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電子書籍をセルフ出版しても売れない理由とは?5つの要因を解説

電子書籍をセルフ出版しても売れない理由とは?5つの要因を解説 副業
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スマホやタブレット端末でも読める電子書籍は紙の本と比べ、無名の一般人でも比較的簡単にセルフ出版ができます。印税率も高めに設定されているとあって、自分も出版してみたいと思っている人は多いのではないでしょうか?

一方では電子書籍を出版してみたけれど、思ったよりも売れないために失意を味わっている人も少なくありません。電子書籍のセルフ出版が売れない理由は5つほど考えられますが、工夫しだいでは改善も可能になってきます。実際に売れている人がいるのも事実ですので、成功者の真似をすれば売れるようになるはずです。そこで今回は、

  • 電子書籍をセルフ出版しても売れない理由
  • 電子書籍を売るためのコツ

この2つについて初心者向けの情報をまとめてみました。プロの作家や有名人でなくても、この記事を読めば電子書籍のセルフ出版で稼げるようになります。

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電子書籍は誰でもセルフ出版が可能!

スマホ、タブレットと電卓と1万円札

「電子書籍に興味はあるけれど、個人で出版するのは難しそう」という読者も想定し、セルフ出版についての基本情報から解説していきます。セルフ出版のやり方を知っている人はこの章を飛ばし、次の章にジャンプするといいでしょう。

電子書籍は2010年代頃から急速に普及し、書店数減少の一因となっています。電子書籍は専用端末やタブレット端末だけでなく、スマホやパソコンでも読める手軽な書籍形態です。読書のハードルが大きく下がっただけでなく、誰でもセルフ出版が可能なところも電子書籍のメリットに数えられます。

Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)楽天Koboライティングライフといったサービスを利用すれば、無名の個人でも比較的簡単な手順で電子書籍が出版できる仕組みです。書籍のデータをWORDやPDFなどの形で作成し、mobiやEpub3といったフォーマットに変換して電子書籍化することになります。

あとは表紙の画像とタイトル・内容紹介のテキストを用意すれば、電子書籍の出来上がりです。紙の本を出版するのと比べても圧倒的に少ない労力で済むため、プロの作家や漫画家以外のアマチュアでも電子出版する人が増えています。

セルフ出版された電子書籍が売れない理由

パソコンの前で頭を抱える男性

電子書籍のセルフ出版は副業の手段としても紹介されていますが、実際に売れるかどうかは別問題です。電子書籍を出版しても売れなければ、アルバイトの仕事と違って1円の収入にもなりません。

出版した本が売れないという現象は電子書籍だけでなく、紙の本でもあり得る話です。それでも商業出版された本であれば、最低でも初版部数の分は著者に印税が支払われます。

電子書籍は紙の本より印税率が高く設定されている反面、1冊も売れなければ印税はゼロ円です。そういう意味では紙の本を自費出版するのと似ていますが、電子書籍なら出版費用をゼロにすることもできなくはありません。金銭的リスクが低いという点では、紙の本を自費出版するより有利な出版方法と言えます。

とは言え出版するからには、1冊でも多く売りたいものです。電子書籍を売れるようにするには、売れない理由の自己分析が欠かせません。理由はいろいろと考えられますが、特に大きいのは以下のような5つの要因です。

  1. 紙の本と比べて読書人口が少ない
  2. 売れないジャンルで出版している
  3. ライバルが強すぎる
  4. マーケティングが不十分
  5. 読者の評価が低い

1つ1つ詳しく解説していきます。

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紙の本と比べて読書人口が少ない

電子書籍市場は年々右肩上がりの成長を続けているとは言え、コミックの分野を除けば読書人口が紙の本にまだまだ及びません。コミックだけは電子版が紙版をすでに逆転していますが、一般の電子書籍は売上が2021年時点で紙の本のわずか15分の1程度です。

全国の書店数は減少傾向が続いているとは言っても、商業出版された紙の本は強力な流通網を持っています。書店の店頭にはバラエティ豊かな本が並んでいるだけに、電子書籍の普及が進む今も紙の本にこだわりを持つ読書家は少なくありません。

つまりコミック以外の電子書籍は紙の本より市場規模が小さいために、セルフ出版してもなかなか売れずに苦労することになるわけです。都心の一等地に店を出して売るのと、人通りが少ない地方の商店街で売るぐらいの差があります。紙の本と比べて市場規模に15倍もの差があるということは、収益化を目指すのに不利な状況です。

