しく解説した個別記事を後で作成してリンクを追加することも可能です。すでに書いた記事を束ねる形ですので、初心者でも比較的書きやすいかと思います。

まとめ記事を書いてから関連記事を展開していくパターン

まとめ記事を書く2つ目の方法は、最初から計算したリンク構造に基づいて記事を書いていく手法です。まずはメインに取り上げるキーワードを決め、関連キーワードを羅列します。メインのキーワードでまとめ記事を書いて関連キーワードごとに見出しを立て、それぞれ対応する個別記事を後から書いて内部リンクを追加するやり方です。

先にまとめ記事を書いてから個別記事を追加していった方が、リンク構造もしっかりと出来上がりやすくなります。その方がSEO的な効果も高いため、検索ボリュームの大きいビッグワードでの上位表示も狙える方法です。

まとめ記事そのものの書き方や構成は、先に個別記事を書く場合とそれほど変わりありません。まとめ記事を書いた時点ではまだ個別記事を書いていない状態のため、内部リンクを追加して随時更新していくことになります。キーワードの選定やリンク構造の設計にも時間をかける必要があるだけに、中級者以上のブロガーに向いた方法です。

まとめ記事の効果

どちらのパターンを選んだとしても、ブログ内にまとめ記事が存在することでサイト構造がわかりやすくなります。最も理想的なサイト構造は、トーナメント方式を図に描いたようなリンク構成で各記事が結ばれる形です。

頂点に位置するトップページから複数のまとめ記事につながり、それぞれのまとめ記事から末端の個別記事へとつながっていきます。トップページからすべての個別記事まで2クリックでたどり着けるのが、ユーザビリティを考える上でも理想的なサイト構造です。

先に個別記事を書いてからまとめ記事で束ねる場合、先にまとめ記事を書くパターンと比べてSEO効果は弱いかもしれません。当ブログも前者のやり方でまとめ記事をいくつか書いてきましたが、月間検索件数1万件以上のビッグワードではまだ上位表示できていない状況です。

それでもまとめ記事を書いたことで過去記事に光が当たり、新たなPVの発掘につながったのは間違いありません。まとめ記事が過去記事を束ねることで内部リンクが強化されれば、ブログを訪問した読者の便を図ることにもつながります。サイト回遊率が上がって滞在時間が伸びてくれば、検索エンジンの評価にもプラスです。

キーボードとボールペンと「BLOG」の文字

まとめ記事を先に書くパターンを選んだ場合、長文化を回避できるというメリットも得られます。1語から構成されるビッグワードや2語のミドルワードで上位表示を狙うには、関連するキーワードの情報をすべて網羅した記事が必要です。これを1つの記事で実現しようとすると、どうしても長文になってしまいます。

実際にビッグワードやミドルワードの検索上位には、そういう長文記事が少なくありません。まとめ記事で関連キーワードに関する概要だけを書いておけば、検索ユーザーに嫌われがちな長文化を避けられます。

まとめ記事を読むだけでも大まかな情報が得られるようにしておいて、詳しい情報が知りたい人には個別記事に誘導するという仕組みです。検索上位に入っている記事の中にも、最近はこのように複数記事でSEO対策を施している例が増えています。

まとめ記事を作る際の注意点

ブログ内にまとめ記事を書けば以上のような効果を発揮してくれますが、作成の際にはいろいろと注意点もあります。個別記事と内部リンクで結んでさえいれば、内容はどうでもいいというわけではありません。リンクを記載しただけの目次ページはまとめ記事と言えませんので、個別記事と対応する概要の部分はきちんと書く必要があります。

メインのキーワードに関する大まかな情報が知りたいという読者に向けて、まとめ記事単独でも1つの読み物として完結しているように書くのが理想です。単にリンクを並べただけのページは低品質コンテンツと判断されやすいため、検索上位を狙うSEOの効果も期待できません。

概要の部分まできっちりと書いたとしても、成果が出るまである程度の時間がかかるのが普通です。まとめ記事を作成した直後から月間PV数が倍増するような即効性を期待する人にとっては、少々もどかしく感じる可能性もあります。

カレンダーと時計

当ブログでも月間PV数が前年対比で倍に増えたのは、まとめ記事を書くようになってから約1年後の話です。地道に続けていけばじわじわと成果が出てきますので、長期的な視点に立って取り組む必要があります。

まとめ記事を一度書いておけば、放置しておいても勝手にアクセスを増やしてくれるというわけではありません。SEO効果を最大限に発揮してもらうために、定期的なメンテナンスは必要です。

まとめ記事には内部リンクを多く貼ることになりますので、メンテナンスの手間は個別記事よりも増えてきます。関連する個別記事を新規投稿したらまとめ記事にもその都度新たな見出しを立て、概要と内部リンクを追加する必要があります。

新規記事にもまとめ記事へのリンクを貼り、読者が相互に行き来できるようにしておくのは言うまでもありません。そうやってサイト内のリンク構造が絶えず更新されていけば、検索エンジンの評価にもつながるというわけです。

まとめ記事の書き方まとめ

まとめ

いわゆるまとめサイトの記事も「まとめ記事」と呼ばれていますが、この記事で書き方を解説したのはブログ内に設置する方のまとめ記事でした。他のサイトからの引用部分が多くを占めるのと違って、自分のサイト内で関連記事の情報をまとめた記事にはSEO効果も期待できます。まとめ記事と個別記事を内部リンクで結ぶことで読者の便が図られ、回遊率が上がってサイトの滞在時間が増えるからです。

そんなブログ内まとめ記事の書き方には、以下のような2つのパターンがあります。

  1. 個別記事を書いてからまとめ記事を書く
  2. まとめ記事を書いてから関連記事を展開する

前者はどちらかと言うと初心者向けで、後者は中上級者向けです。当ブログも1のパターンでまとめ記事を複数書いてきた結果、1年間でブログ全体のPV数がほぼ倍増しました。

今後は2のパターンでもまとめ記事を書き、ビッグワードでの検索上位を狙っていくつもりです。まとめ記事をまだ書いていない人は取り組みやすい1のパターンから始め、慣れてきたところで2のパターンにも挑戦してみるといいでしょう。

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