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予約サイトが無料で作成できるMOSHとは?5種類の活用方法を解説

予約サイトの画面 副業
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個人でレッスンを開催している講師やインストラクターの間で、ホームページが無料で作れるMOSHが人気を集めています。予約サイトの作成機能が標準で装備されているMOSHを活用すれば、月額サブスクサービスやデジタルコンテンツ販売サイトの作成も可能です。エステサロンやフィットネスクラブなど、MOSHを利用してサービスを運営している法人も少なくありません。

そんなMOSHの活用方法について、5種類のサービス形態に分けて基本情報をまとめてみました。他にも類似サービスが多くある中で、MOSHを選ぶメリットとデメリットについても記事の後半で分析結果を解説します。

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MOSHとは?

「?」と書かれたドアを開ける

MOSH株式会社が運営するMOSHは、インターネット上でサービスを販売できるようにするためのホームページ作成サービスです。ホームページと言えば企業の公式サイトを想像しがちですが、MOSHを利用すれば個人でも自分だけのホームページを持てるようになります。

市販のホームページ作成ソフトなどと違って、MOSHは購入費用や月額料金が不要です。スマホ1つで簡単に自分のサービスページが作れるため、パソコンを使う必要もありません。

MOSHには予約管理機能が装備されているため、レッスンやサービスの予約サイトを実質無料で作れるということになります。サービスがオンライン決済で購入された場合にのみ、売上から決済手数料が引かれる仕組みです。

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MOSHが急成長している理由

オンラインのイメージ

MOSHの登録事業者数は2020年の2月時点で5,000人ほどでしたが、現在は3万人を突破しました。短期間でこれだけの急成長を遂げた背景には、コロナ禍でレッスンやサービスの提供方式が大きく変わったという事情があります。

後述するようにMOSHでは対面型のレッスンだけでなく、オンラインレッスンやコンテンツ販売など多様な形態のサービス提供が可能です。対面でレッスンを提供していたサービスの中には、サイタのようにコロナ禍でサービス終了を余儀なくされた例もあります。

教室集客サイトのストアカはオンライン講座に対応することで生き延びましたが、MOSHはコロナ禍の以前からオンラインのサービスに対応していました。対面型のレッスンが敬遠されるようになったことから、オンラインでの提供が可能なプラットフォームとして注目されるようになったのです。今後は対面型にも客足が徐々に戻っていくものと予想されますが、一度普及したオンラインレッスンは安定した需要を維持するとも考えられます。

MOSHを活用したサービスページの例

レッスンのイメージ

MOSHを使えば誰でもレッスンやサービスの予約サイトが作れるようになりますが、提供するサービスにはいろいろな形態が考えられます。MOSHは対面型とオンライン型両方のサービス提供に対応している上に、料金の徴収方法も多彩です。それらを組み合わせると、MOSHで作成できるサービスページは以下のような合計5種類の選択肢があります。

  1. 対面教室・イベントの予約サイト
  2. プライベートレッスンの予約サイト
  3. 月額サブスクサービスの予約サイト
  4. オンラインレッスンの予約サイト
  5. デジタルコンテンツの販売サイト

MOSHの管理画面でサービスタイプを選択できますので、それぞれの概要について解説します。

対面教室・イベントの予約サイト

ヨガ教室

ヨガ教室や料理教室などは教室をレンタルして生徒を集め、対面でレッスンを行うケースが多くなっています。開催日時と場所は会場の予約状況や講師の都合に合わせ、事前に告知されるのが一般的です。

このようなタイプのレッスンを開催する際には、MOSHのサービスページ作成画面で「クラス・イベント開催タイプ」を選択します。あとは画面の指示にしたがってタイトルとレッスン内容・予約可能なスケジュールを入力し、レッスンの料金を設定すれば必須項目の入力は完了です。サービスの流れやオプションメニュー・定員の人数といった情報も、必要に応じて入力しておきます。

予約が定員に達した場合でも「キャンセル待ち」の登録は可能で、キャンセルの発生を受けて登録者にメールが一斉送信される仕組みです。定員に達した後で人数を増やすことも可能ですので、このへんは柔軟に運用できます。同じ仕組みを利用すれば、セミナーや講演会・集客イベントの予約サイトを作ることも可能です。

プライベートレッスンの予約サイト

インストラクターと生徒

対面で指導を行うレッスンは、必ずしも複数の生徒を集めて開催されるとは限りません。生徒と1対1のマンツーマンで指導を行うスタイルも、根強い人気を誇るレッスンの方式です。

