街のリサイクルショップに行くと、「ジャンク品」コーナーと呼ばれる場所があります。動作しない家電製品や古すぎるものなど、中古品(リユース品)として販売できないのがジャンク品です。
液晶画面が割れたスマートフォンや、正常に動作しないデジカメなどがジャンク品として扱われています。楽器や腕時計・バッグ・玩具など、家電以外にもジャンク品として売られているものがあります。
筆者が初めてジャンク品コーナーを見たときには、壊れたものが売られているのを不思議に思ったものです。電化製品が故障したからと言って、使い道がないわけではありません。修理すればまだ使えるケースもあるし、部品だけ欲しいという人もいます。
筆者も試しに壊れたハードディスクをリサイクルショップに持ち込んだところ、極端な安値ではありますが、ジャンク品扱いで買取してもらえました。故障して使えなくなった家電製品が売れるとなれば、ゴミも同然だったものを少しでもお金に替えられることになります。知識と腕がある人なら、修理したジャンク品を売って副業にすることも可能です。
当ブログではこれまでに、ただで拾ったものを売ってお金に換える方法の数々を紹介してきました。ジャンク品の買取や修理転売も、コンセプトは似たようなものです。
そこで今回は意外に奥が深いジャンク品を取り上げ、そのまま売る方法と修理して売る方法に分けて情報をまとめてみました。この記事を読めば、あなたの家に眠っている壊れたものを売ってお小遣い稼ぎができるようになります。
ジャンク品が売れる理由

リサイクルショップの店内にジャンク品コーナーが存在するということは、壊れた家電にもそれなりに需要がある証拠です。筆者もこれまでに、ジャンク品コーナーで掘出し物を購入してきました。
購入したジャンク品はいろいろな用途に再利用していますが、同じようにして活用している人は他にも大勢いるはずです。ジャンク品が売れる理由としては、以下の3つが挙げられます。
- 修理すれば使える可能性がある
- 部品取りの需要
- コレクターが購入
それぞれ詳しく解説します。
修理すればまだ使える
通常リサイクルショップでは、中古品(リユース品)とジャンク品を区別して別々に販売しています。買取した中でも外観に大きな問題がなく動作が確認された商品は、中古品としてそれなりの値段で売られるのが一般的です。
何らかの理由で中古品として販売できない商品が、ジャンク品扱いで値段も極端に安く売られています。買取店舗で仕入れた商品がジャンク品と判断される理由は以下の通りです。
- 外観の損傷や汚れなどで状態が悪い
- 故障で特定の機能が使えない
- 電源が入らない
- 動作確認できない
- 製造年が古すぎる
買取の際に箱などが付属しないという理由で、ジャンク品扱いにされる場合もあります。外観の状態が悪い場合や製造年が古いという例を除けば、故障などで動作確認できないケースが大半です。
そんなジャンク品でも故障箇所を特定してきちんと修理すれば、元の通りに使える可能性が出てきます。修理できるだけの知識と技術を持っている人にとって、通常の中古品より格安で購入できるジャンク品は宝の山です。
筆者も以前リサイクルショップのジャンク品コーナーで、オリンパス製のデジカメを3,000円で手に入れたことがありました。新品で買えば10万円以上する機種だけに、わずか3,000円で売られているのを見て目を疑ったものです。
デジカメ用のメモリカードは、当時すでにSDカードが主流となっていました。3,000円で売られていたそのデジカメは、入手困難となっていたxDカードしか使えない機種です。買取時点で動作確認ができなかったために、ジャンク品扱いとなったものと推定されます。
筆者はたまたまオリンパス製品の別のデジカメを使っていたことがあって、xDカードも持っていました。3,000円で手に入れたジャンク品のデジカメに手持ちのxDカードを装着してみたところ、撮影や再生に何の問題もありませんでした。
このように故障以外の理由でジャンク品扱いとなっている家電もありますが、修理を必要とするケースが大半です。修理すればまだまだ使える家電が破格値で手に入るとなれば、買い手がつくのも当然と言えます。
