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試験監督バイトが副業に最適な理由とは?稼げる金額と仕事内容を解説

副業
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手っ取り早くお金が稼げる単発バイトの1つとして、資格試験や模擬試験・入学試験などの試験監督が挙げられます。試験監督は学生のアルバイトとしても人気を集めていますが、基本的にスーツを着用する必要がある点を考えると、どちらかと言えば社会人の副業に向いた仕事です。ただ試験用紙を配って回収するだけでなく、会場の準備から後片付けに至るまで仕事内容は多岐にわたります。

資格や経験は不要で誰でも応募できる試験監督バイトでどれだけ稼げるのか、給料の平均的な相場について調査してみました。資格試験や入学試験は特定のシーズンに集中する傾向も見られますので、求人の募集状況についても記事の後半で解説します。

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社会人の副業に向いた試験監督バイトとは?

さまざまな単発バイトの中でも試験監督バイトは特別なスキルなどは必要とされず、体力的な負担も重くないことから人気を集めています。国家資格や民間資格の資格試験に加え、学習塾や予備校が実施する模擬試験、高校・大学などの入学試験も仕事の対象です。

資格試験は大学や専門学校の教室を借りて実施されるケースが多く、自宅に近い会場で試験監督の求人が見つかれば交通費や移動時間の節約になります。いずれも試験の実施日は学校や会社が休みになる土日が中心だけに、平日に本業の仕事がある社会人の副業にも最適です。

試験監督バイトには学生可の求人も少なくありませんが、学生の場合でもほとんどの例でスーツとネクタイ着用が求められます。スーツに慣れない学生よりは、普段から着用している社会人の方がやりやすい仕事です。

受験生の人生を左右しかねない試験を管理する重要な役割とあって、スーツ着用以外にも身なりには制限があります。髪の毛の色は黒が基本で茶髪や金髪などはNGとされ、ピアスやネイルは禁止、女性のヒールも靴音が響くため不可というケースが大半です。

主な仕事内容

試験会場の広さや受験生の人数によっても勤務体制は変わってきますが、試験監督の仕事は2人から数人が一組になって役割分担するのが一般的です。未経験者や経験の少ない人の場合は、主任監督員のアシスタントとして補助的な作業に従事することになります。

事前に試験会場の準備を行う場合には、テーブルや椅子の間隔を調整したり受験番号を貼り付けたりするのが会場設営の主な仕事です。試験の開始時刻が近づいてくると受験生が次々に会場を訪れますので、外で誘導したり教室の前で案内したりしてスムーズな入場を促し、試験によっては受付業務を担当する場合もあります。

試験開始前には問題用紙と答案用紙を配布するだけでなく、受験者数をチェックしたり時間割や注意事項を板書したりするのも試験監督の役割です。経験者はマイクを使って試験内容や注意事項を説明したり、試験の開始と終了の合図をしたりする仕事を任される場合もあります。TOEICや英検などリスニングを伴う試験では、音が正常に出るかどうか音源チェックの仕事も欠かせません。

試験開始後は机の上に置かれた受験票の顔写真と受験者とを照らし合わせ、試験の邪魔にならないよう本人確認するのが試験監督に課せられた重要な役割です。同時に試験会場を見回りながら、カンニングなどの不正行為が行われていないかどうか監視する役目もこなします。

試験の途中でトイレに行きたくなった人を誘導したり、具合が悪くなった人を医務室に連れて行ったりするようなアクシデントにも随時対応しなければなりません。会場の室温を適切に保つよう温度調節を行う役目もありますが、長時間に及ぶ試験中の大半は特にすることがなく黙って座って待つのが基本です。暇だからと言ってスマホをいじったり、本を持ってきて読んだりするのは禁止されています。

途中で眠くなっても居眠りは許されませんので、日頃から本業の仕事で残業が多かったりして睡眠不足の人は眠気対策が欠かせません。試験が終了したら答案用紙を速やかに回収し、整理して集計を行うのも試験監督の役目です。試験会場によっては終了後に後片付けをする場合もあります。

このように試験監督バイトの仕事は多岐にわたり、試験会場まで足を運ばないと任務をこなすことができません。在宅で試験に関わる仕事をして収入を増やしたいという人は、慣れれば時給換算で試験監督バイト以上に稼げる可能性がある採点バイトも検討に値します。

採点バイトは在宅でも高収入が稼げる?学生や主婦に人気の理由を解説
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求人の募集状況

試験監督の仕事は単発バイトとして随時募集される求人と、派遣会社に登録しておいて求人が出たら紹介してもらうケースがあります。各種試験の行われる時期には偏りも見られますが、試験の種類によって繁忙期が異なるため、その気になれば1年を通じて仕事を見つけることも可能です。特にTOEICの試験はほとんど毎月のように実施されていますので、受付業務やリスニング試験に伴う音源チェックなどの煩雑さを厭わなければ有力な選択肢となります。

国家試験や民間試験などの資格試験は毎年6月を中心とした時期と、9月から11月にかけての秋に実施される例が大半です。繁忙期にはアルバイト求人サイトにも試験監督バイトが多く募集されますが、人気の仕事ですぐに定員が埋まってしまう傾向も見られます。繁忙期以外に求人を探す場合も含め、資格試験を実施する団体や予備校などのHPでも募集が掲載されていないかどうか定期的なチェックが欠かせません。

高校や大学などの入学試験は2月から3月にかけての時期に集中しますが、大手学習塾や予備校の模擬試験は春から夏期講習にかけての時期が中心となります。秋に模擬試験を実施する進学塾も少なくありませんので、アルバイト求人サイトや塾のHPをチェックしてみるといいでしょう。

試験監督バイトの副業でどれだけ稼げる?

アルバイト求人サイトに掲載されている試験監督バイトの募集には、応募資格が高校卒業以上で学生でも応募可能な求人もあれば、学生不可としている求人もあります。学生可の求人は時給が低めの傾向も見られ、1時間あたり1,000円から1,300円程度が平均的な相場です。主任監督員と試験監督補助で時給に差を設けているケースでは、責任が重い主任監督員の方が時給で100円ほど高くなります。

会場設営や後片付けも仕事内容に含まれる場合は、1日で8時間から10時間ほど働いて日給10,000円稼げる求人も少なくありません。土曜日に会場準備で2時間程度働き、試験当日の日曜日に6~8時間ほど働いて合計10,000円稼げる求人もありました。

会場設営や後片付けがない場合は実働時間がもっと少なくなるため、日給で日給6,000円から8,000円程度という求人も見られます。こうした試験監督バイトの仕事で土日フルに働いても、月に10万円以上を稼ぐのはなかなか難しいと言えます。

試験監督バイトの副業まとめ

ほとんどの求人は学生歓迎としている例が多いせいか、試験監督バイトは時給換算でそれほど高収入が稼げる仕事というわけではありません。とは言え時給や日給が高額なバイトは体力的な負担が大きい仕事や、ケガなどのリスクのある仕事が多いものです。

その点で試験監督バイトは体力面での負担が軽く、仕事内容もそれほど難しくありません。未経験の人は用紙の配布や回収・会場の見回りなど、難易度の低い仕事が中心です。受験生からの質問があれば随時対応する必要もあるとは言え、飲食店のホールスタッフバイトやコンビニバイトなどと違って接客の必要はありません。

本業の仕事で疲れがちという人でも、試験監督バイトならそれほど負担にならずに稼げる副業です。求人が募集される時期にはある程度の偏りも見られますので、資格試験や模擬試験などのシーズンはアルバイト求人サイトをこまめにチェックすることをおすすめします。

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