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ヨガインストラクターの副業はオンラインでも可能?最新情勢を解説

ヨガに取り組む女性 副業
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仕事をしている人が副業で取り組んでいる例も珍しくありません。平日の仕事が終わった後の夜間や土日などを利用すれば、レッスンを開いて指導を行うことができます。

コロナの影響もあって最近はZOOMなどのツールを使ったオンラインヨガが普及し、感染リスクを避けながらヨガを教えるスタイルへと移行しつつあります。指導方法が大きく変わってきているヨガインストラクターの現状について、仕事の探し方や報酬の相場などの最新情報をまとめてみました。既存のヨガスタジオに依存せずに自分でオンラインヨガ教室を開催する方法についても、記事の後半で詳しく解説します。

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ヨガインストラクターが副業として人気の理由

古代インドにルーツを持つヨガは今や世界中の人に親しまれていますが、ヨガに熱心なのは日本人も例外ではありません。国内で月に1回以上ヨガに取り組んでる人は600万人にも達すると言われており、ヨガ人口は年々増加の一途です。ヨガを教わりたいという人も絶えないことから、ヨガインストラクターが職業として成り立つようになりました。

とは言え専業のヨガインストラクターとして生計が成り立っている人は一握りに過ぎず、ほとんどの人は他に収入の手段を持っているのが現状です。ヨガ教室は生徒の都合で平日の夜間や土日などの休日に開催される例も多いことから、指導を行うインストラクターの方も会社員などの本業と両立させることが可能になってきます。ヨガスタジオなどの募集している求人に応募する方法だけでなく、自分で集客して教室を開く方法でもヨガインストラクターを副業の手段にすることは可能です。

ヨガの指導を行うインストラクターの女性

ヨガを教わりたいという人は多く存在するため生徒も集まりやすく、どちらの方法でも副業としては比較的高収入を稼げるのが人気の一因でした。ヨガスタジオのフロント業務を兼ねたアルバイトの場合は、時給1,500円前後が給料の平均相場です。1レッスンあたりいくらという形で報酬が支払われる完全出来高制の業務委託契約だと、1時間程度のレッスンで3,000円から5,000円ほどが稼げます。

コンビニや飲食店などで普通にアルバイトをした場合の時給と比べ、ヨガインストラクターは短時間で効率的に稼げるのが人気の秘密です。好きなヨガでお金を稼げる上に自身の健康にも役立ち、対人スキルや指導能力まで身につくというメリットも見逃せません。

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コロナの影響でヨガインストラクターの仕事が激減

一過性のブームにとどまらない活況が続いていたヨガの世界も、新型コロナウイルスの感染が広がったことで様相が一変してしまいました。スタジオに生徒が集まって指導を行うのが主流だったヨガ教室には感染のリスクがあるため、感染拡大で多くのスタジオが休業に追い込まれてしまったのです。

営業が再開されてからも生徒の人数を制限するなどの対策が取られ、互いの距離を開けるなどの不自由な指導を強いられています。受講する側では対面での指導を敬遠する人が増え、新たな会員獲得も伸び悩んでいるのが現状です。

臨時休業の張り紙

そんなヨガ教室の苦境に合わせてインストラクターの仕事も激減し、コロナ禍で収入がゼロになったという人も少なくありません。ヨガ教室とレッスン単位で業務委託契約を結ぶインストラクターの報酬は完全出来高制で支払われるため、スタジオが休業したりレッスンのキャンセルが相次いでしまってはまったく稼げなくなります。

自分の好きなときに好きなだけ働いて稼げるのがフリーランスの強みですが、雇用された労働者と違ってコロナ禍のような事態にあっては会社からの保護が受けられません。たとえ副業でも収入がゼロになってしまっては大きな痛手となりますので、業務委託の形でヨガインストラクターの仕事を始める際にはそのへんのリスクも承知しておく必要があります。

オンラインヨガとは?

コロナ禍でヨガスタジオの多くが休業や営業制限に追い込まれたとは言え、2,600億円とも言われるヨガの巨大市場がなくなったわけではありません。世の中には依然として「ヨガを教わりたい」という需要が多く存在し、外出自粛による巣ごもり需要の高まりも期待できるはずです。

コロナ禍にあってはテレワークやオンライン飲み会など、さまざまな場面でオンラインによる代替案が試みられました。対面でのやり取りと比べて何かと不便な面もありますが、オンライン会議システムのZOOMなどを介した画面上の交流でも十分に意思疎通できることがわかってきています。

