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アスクビーで稼ぐネット副業とは?スキルシェアの新しい形を解説

副業
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ここ数年は新たなスキルシェアサービスが続々と誕生し、副業の手段としてすっかり定着した感があります。オンラインのレッスンに特化したAskbe(アスクビー)もその1つです。スタートして日が浅いせいかレッスンの出品数は決して多くない状況ですが、他のサービスにない特色も見られます。

ちょっとしたスキマ時間を利用した副業になり得るアスクビーの仕組みについて、知っておきたい基本情報をまとめてみました。「講師の副業に興味はあるけれど、対面や顔出しで教えるのは苦手」とい人には、今回の記事が大いに役立つはずです。

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アスクビーとは?

アスクビーは2019年2月にスタートしたばかりの新しいサービスで、スキルシェアの分野では後発組の1つです。講座やレッスンの開催を通じてスキルの提供を行う点ではストアカやサイタと似ていますが、オンラインに特化している点で異なります。受講者とのやり取りはすべてオンライン上で完結するため、教室を借りたりする必要はありません。将来的には教材の販売も可能になるという予定で、独自色を打ち出したスキルシェアサービスとして注目に値します。

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アスクビーの運営会社

アスクビーのサービスを運営しているのは、東京都渋谷区に本社を置くラーニンギフト株式会社です。同社は2018年に設立されたベンチャー企業で、アスクビーの他にも「レックテレワーク」や「ゲーマーズハイ」といったサービスを運営しています。受託開発やオフショア開発に加え、コンサルティング事業や人材派遣・紹介事業も展開している会社です。同社公式サイトの会社概要には労働者派遣事業の許可を示す番号や、有料職業紹介事業の許可を示す番号も記載されています。

レックテレワーク、ゲーマーズハイ、アスクビーの運営、受託開発・SES・オフショア開発 | ラーニンギフト株式会社[公式]
Webサービスの運営、受託開発、SES(システムコンサルティング)、ラボ型オフショア開発を中心に「開発」をキーワードにサービスを提供しています。

販売カテゴリ

アスクビーの公式サイトには「法務・会計」から「占い」に至るまで、20種類のレッスンカテゴリ一覧が掲載されています。カテゴリの種類については他の人も紹介していますが、すべてのカテゴリでレッスンが出品されているわけではありません。この記事を書いた2021年5月19日の時点で、カテゴリごとに出品されているレッスンの件数は以下の通りです。

  • 法務・会計 1件
  • 医学・健康 3件
  • 福祉・介護 2件
  • 子育て・教育 13件
  • 車・電車・船(乗り物) 0件
  • パソコン・it・通信 14件
  • ゲーム 1件
  • 食事・料理・栄養 2件
  • 心理・カウンセリング 4件
  • 不動産・建築 0件
  • 農業・ガーデニング 0件
  • エコ・エネルギー・環境 0件
  • ファッション・美容 0件
  • スポーツ 4件
  • ビジネス・資格 13件
  • 音楽・美術 5件
  • マネー・税金 2件
  • 動物・ペット 0件
  • フリートーク 7件
  • 占い 1件

現時点では「検索されたキーワードにマッチするレッスンがありません」と表示されるカテゴリも見受けられます。出品されているレッスンが0件ということは、逆に見ればライバルがいない状況です。

ライバルがひしめくストアカやココナラと違って、アスクビーなら講師初心者でもレッスンを購入してもらえる可能性があります。今でこそ一大市場に成長を遂げたココナラストアカも、サービス開始当初は似たような状況でした。アスクビーもライバルが少ない今のうちに講師登録してレッスンを出品しておけば、登録ユーザーが増えた暁には先行者利益につながります。

アスクビーでは専門知識というほどではないちょっとしたコツや相談に加え、雑談やフリートークまでがレッスンとして出品の対象です。受講者からの質問に答えるだけでもレッスンになり得るため、必ずしも本格的な講座開催のようなカリキュラムを作成する必要はありません。

他のスキルシェアサービスにない特徴

アスクビーと同じようにレッスン型でスキルの売買を仲介するサイトとしては、累計で50万人以上のユーザーが利用するストアカが代表的な存在です。コロナの影響を考慮して現在はオンラインにも対応するようになりましたが、ストアカはもともと対面の講座がサービスの対象でした。

