ハウスクリーニングで稼ぐ副業の始め方とは?掃除代行との違いも解説

副業

住宅や賃貸物件でエアコンや水まわりなど、普通に掃除していてばなかなか落ちない汚れをきれいにするのがハウスクリーニングと呼ばれる仕事です。業務用の洗剤や専門的な道具が用いることで原状回復にも対応しているため、一般住宅だけでなく賃貸物件を管理する不動産業者にも需要があります。

そんなハウスクリーニングの仕事はプロでないとできないと思いがちですが、他に本業の仕事を持っている人が副業として始めることも不可能ではありません。アルバイトとして業者に雇用される働き方だけでなく、週末起業の形で自分で集客する始め方もあります。

その場合の集客方法も含め、ハウスクリーニングの副業を始める方法について情報をまとめてみました。ハウスクリーニングと仕事がよく似た掃除代行(家事代行)との違いについても、記事の前半で詳しく解説します。

ハウスクリーニングの仕事内容

日常的な掃除機がけや簡単な拭き掃除程度なら自分でできるという人でも、レンジフードや水まわりなどは汚れを落とすのがなかなか難しいものです。そんなときにハウスクリーニングの専門業者に依頼すれば、強力な業務用の洗剤とプロの技術でしっかりと汚れを落としてくれます。

そんなハウスクリーニング業者でサービス内容としているのは、以下のような清掃作業です。

  • エアコン内部のクリーニング
  • 浴室やトイレ・洗面所・洗濯機など水まわりのクリーニング
  • レンジフードやガスコンロ・シンク・蛇口などキッチンのクリーニング
  • フローリングやカーペット・畳など床のクリーニング
  • 壁紙・ソファ・照明器具などリビングや部屋のクリーニング
  • 窓ガラスやアルミサッシ・網戸などのクリーニング

お金をもらって作業を引き受けるからには、たとえ副業でもプロの仕上がりを求められるのがこの仕事の大変なところです。とは言え業者が募集するアルバイトは簡単な仕事から任されることが多く、多岐にわたるハウスクリーニングの作業すべてを一度に覚える必要はありません。独立開業する場合は自分で集客していくことになりますが、どれか1つでも得意技を持っていれば稼げるようになる可能性があります。

掃除代行(家事代行)との違い

ハウスクリーニングと仕事内容がよく似ていて混同されがちなサービスには、家事代行の1ジャンルとして利用する人が多い掃除代行が挙げられます。この場合の掃除代行というのは、あくまでも依頼人に代わって日常的な掃除を代行する仕事です。掃除機やモップなどの清掃用具は依頼人の自宅にあるものを使うのが一般的で、依頼内容は普通の人でもできる簡単な掃除の範囲内にとどまります。

家事代行バイトってどんな仕事?副業の始め方と必要なスキルを解説
数ある代行の副業で最も需要が大きい家事代行バイトは人によって依頼内容が違うせいか、「自分にもできるだろうか?」と不安に思っている人が少なくありません。そんな人に向けて家事代行の仕事内容を解説するとともに、3種類の始め方についても紹介します。

これに対してハウスクリーニングは日常的な掃除の範囲を超え、エアコンクリーニングやレンジフードのクリーニングのように専門的な作業を伴うのが特徴です。使われる洗剤や道具もホームセンターなどで市販されている家庭用ではなく、プロが使う業務用が選ばれます。水まわりの掃除でも素人がやったのではなかなか汚れが落ちないところを、プロ用の道具と洗剤を使えばピカピカに磨き上げられるものです。

仕事の質に大きな違いがあることから、ハウスクリーニングは料金の面でも家事代行より平均相場が高めとなっています。1回の依頼で稼げる金額も掃除代行より高額になるため、ハウスクリーニングは短時間でも効率的に稼げる副業になり得るのです。

在宅クリーニングと空室クリーニング

ハウスクリーニングのカバーする仕事の範囲は幅広く、一般家庭からの依頼だけでなく集合住宅やビルを管理している会社からの依頼も少なくありません。依頼主によって求められる掃除の内容も違ってきますが、在宅クリーニングと空室クリーニングの2種類に大きく分けられます。

在宅クリーニングの依頼者は個人が大半で、現に人が住んでいる家を訪問して行うタイプのハウスクリーニングです。水まわりだけという依頼やキッチンのクリーニングだけという依頼も多く、掃除代行と同じような感覚で気軽に依頼してくる人もいます。個人事業主として在宅クリーニングの依頼を引き受けた場合は、仕事が完了ししだいに現金回収できるというという点がメリットです。

空室クリーニングを依頼するのは不動産業者や集合住宅の管理会社など法人が多いため、安定した仕事の受注につながります。その一方で料金の方は在宅クリーニングより相場が低めになり、売掛金扱いとなって代金回収が遅れがちな点はデメリットです。未経験からスタートする場合は空室の方が気楽に取りかかりやすい面もありますので、自分に向いたタイプの仕事を選んだ方が長続きしやすくなります。