オンラインでヨガを学ぶ女性

そうしたツールを使ってサービスを置き換える試みが広がりを見せる中で、ヨガ教室にも「オンラインヨガ」という新たな受講スタイルが登場しました。オンラインヨガは教室まで足を運ぶのが難しい人向けに従来から存在しましたが、コロナ禍をきっかけとして普及が急速に進みつつあります。既存のヨガ教室でもオンラインヨガを併設するところが増えてきており、オンライン専門のヨガ教室も続々と誕生しています。

スタジオで対面指導を受ける代わりに、動画配信の形で受講できるのがオンラインヨガの特徴です。スマホアプリを使ったライブレッスンや、好きな時間に動画を見て学べるビデオレッスンなどの受講スタイルがあります。スタジオに生徒を集めて集団でレッスンを行うという従来のスタイルから、生徒の自宅がスタジオになるスタイルへと移行しつつあるのがヨガの最新トレンドなのです。

オンラインヨガでインストラクターの副業を始める方法

コロナ禍を経て指導方法が大きく変わってきているヨガインストラクターを副業にするには、多様化する募集の状況の把握が欠かせません。従来のようにヨガスタジオが募集するアルバイトや業務委託の求人をチェックするだけでは、条件に合った求人が見つからない可能性があります。

コロナの影響で新規会員の入会が伸び悩んでいる状況だけに、ヨガインストラクターの求人も減少傾向です。現在でも対面での指導を続けているヨガスタジオの中には、インストラクターの新規募集を停止しているところもあります。

パソコンを使ったオンラインヨガ

一方でオンラインヨガを実施しているサイトでは、独自にインストラクター募集をかけている例も少なくありません。そうした募集は公式サイトに掲載されますが、必ずしも求人雑誌や求人サイトに転載されるとは限りません。「オンラインヨガ 講師募集」などと検索するか、またはオンラインヨガについて紹介してるブログのリンクをたどって公式サイトに飛ぶのが無難な探し方です。

英会話や音楽などさまざまなオンラインレッスンを手がけるカフェトークでも、オンラインヨガ講師を募集しています。講師として登録すると生徒からのリクエストに応じられるようになり、レッスン料の60%から最大85%が報酬として振り込まれる仕組みです。

スキルシェアサイトを利用した集客方法

希望条件に合った求人が見つからない場合には、いっそ自分で集客してオンラインヨガの教室を開くというのも1つの手です。当然のことながら集客ノウハウも求められてきますが、自分でオンラインヨガを開催するプラットフォームがないわけではありません。

個人でも講座や教室を開催して生徒を募集できるスキルシェアサイトのストアカは対面での指導が原則でしたが、コロナ禍を受けて現在ではオンラインによる教室登録も可能となっています。「ヨガ」のカテゴリで登録されている1,400以上の教室を見ても、ランキング上位はZOOMなどを使ったオンラインヨガが並ぶ状況です。

ストアカのヨガ教室は1年前に調査した時点と比べて様相が一変した感もあり、1人あたりの受講料相場は500円から1,000円程度へと下がってきてます。1年前の時点では1時間から2時間程度のヨガ教室で、数千円というのが受講料の相場でした。オンラインに切り替えることでコストダウンにつながり、リーズナブルな価格で集客することが可能になったものと見られます。

スキルをお金に換えるイメージ

スキルシェアサイトとして絶大な人気を誇るココナラでも、「エクササイズの方法・アドバイス」のカテゴリでヨガに関連したサービスが出品されている状況です。こちらはビデオチャットやテキストチャットを利用したサービス提供で、数千円でも販売実績を持つ人が存在します。オンラインにこだわらなければ、30分単位の空き時間を販売する形でスキルを売り買いするタイムチケットでもヨガのレッスンは可能です。

ヨガインストラクターの副業まとめ

ヨガインストラクターの女性

個人対個人でスキルをシェアし合うサービス形態を含め、ヨガの教え方も時代とともに多様化しています。ヨガ人口は非常に多く生徒になり得る人も多数存在する上に、短時間のレッスンで数千円を稼げるのがインストラクターの魅力です。

ヨガインストラクターは対人スキルを身につける副業としても有益でしたが、コロナの影響でレッスンが激減する危機に直面しました。新しい生活様式に合わせたレッスンのスタイルとして、最近はZOOMなどを利用したオンラインヨガが人気を集めています。

必ずしも求人サイトに募集が掲載されるとは限らないオンラインヨガのインストラクターを始めるには、検索エンジンを使って公式サイトの募集を探すのが効率的です。ストアカやココナラ・タイムチケットを利用すれば、自分で集客してオンラインヨガ教室を開催することもできます。従来のヨガスタジオではインストラクターの求人が減少傾向ですが、「ヨガを教わりたい」という需要は世の中にまだまだ多く存在するはずです。

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