木の実ビジネスって儲かるの?松ぼっくりやどんぐりを拾って売る方法

お金

野外に落ちているものを拾ってきて売る「自然物販売」シリーズ。今回紹介するのは、拾ってきた松ぼっくりやどんぐりなどを売ってお金を稼ぐ木の実ビジネスです。栗やクルミのように食べられる実でなくても、木の実はお金を出してまでして欲しいという人が少なくありません。山や公園に落ちている木の実を拾ってきてそういう人たちに売れば、元手0円でお金を稼ぐことができます。

低リスクの副業としても注目を集めている木の実ビジネスについて、売れる実の種類から販売方法までの基本情報をまとめてみました。ただで拾える木の実でお金が稼げる理由についても、この記事を読めば納得がいくようになります。

木の実ビジネスが成り立つ理由

地方に住んでいる人にしてみれば、松ぼっくりやどんぐりはそのへんの山に行けばいくらでも拾えるゴミのような存在です。散歩などの際に落ちているのを見かけても普通は気にも留めませんが、きれいなものを選んで拾っておけばお金に換えられる可能性が出てきます。松ぼっくりやどんぐりはアクセサリーやインテリア雑貨・ドライフラワーなどを作るのによく使われるため、ハンドメイド作品の材料として需要があるのです。

木の実が手に入りにくい都会のハンドメイド作家の中には、手間をかけて拾いに行くよりフリマアプリを利用して買った方が早いと考える人も少なくありません。地方に住んでいても虫が苦手だったり服が汚れるのを好まなかったりするような人は、木の実を拾いに行くのが億劫に感じられるものです。

そういう人たちからの需要が期待できるせいか、メルカリヤフオク!にはさまざまな木の実が出品されています。ネットオークションやフルマアプリという販路が確立されたことで松ぼっくりやどんぐりも売りやすくなり、木の実ビジネスが新たな副業として成り立つようになったのです。

ハンドメイド材料として人気がある木の実の種類

一口に木の実と言っても非常に多くの種類がありますが、ハンドメイド作品の材料として使われているのは手に入りやすくお洒落な形をした種類が中心となってきます。木の実を材料にしたハンドメイド作品を作るには大量の実が必要になってくるため、手に入りやすい種類でないと採算が合わなくなってしまうのです。

ハンドメイド材料として使われている木の実には、以下のような種類が挙げられます。

  • 松ぼっくり
  • どんぐり
  • クルミ
  • フウの実
  • メタセコイア
  • シダーローズ
  • ソテツの実
  • ヤシャブシの実
  • 万両
  • 南天
  • ヒイラギ

木の実は自然環境に住む昆虫たちにとってもごちそうですので、採取してきたままだと虫がついている可能性があります。販売する際には事前に必ず煮沸消毒を行い、虫や雑菌を処理してから発送するのがマナーです。

松ぼっくり

日本全国の山林にはアカマツやクロマツなど松の木が多く存在するため、松の実に相当する松ぼっくりも山に行けば容易に入手できます。明治以降の植林政策で大量に植えられた杉は松以上に数が多いですが、杉の実は松ぼっくりほど形が良くないせいか、ハンドメイド材料としてはそれほど人気がありません。実がシダーローズと呼ばれるバラの形になるヒマラヤスギだけは例外で、メルカリでも多くの出品例が見られます。

アカマツやクロマツは風を利用して種子を運ぶ性質があるため、松ぼっくりも開いた状態で落ちているのが普通です。このような種類の松ぼっくりはユニークな形が受けて、玩具としても昔から愛用されてきました。田舎に住んでいる人の中には、小さい頃に松ぼっくりを拾って遊んだ経験がある人も少なくないと思います。

松ぼっくりはハンドメイドの材料に使うことで作品が豪華な感じに仕上がることから、メルカリでも完売例が多いほど人気の商品です。ゴヨウマツやドイツトウヒの実は細長い形をしているのが特徴で、木の実を使ったハンドメイド作品でもアクセントをつける目的でよく利用されます。

どんぐり

広葉樹から採れる木の実の中では、何と言ってもどんぐりがハンドメイド材料として一番人気です。どんぐりはカシやナラ・クヌギなどブナ科の果実の総称で、農耕が普及していなかった縄文時代には主食の食料として利用されていました。

どんぐりはアク抜きさえすればクッキーの材料などにも使えますが、公園や山に落ちているのを見かけても拾う人はめったにいません。雑木林に行けばいくらでも拾えるどんぐりは、今では食料としてよりハンドメイド材料としての需要が圧倒的に多くなっています。

木の種類によってどんぐりの形も異なり、ナラの実は細長いのに対してクヌギの実は丸い形状が特徴です。クヌギは殻斗と呼ばれるイガ状の帽子がついていると付加価値が高くなり、メルカリでも売れやすくなります。