同じレッスン型でありながら、アスクビーは2019年のサービス開始当初からオンラインに特化しているのが特徴です。オンライン型のレッスンも当時は普及度が今ひとつでしたが、コロナの影響で対面によるレッスンが敬遠されるようになり、オンライン講座の需要が急増しています。

普通はオンラインのレッスンを行うのにSkypeやZoomなど、テレビ会議システムの導入が必要です。アスクビーはWebブラウザを介した独自システムを採用しているため、外部のテレビ会議システムをインストールする必要はありません。最短で10分からレッスンを提供可能な点も、他のスキルシェアサービスにない特徴です。

アスクビーのレッスン提供方法

Webブラウザを使うアスクビーのレッスン方式には、テキストチャットと音声(マイク)・映像(カメラ)の3種類があります。それぞれ「画面共有」と組み合わせた3パターンのレッスン提供方法は以下の通りです。

  1. テキストチャットと画面共有を組み合わせてレッスンを行う
  2. テキストチャットとボイスチャットに画面共有を組み合わせてレッスンを行う
  3. 3種類すべての方式と画面共有を組み合わせてレッスンを行う

テキストチャットはすべての方式に共通する基本的なレッスンの手段で、他の方式や画面共有を利用せずにテキストだけのやり取りでレッスンを提供することも可能です。ボイスチャットやビデオチャットを利用する場合には、テキストチャットや画面共有と併用しながらレッスンを行うことになります。この場合の画面共有というのは、講師と受講者の双方がパソコンの画面を共有しながらレッスンを進める方法を意味します。

画面共有は必ず使用しなければならないというわけではなく、不要であればOFFに設定することも可能です。レッスン提供方法にボイスチャットやビデオチャットを選んだ場合でも、テキストチャット以外の機能は状況に応じてOFFにできます。ブラウザにChromeを利用する場合は、画面共有を行うのに拡張機能のインストールが必要です。

アスクビーの推奨環境

アスクビーは外部サービスを使わずブラウザ上でレッスンを提供する方式だけに、使用するWebブラウザはFirefoxかChromeの最新版が必要です。受講者とスムーズにやり取りするためにも、4GB以上のメモリと有線LANによる5Mbps以上の通信環境が推奨されています。レッスンを行う際には受講者からの支払い完了後に講師チャットテストが実施できるようになりますので、使用環境を満たしているかどうかチェックしておくといいでしょう。

アスクビーの登録方法

メールアドレス(フリーメールでも可)かFacebookアカウントを持っていれば、アスクビーの公式サイトですぐにでも会員登録が可能です。もちろん会員登録は無料で、この後の講師登録やレッスンの出品にも費用はかかりません。

新規登録に伴ってニックネームやメールアドレス・パスワードの他に本名の登録も必要ですが、サイト上では本名でなくニックネームで表記されるので安心です。利用規約に同意して新規登録ボタンを押すと登録したアドレスにメールが送られてきますので、認証ボタンを押してURLに移動し承認されれば本登録が完了します。

講師登録

本登録後は「主に受講者として利用予定」か「主に講師として利用予定」かを選び、後者の場合は以下のような講師登録の手続きを行います。アスクビーに講師として登録するには、運転免許証などの本人確認書類が必要です。運転免許証以外にも、健康保険証かパスポートのコピーを提示すれば本人確認書類に使えます。外国人の場合は特別永住者証明書か在留カードで本人確認を行う仕組みです。

講師登録の際には講師ジャンルと活動エリアに加え、一言メッセージや自己PRも入力する項目があります。一言メッセージは30文字以内ですが、自己PRは最大2000文字を費やしてアピールできる場です。

アスクビーで収入を得るまでの流れ

以上で講師登録を済ませたら、アスクビーにレッスンを出品できるようになります。レッスン作成から出品までの基本的な流れは、ココナラやストアカなど他のスキルシェアサービスと似たような手順です。実際にレッスンを行う際の対応も含めて細かい点に違いがありますので、以下に大まかな手順をまとめておきました。

レッスンの作成から出品まで

アスクビーのレッスン予約方式には毎週決まった曜日に決まった時間の予約を受け付ける場合と、指定した期間や日時に限定して予約を受け付ける場合の2通りがあります。レッスン作成時に日程を決める際にはいずれかを選んだ上で、レッスン1件あたりの開催時間単位も設定するのが最初の入力項目です。レッスン時間の単位は10分・25分・50分の3種類から選べるようになっています。