売れないジャンルで出版している

電子書籍は紙の本より市場規模が小さいと言っても、比較的健闘しているジャンルはあります。

スマホやタブレット端末などを使って電子書籍を読んでいるのは、20代から30代にかけての若い世代が中心です。電子書籍の利用率はどちらかと言うと男性の方が高めだけに、20代から30代の男性に読まれやすいジャンルならまだ売れる可能性もあります。女性を含めた読者層の中心が働き盛りの世代に当たるせいか、電子書籍の中でもビジネス書は比較的売れているジャンルです。

一方で小説やエッセイなどの文学作品に関しては、紙の本で読むという人が多い傾向にあります。電子化された有名作家の作品ならともかく、無名のアマチュアが書いた文学作品は見向きもされないのが現状です。

ライトノベルの中には売上ランキング上位に入っている作品もありますが、売れているのは一部の作家に過ぎません。そこのところで電子書籍を出版するハードルと、売るためのハードルで高さに大きな違いが生じています。

ダイエット本やレシピ本・占い本などの実用書も工夫しだいで売れる可能性はありますが、電子版だけの出版でベストセラーを生むにはそれなりの話題性が必要です。児童書や絵本も紙の本の需要が根強いジャンルの1つだけに、電子書籍をセルフ出版しても苦戦する可能性が高いと言えます。

ライバルが強すぎる

コミック以外の電子書籍でもビジネス書なら売れる可能性があるとは言え、このジャンルには強敵のライバルがひしめいています。

電子書籍市場で最大のシェアを誇るAmazonで「副業」「投資」「アフィリエイト」といった鉄板のキーワードを検索してみると、膨大な数のKindle電子書籍がヒットする状況です。ライバルの数が非常に多い上に、売上ランキングの上位にはSNSのインフルエンサーや有名ブロガーの著作が少なくありません。

典型的なレッドオーシャンと化した市場に後発組が参入しても、なかなか売れないのは当然の結果と言えます。ビジネス書のジャンルでセルフ出版するなら、ライバルが少ない(または弱い)サブジャンルを見つける必要があります。

マーケティングが不十分

ビジネス書のようにライバルが多いジャンルでも、マーケティングしだいでは売上ランキング上位に食い込める可能性はあります。紙の本を商業出版する場合、マーケティングの部分は出版社の方でやってくれるのが一般的です。著者は出版元に協力するだけで済むため、ある程度は著作に集中できます。

電子書籍のセルフ出版は「誰でも簡単に出版できる」というだけで、マーケティングは自分で工夫してやっていくしかありません。ビジネス書の分野で売れている電子書籍の著者は、このマーケティングの部分で売れない著者に差をつけています。ブログやSNS・YouTube動画など、あらゆる伝媒体を駆使しながら自著の宣伝に努めた結果です。

読者の評価が低い

セルフ出版した電子書籍が売れない理由としてもう1つ考えられるのは、既存の読者にマイナスの評価をつけられているという可能性です。まったく売れないわけではなく売れた実績がありながら急に売れなくなった場合には、低評価をつけられていないかどうかチェックしてみるといいでしょう。

電子書籍は紙の本と違って、書店で立ち読みしたりして中身を確認することができません。Amazonの電子書籍には「試し読み」の機能もありますが、無料で読めるのは書籍全体でほんの一部です。タイトルや表紙に釣られて電子書籍を購入した読者が内容に失望し、レビューで低い評価を下している例が目立ちます。

電子書籍は紙の本より少ない文字数でも、1冊分としてセルフ出版できるところが1つのメリットです。あまりにも分量が少なすぎて「内容が薄い」と書き込まれたり、「この程度の情報ならネットで無料で得られる」と書かれたりしている例も少なくありません。

Amazonではレビューの評価を参考にしながら、電子書籍を購入するかどうか決めている読者も多いと見られます。低評価をつけられてしまうと以後の売上に響いてきますので、電子書籍をセルフ出版する際には内容を充実させる努力も欠かせません。

電子書籍を売るコツ

書籍売上ランキングのイメージ

電子書籍をセルフ出版しても売れない理由が自分でわかっていれば、改善も可能になってきます。内容が薄すぎたために低評価をつけられた場合には、文字数を増やすなりして読みごたえのあるコンテンツにするのが効果的な対策です。評価される以前に1つも売れないとなれば、販売戦略そのものを見直す必要が出てきます。

  • タイトルを工夫する
  • 表紙のイラスト作成を外注する

といった対策は、すでに実行している人も多いのではないでしょうか?

