デジタルコンテンツ販売で稼ぐ副業とは?ネットショップ開業を解説

副業

イラスト・デザイン・写真・音楽などの作品や素材を制作しているクリエーターは、自作のデジタルコンテンツをWeb上で販売することで副業収入が得られる可能性があります。一般の会社員や主婦でも何らかのスキルやノウハウを持っていれば、情報をコンテンツに変えて販売することが可能です。WordPressプラグインを使って販売サイトを自作するやり方もありますが、ネットショップ作成サービスを利用すればもっと手軽にサイトを作れます。

クリエーターやライターの副業としても注目を集めているネットショップ作成サービスの仕組みについて、メリットとデメリットを含めた基本情報を整理してみました。初期費用なしでコンテンツ販売できる人気の2大サービス、BASEとStores.jpの違いについても解説します。

ネットショップでもコンテンツ販売は可能

個人でネットショップを開業して稼ぐ副業については、以前も当ブログで紹介しました。

個人でもネットショップで稼げる?副業の可能性を初心者向けに解説
個人でもネットショップ運営に挑戦する人が増えていますが、副業のつもりで安易に手を出すと赤字を抱え込むリスクもあります。上手に集客すれば本業を上回る収入を稼げる可能性も秘めたネットショップの基礎知識について、初心者にもわかりやすく解説します。

この記事で紹介した3種類の開業方法のうち、WordPressプラグインを使うやり方は中上級者向けの方法です。ASPカートとも呼ばれる作成サービスを使えば、HTMLやWordPressの知識がなくてもネットショップを作ることができます。

デジタルコンテンツの種類によっては、noteやAmazon Kindleなどのプラットフォームでも販売は可能です。とは言えそれらのプラットフォームはショッピングモールに入居しているテナントのようなもので、どうしてもライバルに埋もれがちになってしまいます。ASPカートを使えばインターネット空間に自分だけの独立した店を開けるため、専門店の開業と同様の感覚で自作コンテンツの販売が実現されるのです。

コンテンツをダウンロード販売できる仕組み

WordPressプラグインを使う方法だと、サーバーとの契約に初期費用や月額料金が必要です。BASEやStores.jpといったASPカートは初期費用ゼロで始めることが可能で、作品が売れた場合に売上から一定の手数料が引かれるだけで済みます。

自分でネットショップを開業して商品を販売するには、代金の決済を行うショッピングカートシステムの導入が欠かせません。ASPカートは販売サイト作成と決済システムがセットになっており、商品を発送する代わり購入者にダウンロードの権利を与えることで販売される仕組みです。

ASPカートのメリットとデメリット

WordPressプラグインを使ったネットショップ自作はデザインの自由度が高い反面、ある程度の知識も必要で初心者には敷居の高いやり方です。ASPカートを使えば特別な知識も不要で、あらかじめ用意されたパーツを組み合わせるだけで見栄えの良いネットショップが出来上がります。

そうしたメリットの一方で、ASPカートを利用して作った販売サイトは集客力に強くない点はデメリットです。ショッピングモールに加入するのと違ってゼロから店舗を作り上げる方法だけに、同じ弱点はWordPressプラグインを使ったやり方でも避けられません。どちらの作成方法でもコンテンツ販売で実際に収入を得るには、検索エンジン対策やSNSを活用した宣伝など集客のための工夫が欠かせないのです。

コンテンツ販売の副業に使えるネットショップ作成サービス

2005年にサービスを開始したカラーミーショップは数あるASPカートの中でも老舗と言える存在で、デジタルコンテンツの販売にも対応しています。カラーミーショップを運営するGMOペパボ株式会社はハンドメイドマーケットのminneやレンタルサーバーのロリポップ!など、さまざまなインターネット関連サービスで知られる企業です。

カラーミーショップには30日間の無料体験は用意されていますが、お試し期間が終了するとレギュラープランで3,000円、ラージプランは7,223円の月額がかかります。この他にも新規契約時に3,000円の初期費用も必要ですので、まったくの無料でネットショップが開業できるというわけではありません。

もっと低リスクでネットショップを開業したいという人には、初期費用・月額料金ともに無料で利用できるBASEとStores.jpがおすすめです。ともに2012年のサービス開始でカラーミーショップよりは後発ですが、デジタルコンテンツが販売可能なASPカートとして人気を二分しています。

BASEの特徴

無料でネットショップが作れるサービスのBASEは物販にも多く利用されていますが、拡張アプリをインストールすることでデジタルコンテンツが販売できるようになります。アップロードできるファイルは1KB以上1GB以内となっており、よほど大容量の動画でもない限りたいていのデジタルコンテンツは販売が可能です。

BASEでは作品が購入されると、売上の3.6%+40円が「かんたん決済手数料」として引かれます。その上でサービス利用料3%も売上から引かれるため、実質的な粗利率は93.4%になる計算です。以上の手数料や利用料を引いた売上金を指定口座に入金する際には、250円の振込手数料がかかります。

ショッピングカートシステムとしてのBASEにはさまざまな決済方法が用意されていますが、デジタルコンテンツの場合は決済方法がクレジットカード決済だけです。決済手段が限られる点はStores.jpと比較した場合のデメリットとは言え、クレジットカード決済を導入するのに審査が必要ないという点はメリットに数えられます。

Stores.jpの特徴

Stores.jpには月額料金0円のフリープランと、月額1,980円のスタンダードプランがあります。無料でネットショップが作れるフリープランの場合、5%の決済手数料が売上から引かれる仕組みです。Stores.jpの方がBASEよりもランニングコストが若干安く済む上に、決済方法もクレジットカード決済だけでなくコンビニ決済やPayPal決済・楽天ペイが選択できます。

Stores.jpでも一度にアップロードできるファイルは1GBまでに制限されてますが、容量制限がある点ではBASEも同じです。購入者の利便性という観点から見ると、Stores.jpはBASEと違ってデジタルコンテンツの購入時に住所の入力が不要という点も見逃せません。入力する項目が少ないほど購入手続きが簡単になるため、コンテンツ販売で稼ぐのに有利となってきます。

まとめ

以上のようなサービスを利用してネットショップを開業しても、自作のデジタルコンテンツが必ず売れるとは限りません。実際に収入が得られるかどうかは集客力にも大きく左右されるだけに、売るためのノウハウが必要な点では物販を扱うネットショップ運営の副業と共通する部分もあります。

とは言えデジタルコンテンツは物販と違って在庫を抱えるリスクがなく、BASEやStores.jpなどのサービスを使えば初期費用もかかりません。検索エンジンで上位表示がなかなか難しい場合でも、SNSを効果的に活用すれば集客できる可能性はあります。お金を払ってでもダウンロードしたいと思わせるほど価値ある作品を次々と生み出せる人にとって、ネットショップは副業の新たな可能性を引き拓く手段となり得るのです。

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