MOSHを利用してこうした個別レッスンの予約サイトを作る際には、サービスページのタイプで「プライベート予約」を選択します。パーソナルトレーニングや英会話などの語学レッスンを生徒と1対1で行うケースの他、ネイルサロンや鍼灸院・マッサージのような施術の予約サイトにも対応した方式です。事前にサービス提供が可能な日程を示し、レッスンや施術を申し込んだゲストにスケジュールを選んでもらうような利用方法が考えられます。

サービスを利用するゲストと相談の上で、日程や料金を決めることも可能です。メッセージはMOSHを通じてやり取りできる仕組みですので、個人の連絡先を相手に教える必要はありません。

月額サブスクサービスの予約サイト

サブスクのイメージ

以上の2タイプはいずれも1回限りのレッスンや施術・イベントを想定していますが、サービスを気に入ってもらえればリピーターになってくれる可能性もあります。MOSHではそうした継続的な利用を想定し、月額料金の課金を行うサービスタイプも用意されています。

音楽や動画の配信サービスでも、月額課金制のサブスクリプション(サブスク)は広く普及している状況です。MOSHを利用して月額課金型の予約サイトを作成する際には、サービスページのタイプで「サブスク」を選択します。

毎週決まった曜日にレッスンを行うような習い事の予約サイトだけでなく、有料のオンラインサロンを開催する手段にも利用が可能です。他のサービスタイプに該当する場合でも、月額課金制度にしたい場合は「サブスク」で予約サイトを作成してみるといいでしょう。

オンラインレッスンの予約サイト

オンラインのヨガ教室

MOSHでも2019年までは対面型のサービスが主流でしたが、コロナ禍で状況が一変した2020年以降はオンライン型が全体の70%ほどを占めるようになりました。サービスページのタイプで「オンライン開催」を選択すれば、Zoomを通じてレッスンなどのサービスを提供できるようになります。

ビデオ会議システムのZoomはテレワークやオンラインのイベントなどに活用されていますが、普通は事前のZoomアカウント作成が必要です。MOSHを使って「オンライン開催」の予約サイトを作成した場合は、Zoomのアカウントを持っていなくても予約が入り次第に自動でZoomミーティングが作成されます。

3人以上が対象の場合は40分までという制限もありますが、同じURLに再接続することで延長も可能です。Zoomのリンクも相手に自動で伝えられますので、連絡忘れの心配がありません。Zoomのアカウントを持っている人は、Zoom連携機能をOFFにしてURLを送信する必要があります。

「オンライン開催」はヨガや英会話などのレッスンだけでなく、幅広いジャンルのサービス提供にも利用が可能です。悩み相談やカンセリング・占いといったサービスに加え、愚痴聞きサービスもオンラインでのサービス提供が主流となっています。他の類似サービスでも同様の傾向は見られますが、MOSHの場合はZoomを使ったサービス提供をしやすい点が特徴です。

デジタルコンテンツの販売サイト

デジタルコンテンツのイメージ

MOSHは以上のようなレッスンやサービス提供の予約サイトだけでなく、デジタルコンテンツ販売サイトの作成も可能です。情報をPDF文書や音声・動画コンテンツの形で販売したり、漫画やイラスト・音楽などの作品コンテンツを販売したりする用途が考えられます。

オーダーメイドでイラストやデザインの制作を請け負う場合には、事前に見積もりを提示して顧客に検討してもらう手続きも欠かせません。MOSHのサービスページ作成画面で「見積もり・コンテンツ販売」タイプを選択すれば、完成コンテンツの販売とオーダーメイド販売の両方に対応できるようになります。

決済方法は完成コンテンツの販売を想定した「即時予約」と、オーダーメイド販売を想定した「日程・金額の調整後に予約確定」の2パターンです。即時予約をOFFに設定した場合は、「プライベート予約」タイプを選択した場合と同じ流れで予約が進められます。

即時予約をONに設定すればPDFなどの完成コンテンツを即座に販売できますので、購入客とのやり取りは最低限で済みます。仕事や家事で忙しいためにレッスンを開催している余裕がないという人でも、デジタルコンテンツ販売なら収益の自動化が可能です。

MOSHのメリット

メリット

MOSHはレッスンの予約サイトからコンテンツ販売サイトまで多様なサイトの作成に対応したサービスですが、類似のサービスも少なくありません。スキルをお金に換えられるネット上のフリーマーケットとしては、テレビCMでもおなじみのココナラが代表的な存在です。MOSHと直接競合する教室集客サイトの分野では、ストアカが大きな市場シェアを持っています。