修理できない人にしてみても、自分では直せない壊れた家電が売れれば儲けものです。たいていは二束三文でしか売れませんが、「ゴミとして捨てるよりはマシ」と思えば納得できます。
部品取りの需要
故障で正常な動作ができなくなった家電製品でも、原因となっている部品を交換するだけで動くようになる場合がよくあります。こうした修理目的の「部品取り」も、ジャンク品が売れる理由の1つです。
安く手に入れたジャンク品そのものを修理して使えるようにするのは最初から諦め、他の家電を修理するのに必要な部品だけを取り外します。修理に使う部品が製造中止で入手困難だったり、普通に買えば高くついたりするようなケースです。通常の部品代より安く上がれば、故障で動作しないジャンク品にお金を出しても十分に元が取れます。
筆者も古いパソコンの修理に使う部品取りを目的に、ジャンク品を購入したことがありました。ハードオフのジャンク品コーナーで購入した500円のタワー型PCからグラフィックボードを取り出し、20年以上前のパソコンに付け替えてみたケースです。
筆者が以前使っていたそのパソコンには、AGPという古い規格のグラフィックボードが装着されていました。グラフィックボードの故障で画面が正常に表示できなくなったため、何年も使っていなかったパソコンです。
500円で手に入れたジャンク品のPCには、AGPではなくPCI(現在主流のPCI Expressではなく、古い方の拡張バス規格)のグラフィックボードが入っていました。AGPより性能は落ちますが、故障した古いPCでもPCIのグラフィックボードは使用可能です。
試しに付け替えてみたところ、正常に映らなくなっていた画面が無事に表示できるようになりました。古いOSでなければ動作しないソフトウェアもあっただけに、ジャンク品も役に立つことが証明されたわけです。
入手困難となっている部品でなくても、格安に入手したジャンク品から部品取りをすればコスト面でメリットがあります。パソコン以外にもプリンタや液晶モニタ・スマートフォン・カメラなど、さまざまな家電製品の部品取りにジャンク品が使えるはずです。
コレクターが購入
カメラやオーディオ製品・ゲーム機などの分野には、古い機種を収集している熱心なコレクターも存在します。思わぬ掘り出し物が見つかる場合があることから、ジャンク品コーナーはコレクターにとっても「宝の山」です。
故障でジャンク品扱いとなった家電製品でも、希少価値のある機種ならコレクターが購入してくれる可能性があります。ブランド品や家具・玩具など、家電以外のジャンルも同様です。
筆者はコレクターでないので、収集目的でジャンク品を購入したことはありません。それでもリサイクルショップのジャンク品コーナーで珍しい機種のカメラやオーディオを見かけると、「マニアなら喜んで買う人がいるかも」と思ったりします。
ジャンク品が売れている主なジャンル

一口にジャンク品と言っても、商品のジャンルは多岐にわたります。ジャンク=junkというのは、「がらくた」「廃品」を意味する英語です。もともとは家電やパソコンの分野で、まともな中古品としては販売できない低価値の品がジャンク品として扱われていました。
現在では家電以外のさまざまな商品ジャンルにも、通常の中古品より下のランクとしてジャンク品が存在します。日常生活や趣味の分野はもちろん、仕事に使うような品々でもジャンク品として売れる可能性があるはずです。
この記事を書くに当たってネット検索状況をリサーチし、実際に「ジャンク品」を検索している人がいるジャンルがどれくらいあるのか調べてみました。家電製品はほとんどのサブジャンルが網羅されていますが、家電以外にも意外なジャンルでジャンク品の需要があるようです。家電と家電以外に分けて、ジャンク品が売れているジャンルを紹介します。
家電製品
もともと家電の分野でコーナーを設けたのが始まりだっただけに、ジャンク品が売られている商品のジャンルも家電の各ジャンルを幅広くカバーします。ジャンク品の販売量が特に多い家電のジャンルは、以下のようなデジタル家電・情報家電です。
- パソコン本体
- パソコンパーツ
- iPhoneなどのスマートフォン・携帯電話
- iPadなどのタブレット
- アップルウォッチ
