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SNS運用代行のバイトとは?個人でも在宅で稼げる副業を解説

副業
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インスタグラムやX(旧Twitter)を活用して情報発信する企業が増えてきたせいか、SNS運用代行というサービスまで登場しています。サービスを提供する代行業者は少なくありませんが、個人でもSNS運用代行を副業の手段にすることは可能です。SNSへの投稿や返信を行う仕事なら、在宅で収入が得られるようになります。

そんなSNS運用代行のバイトはどのような仕事なのか、副業を始める3種類の方法について情報をまとめてみました。SNS運用代行の副業で稼げる金額の目安についても、記事の最後で最新の動向を紹介します。

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SNS運用代行のバイトとは?

X(旧Twitter)やインスタグラム・FacebookといったSNSは、もともと個人と個人がインターネットを通じてつながり合うための情報ツールでした。SNSがインターネット上で絶大な影響力を持つようになった結果、企業もマーケティングの手段として注目するようになったのは自然な成り行きです。

本来は個人向けのサービスだっただけに、SNSの運用に苦労している企業も少なくありません。そんな企業に代わってSNSの運用を行うサービスが登場したのも、需要と供給の関係を考えれば納得できます。

検索エンジンでの上位表示を目的とするSEO対策の分野では、対策を行うSEO会社が幅を利かせている状況です。SNS運用代行の分野でも同じように、企業向けの代行サービスを提供している会社が増えています。

SEO対策は企業HPや公式ブログ・通販サイトの検索順位を上げる目的で依頼されるケースが多いだけに、個人でサービスを提供しているのはよほど知識のある人に限られます。SNS運用代行はXやインスタグラムに投稿したり、フォロワーに対応したりといった仕事が中心です。いずれもSNSの利用で日常的に行っている作業ですので、個人にもできないことはありません。

代行会社の社員だけでは対応しきれなくなってきたことから、一般の個人に対してSNS運用代行のアルバイトが募集されるようになりました。運用代行を依頼したい企業が求人を直接募集している例もあれば、代行会社で人員を募集している例もあります。そうしたSNS運用代行のバイトとは別に、フリーランスの立場として自分で仕事を募集して依頼を獲得することも可能です。

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SNS運用代行バイトの仕事内容

実際にSNS運用代行バイトとして働く際には、以下のような作業に従事することになります。

  1. 投稿文の作成
  2. 投稿用の画像加工
  3. 投稿作業
  4. フォロー・いいね・返信等
  5. 運用進捗状況の報告

投稿文はどのように書いてもいいというわけではなく、依頼された企業のイメージに合うような文章を心がける必要があります。商品やサービスを紹介する場合もありますが、SNSでは露骨な広告や宣伝が敬遠されがちです。宣伝っぽくならないような書き方で有益な情報を発信し、フォロワーを増やしていく工夫が求められます。

投稿のノルマは1ヶ月で30投稿という例もあれば、1日に3回投稿などと細かく決められている例もあります。他のユーザーをフォローしたり、フォロワーとやり取りしたりする作業も大切な仕事です。案件によってはフォロワー解除や「いいね」を押す作業が加わったり、リツイートやリプライ・DM(ダイレクトメッセージ)への返信が加わったりします。

SNSのイメージ

投稿用の画像は依頼主の側で用意するのが一般的ですが、自分で写真を撮影して画像を用意したり、依頼主が提供する画像を加工するように指示される場合も少なくありません。依頼内容によっては投稿画像のリサーチや戦略設計など、さらに踏み込んだSNS運用に関わることになります。

SNSを運用する上では、Xアナリティクスやインスタグラムインサイトといったツールを使った数値分析も欠かせません。進捗状況や分析結果を依頼主に報告する作業も、SNS運用代行に付随する仕事の1つです。

実際に運用を行うSNSはインスタグラムやXが多く、Facebookや公式LINE・Tiktokの運用を代行する仕事が募集されることもあります。YouTubeやTikTokなどの動画投稿サイトもSNSの一種として企業に利用されていますが、こちらは動画編集も含めた仕事として募集されているケースが大半です。