ハウスクリーニングを副業から始める方法

平日の日中は会社に勤務していたりして他に本業を持つ人が、副業としてハウスクリーニングの仕事を始めるにはいくつかの方法が考えられます。最も手っ取り早いのはハウスクリーニングのサービスを展開している会社の募集する求人を探し、土日など本業の仕事が休みになる日だけアルバイトとして雇ってもらう方法です。

この仕事に従事した経験があれば採用に有利となりますが、未経験可として募集されている求人も少なくありません。経験者であれば他の業者に所属せず、週末起業のような形で独自に集客するという始め方も可能です。それぞれに稼げる金額や働き方が違ってきますので、雇用のケースと個人事業主のケースに分けて詳しく解説します。

アルバイトの職人として働く

ハウスクリーニング業者は都市部を中心に非常に多く存在するため、アルバイト求人サイトでもスタッフを募集する求人が豊富に掲載されています。在宅クリーニングを得意としている業者もあれば、空室クリーニングに特化した会社もあるという具合です。

給料は時給単位で働いた時間ごとに計算する場合と、1日8時間ほど働いて日給で支給される場合があります。時給1,000円から1,300円程度の求人が多い中に、マンションの原状回復を専門とする求人で1,500円~2,000円という高時給の例もありました。壁紙のコーティングや床の補修など、専門的な作業を伴うために時給が高く設定されているものとみられます。

そうした求人でも最初はアシスタントからスタートするのが普通ですので、未経験で腕に自信がないという人でも安心です。給料が日給で支払われる求人では1日働いて1万円前後稼げるのが平均的な相場ですが、腕に覚えがある経験者なら日給2万円以上稼げる求人もあります。週1日からOKというアルバイトの募集も少なくないだけに、ハウスクリーニングの仕事を副業で始めるには最も確実に稼げるやり方です。

週末起業して自分で集客

時給や日給が高い求人も募集されているとは言え、アルバイトとして働く場合は稼げる金額がどうしても限られてしまいます。ハウスクリーニングは一般的な家事代行などと比べて作業内容が専門的なため、料金も全般に高く設定されているのが特徴でした。依頼人にとっては自分の代わりに掃除をしてもらうのが家事代行だとすれば、自分にできない専門的な掃除を頼むのがハウスクリーニングです。

家事代行は時間単位で料金が決まる例が多いのと比べ、ハウスクリーニングは作業内容の難易度に応じて料金が上下します。専門技術を身につけた人なら1時間で済む作業が、依頼人にとっては何時間を費やしても満足のいく仕上がりになりません。極端に言えば1時間の作業に1万円の料金を支払っても納得できるというのが、この仕事が持つ価値なのです。

それほどの強みを持つ人がアルバイトとして業者に雇われ、決まった時給や日給だけで働かされている状態はもったいないとも言えます。業者に頼らず自分で仕事を取ってくる必要はありますが、集客さえできれば週末起業の形でハウスクリーニングの副業を始めた方が稼げるはずです。記事の前半で紹介したようなすべての種類の掃除に対応しなくても、自分の得意な作業に特化したスペシャリストとして依頼人を募集するという手があります。

フランチャイズに加盟すれば知名度の高い業者の看板を武器に集客できるようになりますが、加盟金やロイヤリティの支払いも必要です。フランチャイズに加盟せずノウハウの提供も受けない状態で週末起業するのはリスクが伴うとは言え、掃除に使う道具や洗剤と車を用意すれば身ひとつで開業することができます。

最近ではくらしのマーケットミツモアなど、集客に使えるマッチングサイトも種類が増えました。チラシを刷って地域の家々にポスティングするという従来のアナログな宣伝方法に頼らなくても、集客サイトを効果的に活用すれば少ない労力で依頼を獲得できる可能性が出てきます。

ハウスクリーニングで稼ぐ副業の始め方まとめ

世の中の需要が高まってきているとは言え、ハウスクリーニングの分野は専門業者が数多くひしめいているのが現状です。業者が集中する都市部ほど競争が激しくなっていますが、地域に密着したサービスを展開していけば、週末起業でも安定して稼ぎげるようになる可能性は残されています。

もっと確実に副業収入を稼ぎたいという人は、アルバイトとして業者に雇われる方法を選ぶのが無難です。本業と同様に雇用される働き方では稼げる金額が限られてしまいますので、副業でも高収入を目指したい人は独自に集客する前提で週末起業にチャレンジしてみるという手もあります。

いきなり会社を辞めて新たな仕事を本業とするのはリスクが大きすぎるだけに、まずは副業からスタートして収益が軌道に乗ってきたら本業にするのが無難なやり方です。副業であればたとえ失敗しても本業で収入が確保されていますので、いろいろな冒険にも挑戦できるようになるのです。

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