その他の木の実

松ぼっくりやどんぐりに比べると出品数は多くありませんが、他の種類の木の実もハンドメイド作家には一定の需要が期待できます。フウの実と呼ばれるアンバーバーム(モミジバフウ)の果実はトゲトゲした外観が珍しがられ、メルカリでも人気商品となっている木の実の1つです。

栗の実を使ったハンドメイド作品も珍しくはありませんが、未加工の状態ではどんぐりほど出品数が多くありません。クルミの実は食用としての出品が中心で、殻をハンドメイド材料として出品している例は限られます。

形が松ぼっくりと似ているメタセコイアの実も、メルカリで売れる可能性がある木の実の1つです。ヤシャブシの実はハンドメイド材料と言うよりも、アクアリウム用として需要があります。水槽にヤシャブシの実を入れると成分が溶け出し、魚が好むブラックウォーター的な環境に水質が変化するのです。

木の実ビジネスは本当に儲かる?

以上のような需要を持つ木の実ビジネスは仕入れに元手をかける必要がないだけに、売上から原価を引いた粗利益を限りなく100%に近づけることが可能です。車のガソリン代や交通費をかけて採集に出かけたとしても、送料や梱包費を含めた経費を引いて利益が残るように価格設定すればビジネスとして十分に成立します。

それもただ同然で手に入る木の実に対して、わざわざお金を払って買ってくれる人が本当にいればこその話です。メルカリやヤフオク!に出品しても購入する人がいなければ、どんなに元手0円でもビジネスとして成立しません。なかなか売れないためにどんどん値下げした結果、経費を下回る安値でしか売れないのでは赤字になってしまいます。

木の実ビジネスはまだまだ一般的とは言い難いのでそういう不安も先立ちますが、心配する必要はありません。メルカリやヤフオク!で実際に完売した出品例を見てみると、松ぼっくりやどんぐりが結構売れているのは確かです。完売した木の実の価格と個数を調べてみれば1個あたりの価格相場も見えてきますので、出品する前にメルカリやヤフオク!の販売状況をチェックしてみることをおすすめします。

松ぼっくりやどんぐりの価格相場

メルカリに出品された松ぼっくりの中には、2個で1,500円という完売例がありました。1個あたり750円で売れた計算になりますが、これは特定の購入者専用に出品した例で参考にならない面もあります。

普通は1個あたりの価格がもっと低く設定されており、1個10円前後という出品例も珍しくありません。大きいサイズの松ぼっくりだと買い手がつきやすいため、1個あたり100円以上で売れる可能性があります。

どんぐりは松ぼっくりより1個あたりの平均価格が低めの傾向も見られますが、特定の購入者専用の出品では30個で約2,500円という完売例もありました。特定のハンドメイド作家から注文を受けるほど信頼を得るようになれば、1個あたり100円近い価格でも売れるようになるという例です。

普通は1個あたり10円前後でも高めの方で、200個で850円など1個あたり5円以下となる完売例も見られます。各種の木の実を詰め合わせたセットはお得なイメージを演出して売れやすくなるため、売れ残った実の在庫一掃に利用したい売り方です。

ハンドメイド作品として売るという手も

松ぼっくりやどんぐりをそのまま売るだけではたいした稼ぎにならないと思うなら、ちょっと加工してハンドメイド作品に仕立て上げてみるのも1つの手です。メルカリでは松ぼっくりを何十個も集めて売らないと1,000円の売上になりませんが、チェーンを付けてネックレスにしただけで1個1,000円の完売例が見られます。

他の木の実やドライフラワーなどと組み合わせて作ったリースも人気で、1つ1,000円以上で完売している例が少なくありません。どんぐりに顔を描いたようなハンドメイド作品も1個あたり100円程度で売れており、少し手を加えただけで収益性が上がるのです。

ハンドメイド作品はメルカリにも出品できますが、国内最大のハンドメイドマーケットminneには木の実を使った作品がさらに多く掲載されています。他のハンドメイド作家が松ぼっくりやどんぐりを使ってどのような作品を作ってるのかがわかりますので、アイデアを勉強するためにも一度のぞいてみるといいでしょう。

21万名の作家さんによる260万点の作品が集まる国内最大級のハンドメイドマーケット≪minne(ミンネ)≫

木の実ビジネスの始め方まとめ

公園や山から拾ってきた木の実をハンドメイド作品に加工して売るには、ある程度の器用さとセンスも必要です。そういう自信がないという人は木の実を加工せずにそのまま売るすることになりますが、販売実績がないうちは出品してもなかなか売れない可能性があります。

売れる方法を知るにはメルカリやヤフオク!で完売している例に学ぶのが一番です。minneを含めたハンドメイド作品の出品例をよく観察すれば、木の実がどのような使われ方をしているのかがわかります。

売れるコツがわかってくると採集から煮沸・天日干しを経て、出品・梱包・発送という木の実ビジネスの流れが生まれてきます。ただで手に入る木の実をお金に換えるには、需要と供給を結びつけるためのひと手間が欠かせないのです。

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