インスタグラムの運用代行

SNS運用代行の仕事を募集している求人で最も多いのは、美容やファッション・グルメといったジャンルに強いインスタグラム関連の仕事です。インスタグラムは写真の投稿がメインとなるSNSだけに、画像の加工が得意な人に向いています。

求人への応募に当たってはポートフォリオの提示が求められる場合もありますので、自身のSNSやブログでオリジナル画像を公開しておくといいでしょう。投稿やフォローだけでなく、動画の制作やインスタ広告の運用を行う案件も募集されています。

X(旧Twitter)の運用代行

インスタグラムの仕事に次いで求人の募集が多いのは、短文投稿サイトとして絶大な影響力を誇るXの運用代行です。写真の投稿がメインとなるインスタグラムと比べ、Xに関連した仕事の中は情報の拡散に特化した案件も少なくありません。クラウドソーシングではフォローとフォロー解除だけを行う仕事や、1日に400件のリプライを行う仕事も募集されているほどです。

投稿文のツイートを作成する仕事も1件あたり140文字以内の短文で済むため、ブログ記事の執筆代行と違って文章力は求められません。短くてもインパクトのある文章が書ける人であれば、Xで情報発信したい企業にも重宝されます。

Facebookの運用代行

インスタグラムやXと比べて案件は少なめですが、Facebookの運用代行を行う仕事が募集される場合もあります。企業の公式Facebook運用に向けて、戦略設計から任せられるような人に向いた仕事です。案件によっては投稿用の画像を加工する作業や、Facebook広告の運用を依頼される場合もあります。

個人でSNS運用代行の副業を始める方法

スタートアップ

GoogleYahoo!で「SNS運用代行」を検索してみると、代行会社に関連した情報が上位に並びます。検索結果と連動して表示される広告枠にも、同じような業者のページが数多く表示されている状況です。

そうした中で個人がSNS運用代行の仕事を副業の手段とするには、業者に雇われて働く方法と自分で仕事を募集する方法の2通りが考えられます。クラウドソーシングを利用して案件ごとに仕事を受注する方法を含めた合計3パターンについて、それぞれの概要を解説します。

アルバイト求人サイトで募集を探す

個人でSNS運用代行の仕事を始める最も確実な方法は、アルバイト求人サイトでSNS運用代行の募集を探して採用してもらうパターンです。Indeed求人ボックスといった求人検索エンジンには、「SNS運用アシスタント」などの名目で求人が数多く掲載されています。雇用形態はアルバイト・パートの他、派遣社員や業務委託として募集されている例も少なくありません。

オフィスに出社して仕事を行う求人や勤務時間が決まっている求人も多く、それらの仕事が必ずしも副業の手段に向いているとは限りません。勤務地が自宅に近い求人や在宅可能なリモート案件が見つからなければ、他の方法を検討する必要も出てきます。

SNS運用代行を外注している企業の中には、オンラインアシスタントの紹介サイトを通じて仕事を募集しているところも少なくありません。一般の求人サイトで気に入った仕事が見つからない場合は、フジ子さんHELP YOUのようなサービスでスタッフに応募してみるといいでしょう。



クラウドソーシングで仕事を探す

SNSのイメージ

在宅ワークの副業に利用されてるクラウドソーシングの各サイトにも、SNS運用代行の仕事が掲載されています。この記事を書いた時点ではクラウドワークスの「ビジネス・マーケティング・企画」カテゴリ内に、インスタグラムやXなど50件前後のSNS運用代行案件が掲載されていました。投稿や返信が中心で初心者が取り組みやすい仕事もあれば、戦略設計や数値分析が必要な中上級者向けの案件もあります。

クラウドワークスよりは案件数が少なめですが、ランサーズにも同様の案件が掲載されています。いずれもオフィスに出社する必要がない案件が大半ですので、在宅の副業で稼ぎたい人は両サイトで最新の募集状況をチェックしてみるといいでしょう。