商品の説明文を充実させるのも有効な対策の1つですが、他に以下のような販売前略が考えられます。

  • 売れるジャンルで勝負する
  • AmazonSEO対策を実行する
  • ブログやSNSで宣伝する
  • 読み放題の対象にする
  • 電子書籍をセルフブランディングの手段に位置づける

それぞれ詳しく解説します。

売れるジャンルで勝負する

セルフ出版した電子書籍が売れない理由の1つとして、「売れないジャンルで出版している」という点については前述しました。ライバルが少ないジャンルなら売上ランキング1位を狙えるかもしれませんが、読者の需要がないのでは売上につながりません。

電子書籍が売れているジャンルにはライバルも多くひしめいているとは言え、後述するような方法でライバル対策も可能です。売れる見込みが少ないジャンルを避け、電子書籍の需要がありそうなジャンルで勝負した方が勝算も出てきます。

Amazonである程度の検索需要があって、なおかつライバルがまだ少ないジャンルを選ぶのが理想です。電子書籍が最も読まれている20代から30代の人の視点に立ってみて、魅力的なタイトルのコンテンツがないかどうか検索してみるといいでしょう。

「このジャンルで電子書籍があれば読みたいのに」というジャンルで適当なタイトルが見つからなければ、ライバルの少ない穴場の可能性があります。電子書籍とブログの違いはありますが、当ブログもそういう視点に立ってライバルの少ないキーワードを見つけてきました。

それなりの検索需要がありながら十分な情報が得られないキーワードが見つかれば、そのキーワードで有益な記事を書くことで検索1位を獲得できます。検索エンジンの利用者数よりは少ないですが、同じ手法は電子書籍でも使えるはずです。

AmazonSEO対策を実行する

紙の本を商業出版すれば自著が書店の店頭に並び、店を訪れたお客さんが衝動買いしてくれる可能性も出てきます。店ごとに書店員がさまざまな工夫を凝らし、本を売るための努力をしてくれるからです。本を売りたいのは出版社も同じですので、あの手この手を使って販売サポートを行っています。

電子書籍の場合はAmazonなり楽天なりの販売プラットフォームが頼りとなりますが、出版社や書店員ほどきめ細かな販売サポートをしてくれるわけではありません。サイトを訪れた人は興味のあるキーワードを入力して検索したり、売上ランキングを参考にしたりしながら、購入する電子書籍を選んでいます。セルフ出版した電子書籍が売れるかどうかは、検索結果やランキングの順位しだいで大きく左右されるわけです。

ブログ記事でもPV(ベージビュー=ページのアクセス数)を増やすには、GoogleやYahoo!で検索上位に入るためのをSEO対策が効果的とされています。同じ対策をKindleの電子書籍で実行するには、Googleとは違うAmazon特有のSEO対策が必要です。

商品のタイトルや紹介文に検索キーワードを効果的な形で入れておけば、そのキーワードで検索された場合に上位表示されやすくなります。その点ではGoogleのSEO対策と似た部分もありますが、Amazonの場合は商品の注文件数が順位決定に大きな影響を与える点が1つの特徴です。

Amazonで検索結果を表示する画面ではGoogleの検索と同様に、自然検索よりも上位にスポンサープロダクト広告などの広告枠が表示されます。広告枠に表示された方が購入されやすくなるため、敢えて予算をかけて広告を入稿するのも効果的な販売戦略です。出版直後に注文件数をある程度稼いでおけば、以後は広告枠を使わなくても上位表示できるようになります。

Amazonの検索でサジェスト表示された語句は、実際に検索需要があるキーワードです。検索されやすいキーワードを見つけるためにも、このサジェスト機能を有効活用してみるといいでしょう。

ブログやSNSで宣伝する

電子書籍に限らず自分の商品やサービスを販売するには、ブログやSNSを活用した宣伝戦略も欠かせません。Amazonや楽天などの販売プラットフォームだけでは宣伝するにも限界がありますが、他のメディアと併用することで情報発信力が格段に上がるからです。

文字数の制約がないブログは、文章を中心とした情報発信の手段に向いています。Twitterは1投稿あたりの文字数が140字に制限されますが、情報を拡散してもらうのに絶大な効果を発揮します。漫画や写真集などビジュアルに訴える電子書籍を出版するなら、インスタグラムで情報拡散するのも効果的です。