- デジタルカメラ・ビデオカメラ
- ゲーム機
部品取り目的でPC本体を安く買おうとする人も多いですが、CPUやメモリ・ハードディスク・SSD・グラフィックボードなどのジャンクパーツにも需要があります。プリンタ-や外付けドライブ・液晶モニタ-・無線ルーターのようなパソコン周辺機器も、ジャンク品が売れているジャンルの1つです。
撮影機材の中では一眼レフ用の交換レンズやストロボ、フィルムカメラにもジャンク品が存在します。ゲームの分野ではゲーム機本体だけでなく、古いゲームソフトなどもジャンク品として売れる可能性があるので油断なりません。
またAV機器と呼ばれる家電ジャンルも、ジャンク品の多い分野です。以下のような映像・音声機器に需要があります。
- テレビ
- DVDプレイヤー
- ブルーレイレコーダー
- ラジオ・ラジカセ
- ビデオデッキ
- オーディオコンポ
ヘッドフォンやイヤホン、マイクのほか、映像・音声ケーブルなどもジャンク品が売られています。パソコンと周辺機器を接続するケーブルやACアダプタの類も同様です。
筆者はハードオフのジャンク品コーナーでパソコン用マウスやキーボードに加え、さまざまなケーブル類やACアダプタを格安価格で手に入れてきました。中には「ハズレ」の品もありましたが、意外と長持ちしているジャンク品も少なくありません。
電源周りの品では電源ケーブルのほかに、モバイルバッテリーやポータブル電源・充電器などもジャンク品が売られています。テレビを始めとするさまざまな機器のリモコンも、ジャンク品コーナーで需要がある商品の1つです。
生活家電の分野では、以下のような機器がジャンク品として売られています。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 掃除機
- エアコン
- 扇風機
- 給湯器
- 電気ケトル
- ガスコンロ
- 電子レンジ・オーブンレンジ
- 電話機
- ミシン
ドライヤーや電気シェーバーのような美容家電も含め、家電量販店で売られているような商品ジャンルの大半でジャンク品が存在する状況です。ジャンルごとに需要が多い少ないの差もありますが、ジャンク品がまったく売れない家電の分野はないと言えます。
家電以外
いわゆる家電のほかにも、機械に属する品には同じようにジャンク品の需要があります。以下のような品々です。
- バイク・自転車
- モーター・発電機
- 溶接機・高圧洗浄機
- 草刈り機・除雪機
- 農業機械
- DIY工具
- カー用品
ホームセンターやカー用品店で売られているような商品も、家電に劣らずジャンク品が多いジャンルです。
仕事に使うような機械や工具類は、ジャンク品でも高く売れる可能性があります。車に関してはカー用品のジャンクパーツだけでなく、車両そのものがジャンク品として取引されているほどです。
趣味の分野では、以下の品々もジャンク品が結構売れています。
- 楽器
- おもちゃ(玩具)
- フィギュア・ぬいぐるみ
- プラモデル・プラレール
- モデルガン・エアガン
- ラケット・ゴルフクラブなどスポーツ用品
- テント・ランタンなどアウトドア用品
- ワインセラー・ビールサーバー
- ライター・ペンライト
- 本・CD・DVD
ピアノやキーボード・ギターなど楽器のジャンルでは、アンプやエフェクターの類にもジャンク品が存在します。おもちゃのジャンルでは、レゴブロックやたまごっちのジャンク品が人気です。トレカ(トレーディングカード)やポケカ(ポケモンカード)にすらジャンク品が存在するほどで、コレクターに需要があると見られます。
このほかにも以下のようなジャンルで、ジャンク品の売られている例が確認できました。
- 家具
- 時計
- ブランドバッグ
- 財布
- アクセサリー
- 服
- 靴
腕時計やバッグ・財布などのブランド品はジャンク状態でも高く売れる可能性がありますが、偽ブランドと疑われる場合もあるので注意が必要です。たとえジャンク品であっても、正規品であることを証明した上で売るのが理想と言えます。
ジャンク品を売る2つの方法のメリット・デメリット

自分で店舗を持っている人でもない限り、ジャンク品を売る方法は以下の2通りです。