ココナラを使って自分で仕事を募集する

アルバイト求人サイトで探せばSNS運用代行のバイト募集が数多く見つかりますが、必ずしも在宅で仕事が完結するとは限りません。クラウドソーシングに掲載されている案件なら在宅ワークが可能とは言え、SNS運用代行の案件数は求人サイトより少なめです。希望条件に合った仕事がなかなか見つからない場合には、いっそのこと自分で依頼主を募集して仕事を作り出すという手もあります。

SNSのイメージ

国内最大級のスキルマーケットココナラには50万件以上のサービスが出品されていますが、そのうち500件ほどは個人が出品している「SNS運用代行」のサービスです。利用規約の範囲内であれば、仕事内容やサービス価格は自分で自由に設定できます。

ライバルとの競争も予想されるため確実に稼げるわけではありませんが、価格設定しだいでは初心者でも依頼を獲得することは可能です。個人対個人の取引が中心のココナラでも、SNS運用代行に関しては企業からの依頼も少なくないと見られます。

「SNS 運用代行」で検索して上位に表示されるような専門業者は、代行料金が全般に高額です。中小企業はSNSマーケティングの予算にも余裕がないところが多いだけに、ココナラを使って個人に安く依頼したいという企業からの利用が期待できます。ココナラ以外ではタイムチケットSKIMA(スキマ)ジモティーといったところが、同じように個人でSNS運用代行の仕事を募集できるサイトです。

SNS運用代行の副業でどれだけ稼げる?

求人サイトで募集されているSNS運用代行バイトの給与・報酬は、時給1,100円前後が平均的な相場です。他のアルバイトの仕事と比べてもそれほど大きな差はないだけに、在宅で可能な求人が見つかれば取り組みやすい仕事と言えます。

時給ではなく案件単価制で、1投稿あたり1,100円という求人もありました。この場合は投稿文の作成だけでなく、画像編集やタグ付け・投稿まで一連の作業を対象とした報酬です。1つの投稿を短時間で終わらせれば効率的に稼げますが、1時間以上を費やした場合は時給換算で平均相場を下回ってしまいます。

クラウドソーシングで募集されているSNS運用の仕事は、1アカウントあたりいくらという形で報酬を支払う例も少なくありません。1ヶ月間や半年間など指定された期間でSNSのアカウントを運用し、投稿文を作成したり他のユーザーをフォローしてやり取りしたりする仕事です。

報酬は1アカウントあたり5,000円程度が相場で、複数アカウントの運用を依頼されて月に数万円稼げる案件もあります。慣れれば1アカウントにつき1日30分から1時間程度の作業で済みますので、在宅ワークとしては効率的に稼げる仕事です。フォロワー獲得の目標を設定している案件もあって、1人あたり20円などとインセンティブが設定されています。

パソコンとスマホとお金

ココナラにSNS運用代行のサービスを出品している人の例を見ると、価格設定は最低価格の1,000円から業者並みの数十万円までさまざまです。代行業者にSNS運用を依頼した場合の月額料金は、投稿文の作成と投稿作業だけの簡易サービスでも1万円から数万円ほどかかります。コメント返信が加わると20万円から30万円程度に料金が上がり、数値解析や詳細なレポートを加えた本格的な運用代行になると50万円以上を提示されるのが普通です。

個人でココナラにサービスを出品する場合は投稿文の作成が中心の運用代行で1万円以下、返信や数値解析などに対応する場合でも数万円なら割安感があると言えます。ライバルの動向も確認しながら、高すぎず安すぎない価格に設定するのがココナラで稼ぐコツです。

SNS運用代行の副業まとめ

SNSのイメージ

SNS運用代行は企業対企業で取引を行うBtoBビジネスというイメージもありましたが、以上で紹介したようなサイトを利用すれば個人でも仕事を請け負うことが可能です。専門業者の料金体系は割高な面もあるだけに、リーズナブルな料金を打ち出すことで対抗する余地があります。

SNSの運用を依頼したい企業で求人を直接募集している例も少なくありませんが、報酬は普通のアルバイト並みというケースが一般的です。初心者のうちはそういう求人を見つけて仕事をこなし、慣れてきたところでココナラやその他のサイトを利用して自分で仕事を募集してみるといいでしょう。

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