この他にYouTubeやTikTokの動画を活用し、幅広い層に訴えかける宣伝手法も考えられます。電子書籍のセルフ出版で販売実績を上げている人は、あらゆる情報発信メディアを駆使した宣伝の努力を惜しみません。

読み放題の対象にする

電子書籍は紙の本より価格定が低めに設定されている例も少なくありませんが、それでも有料で購入するには心理的なハードルがあります。

紙の本の場合は「モノ」としての本が手に入るため、内容が気に入らなかったり読み終わったりすれば売却することも可能です。端末にデータをダウンロードして読む電子書籍の場合は、読み終わっても古本として買取してもらうわけにはいきません。

有料で購入してもらうのがなかなか難しいとしたら、読み放題サービスの対象書籍にするのも1つの手です。例えばAmazonの電子書籍には、Kindle Unlimitedという月額980円の読み放題サービスがあります。

筆者もKindle Unlimitedを利用していますが、対象書籍を月に何冊読んでも月額料金は変わりありません。冊数を多く読めば読むほど、1冊あたりの代金が安く済みます。仮に1ヶ月でKindle Unlimited対象書籍を100冊読んだとすれば、1冊わずか9.8円で読めるという計算です。

電子書籍で比較的売れやすいビジネス書の分野では、読み放題の対象書籍もかなり充実しています。Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)を利用してセルフ出版した電子書籍が売れた場合、著者に支払われる通常の印税率は35%です。

KDPセレクトに登録してAmazon独占販売に設定すれば印税率が70%に上がるとともに、Kindle Unlimitedの対象書籍となります。セルフ出版した電子書籍が有料で購入されない場合でも、Kindle Unlimitedで読まれるだけで収益が発生する仕組みです。

Kindle Unlimitedの収益は月ごとに変動しますが、1ページあたり平均して0.5円ほどの稼ぎとなります。収益の単価は微々たる数字でも、読み放題で多くのページ数が読まれるごとに収益が積み重なっていくシステムです。

電子書籍を出版した著者の中には、読み放題サービスの収益が上回るという人も少なくありません。有料販売でなかなか売れないという場合には、Kindle Unlimitedで読めるように設定してみるといいでしょう。

電子書籍をセルフブランディングの手段に位置づける

以上のような対策を講じても、セルフ出版した電子書籍が思うように売れないケースは考えられます。電子書籍はまだまだ普及途上のメディアだけに、安定した収益を得るのはなかなか難しいところです。

他のメディアでも情報発信を行っている人なら、電子書籍が売れなくても悲観することはありません。紙の本を出版した場合と同様に、電子書籍の場合でも「本の著者」となることで箔がつくからです。

Kindleダイレクトパブリッシングを利用して電子書籍をセルフ出版すれば、「あのAmazonから本を出した」ということになります。自己ブランディングには効果的な手段となりますので、電子書籍出版の実績をさまざまなマーケティングに活用できるというわけです。

「売れるかどうか」という点は度外視して、セルフブランディングの手段として電子書籍を出版している人は少なくありません。実際に収益を上げるのは自身のブログやYouTubeチャンネル、情報商材やリストマーケティングなどさまざまです。見込み客の信頼を獲得するための1つの手段として、「本の著者」という地位を利用する手法です。

本を出版するからには売れるに越したことはありませんが、売れなくても十分に利用価値があります。紙の本を自費出版するのと違って費用を0円にすることも可能なだけに、電子書籍は金銭的なリスクの少ないマーケティングの手法です。小説や漫画の投稿サイトで作品を公開している人は、作品をまとめた電子書籍化も検討してみるといいでしょう。

電子書籍のセルフ出版が売れない理由のまとめ

電子書籍を読む

コミックのジャンルを除くと、電子書籍の市場規模はまだまだ紙の本に及びません。比較的売れているビジネス書のジャンルはライバルがひしめいているため、初心者がセルフ出版してもなかなか売れにくいのが現状です。他のジャンルはそもそも読者が少ないために、初心者でなくても売るのに苦労しています。

そうした中でも販売実績を上げている著者は実在しますので、売れている人の販売戦略を取り入れるのが効果的です。今回の記事では電子書籍を売れるようにするためのコツとして、以下のような戦略を紹介しました。

  • 売れるジャンルで勝負する
  • AmazonSEO対策を実行する
  • ブログやSNSで宣伝する
  • 読み放題の対象にする

電子書籍をセルフブランディングの手段に位置づければ、たとえ売れなくても他の手段で収益につなげることも可能です。この記事で紹介した方法を参考にしながら、自分なりに工夫してみるといいでしょう。

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