- 買取業者(店舗)に売る
- フリマサイトに出品する
それぞれメリットとデメリットがありますので、個別に解説していきます。
買取業者に売る
筆者は主にハードオフの店舗を利用していますが、ジャンク品の買取をしている店舗(業者)は他にも数多く存在します。中古品を買取・販売しているリサイクルショップだけでなく、ジャンク品を専門に扱う買取店舗も存在するほどです。
店舗によって違いもありますが、多くの店舗で以下のような3通りの買取方法に対応しています。
- 店頭買取
- 出張買取
- 宅配買取
近くに実店舗があるという人で売りたい品がそれほど大きくない場合は、店頭に持ち込んで買取してもらうのが一番手っ取り早い売り方と言えます。少しでも査定額がつけば、即金でお金に換えられる点もメリットです。
近くに店舗がない人でも出張買取の対応エリアであれば、担当スタッフが自宅を訪れて査定してくれます。出張買取の対応エリア外でも、宅配買取なら遠方から郵送で査定してもらうことが可能です。発送の必要はありますがが、後述するフリマサイト出品よりは手間が少ないと言えます。
買取業者を利用する売り方には以上のようなメリットがある一方で、ジャンク品はどうしても安く買い叩かれがちです。買取価格は業者次第だけに、希望価格ではなかなか売れません。
特に総合型のリサイクルショップでジャンク扱いされると、「値段がつかない」と言われる場合も多いものです。筆者も普段利用している買取店舗にパソコン周辺機器やデジカメを持ち込んだ際に、動作確認できないなどの理由で買取できないと言われたことがありました。無料で引き取ることは可能ということですが、「買取価格0円のものがジャンク品コーナーで売られているのでは?」などと思ったものです。
フリマサイトに出品する
ジャンク品を売るもう1つの方法は、フリマサイトやネットオークションに出品する売り方です。実際にメルカリやラクマ・ヤフオク(Yahoo!オークション)には、家電をはじめとした大半のジャンルでジャンク品が出品されています。
買取店舗で店頭買取してもらうのと違って、フリマサイトでジャンク品を売る場合には自分で出品・発送する作業が必要です。宅配買取でも郵送に伴う作業は発生しますが、フリマサイトだと出品にも手間がかかります。写真を撮影したり説明文を作成したりするのに時間がかかるという点は、フリマサイトを利用する場合のデメリットです。
利用ユーザーが最も多いメルカリに出品して売れた場合、送料を出品者の側で負担するのが当たり前になっている点もデメリットの1つに数えられます。購入者が送料を負担する設定にすると、なかなか売れなくなるからです。
フリマサイトには以上のようなデメリットの一方で、出品価格を自分で決められるというメリットもあります。似たような商品を出品しているライバルとの兼ね合いもありますが、送料や梱包費用を引いても利益が残るように価格設定することは可能です。
いずれのサイトを利用するにも、10%前後の販売手数料が売上から引かれることになります。手数料も考慮に入れて価格設定する必要はありますが、買取店舗に売った場合に引かれる中間マージンよりは安く済むことが多いものです。
買取業者で中間マージンをどれくらい取っているのかは、買取の時点ではわかりません。筆者も以前買取店舗に売った商品が後日店頭で売られているのを見れば、買取価格と販売価格の差から中間マージンが推測できます。ものにもよりますが、中には中間マージンが販売価格の50%以上に達する商品もありました。
フリマサイトを利用すれば、中間マージンに相当する部分は10%前後に収まります。出品しても必ず売れるとは限りませんが、売れた場合に自分の取り分が増えるという点は最大のメリットです。
フリマサイトでは基本的に個人対個人の取引となるため、出品者は自分自身がリサイクルショップなどと同じ立場になってきます。ジャンク品の特性を理解しない人に購入された場合、相手とトラブルになる可能性があるという点には注意が必要です。出品の際にはジャンク品と明記して商品の状態を正直に記載し、「購入は自己責任で」等の免責事項も併記しておくことをおすすめします。
ジャンク修理は儲からない?