そうした中でもMOSHの利用ユーザーが急増しているのは、他のサービスにないメリットがある証拠です。MOSHを利用して予約サイトを作成するメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  1. 自分だけの予約サイトが無料で作れる
  2. ホームページ作成がわずか3分
  3. アプリの操作が簡単
  4. レビューで集客できるレポート機能

それぞれ詳しく解説します。

自分だけの予約サイトが無料で作れる

MOSHに事業者として登録すると、自分だけのオリジナルページが無料で作成できるようになります。作成したページには予約サイトとしての機能が最初から備わっているため、予約システムや決済システムを別途で導入する必要がありません。予約管理やオンライン決済・顧客管理など、レッスンやサービスを提供して収入を得るのに必要な機能は一通り揃っています。

これだけの機能を備えたオリジナルの予約サイトを作成しても、MOSHは初期費用や月額費用が無料です。サービスが購入されて売上が発生し、オンラインで決済した場合にのみ、売上から決済手数料が引かれる仕組みとなっています。金銭的なリスクを背負うことなくレッスンやサービスなどの個人事業をスタートできるという点が、MOSHを利用する上での最大のメリットです。

0円

スキルを生かしたサービスを無料で出品できるサイトは他にも数多く存在しますが、MOSHは予約システムを備えたホームページを個人でも作成できる点に特徴があります。ブログやSNSとの連携機能が装備されていますので、フォロワーを育てて自身の予約サイトに誘導するような活用の仕方も可能になってきます。

他の類似サービスはサイト内にサービスを出品してライバルと競い合うスタイルになるため、後から参入した人にとっては不利な状況です。インスタグラムなどのSNSですでに多くのフォロワーを持つ人であれば、MOSHを利用することで初心者でも優位に立てます。

ホームページ作成がわずか3分

砂時計

MOSH以外にも無料でホームページが作成できるサービスは存在しますが、まったく知識を持たない初心者が導入するにはハードルがあります。ホームページそのものは簡単な操作で作れる場合でも、普通は予約システムや決済システムを別に導入しなければなりません。

その点でMOSHなら、決済システムまで備えた予約サイトを簡単に作成できます。ホームページの作成に要する時間は、平均でわずか3分という触れ込みです。

スマホの操作に不慣れな人はもう少し時間がかかる可能性もありますが、慣れた人ならほとんど手間がかかりません。デザインの自由度にさえこだわらなければ、短時間で簡単にホームページが作れるという点もMOSHを選ぶメリットの1つに数えられます。

アプリの操作が簡単

MOSHの操作が簡単なのは、ホームページの作成だけではありません。実際に予約が入って顧客とのやり取りやスケジュールの確認を行う際にも、スマホ1つの簡単な操作で済みます。予約サイトの作成からスケジュール管理・顧客管理に至るまで、すべての作業がアプリ内で完結する仕組みです。

パソコンを持っていない人でも、MOSHを利用すれば自分だけの予約サイトを作ってレッスンやサービスを提供できるようになります。数ある類似サービスの中でも、MOSHはスマホ操作に特化している点が1つの特徴なのです。

レビューで集客できるレポート機能

レッスンやサービスを利用する際に、多くの人はレビューや評判を検索してから申し込むかどうかを判断しています。法人が運営しているサービスはそうした情報も比較的見つかりやすいですが、個人が提供するレッスンやサービスは評判が見つからない例も珍しくありません。サービスを利用する側でも評判がわからないと不安になり、利用をためらう傾向が出てきます。

MOSHにはサービスの利用客が感想レポートを提出する機能が用意されていて、レポートを自分のサービスベージに表示させることも可能です。MOSHを利用すれば企業HPのようにレビューが掲載できるようになるため、利用の申し込みが増える効果が期待できます。中には感想レポートを提出しない利用客もいますので、サービス提供が終了したら提出を依頼するメッセージを送信してみるといいでしょう。

MOSHのデメリット

メリットとデメリットを考える

当ブログではサービスや商品を紹介する際に、可能な限り公平な視点に基づいた情報を提供するように心がけてきました。MOSHに関しても良い面だけを紹介するのではなく、デメリットになり得る点も併記しておきます。
MOSHと類似した他のサービスにしても、メリットがあればデメリットもあるのが普通です。どれだけ優れたサービスであっても、完全無欠ということはあり得ません。