故障で動作しなくなった家電製品を修理できる人なら、直したジャンク品を売って稼ぐことも可能です。「修理転売」や「ジャンクせどり」などと言われるこの手法は、リペア職人の副業にもなり得ます。リペア職人というのは住宅や家具・ブランド品・機械などの修復・修理を専門とする仕事です。
修理の仕事を本業としている人でなくても、本やYouTubeの動画などを参考にしながら修理の知識を身につけるという手があります。リサイクルショップやフリマサイトで安く仕入れたジャンク品を修理して高く売れば、仕入れ値と売り値の差額で稼げるというわけです。

フリマサイトの出品者には実際にジャンク品の修理転売で稼いでいると見られる人もいますが、「ジャンク修理は儲からない」という声もあります。儲からないと言われる理由は以下の通りです。
- 修理に必要な部品の調達コストが高騰
- 修理に時間がかかるわりに低収益
- 修理に失敗すればかえって赤字になる
- ライバル増で転売価格も下落傾向
- 仕入れも競争が激化
才覚しだいではジャンク修理転売でも収益を出すことは十分可能ですが、時給換算で効率的に稼ぐのは至難の業です。修理転売を本業の仕事としている人はほんの一握りで、副業でやっている人が多いと見られます。
副業で収入を増やすのを最優先としたい人は、普通にアルバイトの仕事をするのが無難です。雇用契約を結んで働く仕事なら、最低賃金(令和7年度の全国平均は1時間あたり1,121円)が保証されています。
とは言えジャンク品を直して使えるようにするのは、機械いじりや修理が好きな人にとっては格別な喜びがある仕事です。ただ同然の安値で売られていたジャンク品を自分の手で再生させ、中古品として売れれば大きな達成感が得られます。
- 好きなことを仕事にしたい
- 世の中の役に立つ仕事がしたい
- やりがいを重視したい
そんな人なら、ジャンク品の修理転売も立派な副業になるはずです。
ジャンクせどりは古物商許可が必要
ジャンク品を自分で修理して第三者に販売する場合には、古物商許可が必要なケースと不要なケースがあります。壊れた家電や家具など修理の対象となるものがもともと自分の所有物だった場合には、修理して売るのに古物商許可は必要ありません。古物商許可が必要になるのは、修理の対象となるジャンク品を店舗やフリマサイトから購入した場合の話です。
商品を仕入れて転売する際には、修理をする・しないに関わらず、基本的に古物商許可が必要になってきます。転売が一度きりなら不要と判断される場合もありますが、業として反復的に修理転売するなら古物商許可の取得が欠かせません。所轄の警察署に必要書類を提出して申請し、手数料も支払った上で審査を受ける必要があります。
家族が使っていたものや友人からもらったものを修理して転売する場合は、自分のものを修理して売るのと同じで古物商許可は必要ありません。こうした修理転売の難しいところは、修理するのに他のジャンク品を購入して部品取りをするケースもあるという点です。
もともと自分の持っていたものや友人から譲っていたものを修理して売るだけなら、古物商許可がなくても問題ありません。店舗やフリマサイトで購入したジャンク品から部品取りをして修理した場合、法的にはグレーゾーンの状態になってしまいます。部品取りを含めてジャンク品の購入を伴う場合は、念のため古物商許可を取得しておいた方が安全です。
まとめ

リサイクルショップのジャンク品コーナーには少々怪しい雰囲気も感じていましたがが、知れば知るほど奥が深い世界でもありました。ゴミ同然だったものがお金に替えられれば、たとえ少額でも満足感が得られます。
希少価値があるものがコレクターに売れる場合もありますが、ジャンク品が売れる理由の多くは以下の2つです。
- 修理して使用(販売)する目的
- 部品取りの目的
壊れた家電や家具などをそのまま売るにしても、自分で修理して少し高く売るにしても、お金を稼ぐ手段としてはそれほど効率的ではありません。ジャンク品の修理転売なら副業にもなり得ますが、最低賃金を上回るほどの収益を残すにはかなりの才覚が求められます。
- 家にあるガラクタを少しでもお金に替えたい
- 壊れたものを修理すること自体が楽しい
- 物を大事に使いたい
そんな人におすすめの稼ぎ方です。メルカリなどのフリマサイトでどのようなジャンク品が売れているのか、興味のあるジャンルで検索してみるといいでしょう。