あらかじめデメリットを把握した上でメリットと天秤にかけ、総合的に判断した上で選ぶのが失敗しにくいやり方です。そうした観点で見たMOSHのデメリットは以下の通りですので、登録を検討する際の参考にしてみるといいでしょう。

決済手数料が高め

MOSHは初期費用無料で登録できる上に月額料金もかかりませんが、運営会社はボランティアで事業を行っているわけではありません。サービスの運営費を捻出する目的で、売上から手数料を徴収するというビジネスモデルを採用しています。

ココナラストアカのようなスキル販売のプラットフォームでも、同様のビジネスモデルは主流となっている状況です。いずれもサイトへの登録やサービスの出品そのものは無料で、売上が発生した場合にのみ販売手数料が引かれます。

MOSHの場合は「決済手数料」と「サービス手数料」の合計金額が売上から引かれる仕組みです。決済手数料は売上の3.5%で、サービス手数料は3.0%+99円となっています。合計すると、6.5%+99円が売上から引かれるわけです。

ココナラの販売手数料は一律22%で、ストアカは10%~30%(集客方法やレッスン開催方法によって変わります)となっています。他のスキル販売サイトを見ても10%から20%前後という例が多いため、MOSHの手数料はむしろ低めの水準です。

クレジットカード決済

月額料金無料で導入できる予約システムの中には、決済手数料がもっと安いサービスも存在します。例えばSTORES予約のフリープランはMOSHと同じように初期費用・月額料金無料でありながら、クレジットカード決済手数料は売上の4.9%+99円です。予約システムを導入するだけの知識を持つ人から見れば、MOSHの8%も割高と感じるかもしれません。

とは言えMOSHはそうした知識を持たない人でも、簡単な操作で自分だけの予約サイトを作れるサービスです。ホームページを設置するために別途でサーバーをレンタルする必要もありません。

SEOに強くない

MOSHのデメリットとして挙げられるもう1つの弱点は、SEO(検索エンジン対策)に強くないという点です。MOSHはここ1~2年で急成長を遂げているとは言え、利用ユーザー数200万人超を誇るココナラと比べて知名度では及びません。ココナラであればサイト自体に集客力があるため、サイト内にサービスを出品するだけで多くのユーザーの目に触れることになります。

MOSHはココナラやストアカにサービスを出品するのと違って、自分のホームページを作成した上で独自に集客を行うのが基本のサービスです。登録事業者に割り当てられるドメイン(インターネット上の住所に相当するもの)は独自ドメインではなく、自分のURLは「mosh.jp/」の下に割り当てられることになります。

サービス開始から年数が浅いせいか、MOSHのドメインは検索エンジンに決して強いとは言えないのが現状です。SEOツールのMOZで測定したMOSHのドメインスコアは42で、ココナラの58やストアカの53より低くなっています(2023年12月現在)。

検索エンジンの画面

サービスを販売する際にはGoogleYahoo!の検索経由で集客するのが理想ですが、ドメインのスコアが高いサイトほど検索結果で上位表示されやすいのが普通です。MOSHはココナラやストアカよりドメインスコアが低いため、他の経路での集客も模索していく必要があります。

幸いMOSHにはインスタグラムなどSNSとの連携機能も標準で装備されていますので、これを利用しない手はありません。ココナラ以上に多くの人が利用しているSNSと連動させることで、検索エンジンに頼らなくても自分の予約サイトに集客することは十分に可能です。最近はインスタグラムやTwitterで情報を検索している人が増えているだけに、SNSユーザーをどれだけ取り込めるかが集客の鍵となってきます。

まとめ

オープンのイメージ

MOSHはレッスンや施術などのサービス販売を対象として、誰でも無料で簡単に予約サイトが作れるようにした画期的なサービスです。MOSHを活用した予約サイト・サービス販売サイトとしては、以下のような5種類のタイプが考えられます。

  1. 対面型の教室・レッスン
  2. プライベートレッスン
  3. 月額サブスクサービス
  4. オンラインレッスン
  5. デジタルコンテンツ販売

いずれも初期費用・月額料金ともに無料で自分だけのホームページが作成できる上に、予約システムや決済システムを別に導入する必要がありません。サービスが購入されてオンライン決済を適用した場合にのみ、売上から決済手数料が引かれる仕組みです。手数料は業界最安値というわけではありませんが、類似サービスの中では低めの水準と言えます。

ホームページの作成や予約システムの操作も、スマホを使って簡単にできるところがMOSHの特徴です。SNSと上手に連携できれば強力な集客手段になり得ますので、普段からインスタグラムなどを使いこなしている人は登録を検討してみるといいでしょう。

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