続いて設定するレッスンのタイトルは25文字以内という制約がありますので、限られた文字数の範囲でユーザーの興味を引きつけるような文言を考えるセンスが問われます。続いて入力するカテゴリは、大カテゴリと中カテゴリ・小カテゴリという3つの階層で細かく設定が可能です。

出品の際にはユーザーの目に留まるように視覚的効果を狙って、レッスンの内容をイメージさせる画像を掲載することになります。アスクビーの場合は1レッスンあたり画像を最大で3枚まで選択可能です。あらかじめ用意された画像の中から選べるようになっていますが、自分で用意した写真をアップロードすることも可能です。

続いて入力するレッスンの「要約ポイント」は、20文字以内の短いフレーズにまとめる必要があります。その下に入力する「レッスンの詳細」は1370文字まで使えますので、「レッスン提供内容」「対象者・受けてほしい人」「講師のスキル・実績」といった情報について詳しく書いておくといいでしょう。

アスクビー内でユーザーがレッスンを検索する際に使われるタグも、最大で5個まで登録が可能です。レッスン提供方法は前述の3種類から1つを選び、1人から3人までの間で設定が可能な同時受講人数も入力しておきます。最後に1レッスンあたりの販売価格も300円から50,000円まで設定したら、出品の手続きは完了です。

レッスンの開催から終了まで

受講希望者からレッスンの予約が入ったら、メールで通知が届きます。マイページのお知らせ欄でも予約の状況を確認できますので、日時などに問題がなければ承認しておくといいでしょう。受講者からレッスン料が支払われた後で、あらかじめ登録しておいた提供方法でレッスンを開催するという流れです。予定時刻になったら「予約受付・承認確認」画面からレッスンルームに入室し、事前に設定しておいた方法でレッスンを実施します。

レッスンが終了したら、受講者に対するレビューを書いて完了です。レビューは販売履歴ページにある「レビュー未投稿」ボタンを押すことで、入力できる状態になります。5点満点の星で点数を決め、500文字以内でコメントも入力して「レビューを投稿する」ボタンを押せば取引完了です。支払われたレッスン料は出金申請画面で申請を行い、指定口座に振り込んでもらうことになります。

価格設定と出金申請

前述の通りアスクビーのレッスン価格は、最低300円から最大で50,000円まで設定できます。他のスキルシェアサービスの例で見ると、国内最大級の教室集客サイトとして人気のストアカは最低講座価格が1,000円です。以前は500円から出品が可能でしたが、2021年1月以降は1回あたりの最低講座価格が1,000円に引き上げられました。

アスクビーと同じようにオンラインでサービス提供を行うココナラの場合は、カテゴリごとに最低出品価格が異なります。500円から出品が可能なカテゴリもありますが、ほとんどのカテゴリは最低出品価格が1,000円以上です。中には最低価格が1万円という専門的なカテゴリも見られるほどで、サービスを購入する側も一定の心理的なハードルがあります。

その点で300円というお手頃価格からレッスンの出品が可能なアスクビーであれば、購入されやすいように激安価格を打ち出すことも可能です。売上が3,000円以上になれば出金申請ができるようになり、1000,000円まで500円単位での出金に対応しています。

毎月1日~15日までに出金申請した分は、その月の25日に登録した銀行口座へ振り込まれる仕組みです。16日以降月末までに申請した分は、翌月の10日に振り込まれることになります。いずれも振込日が土日祝日に当たっている場合は翌営業日の振込となる点に注意が必要です。売上金は銀行振込の他にも、アスクビー内でレッスン購入や商品購入などに利用できるアスクビーコインとも交換できます。

売上から引かれる手数料

アスクビーも他のスキルシェアサイトと同じように出品そのものは無料で、レッスンが購入されて売上が発生した場合にのみ25%の手数料が引かれる仕組みです。この手数料が高いか安いかという点については、アスクビーを紹介する人によって意見が分かれます。

同じレッスン型でスキルを売り買いするストアカは対面とオンラインで手数料が異なり、自己集客の場合はどちらも売上の10%です。ストアカ送客の場合は対面の講座で20%ですが、オンライン講座の手数料はアスクビーより高い30%となります。

月間の売上が10万円以上に達してボリューム割が適用されるようになれば、オンライン講座のストアカ送客でも手数料はアスクビーを下回る24%に抑えられるます。月間の売上20万円以上になればボリューム割で手数料を20%まで抑えられますが、初心者が最初からそこまでの売上を上げるのは困難です。

オンラインでスキル提供を行うココナラの手数料は、売上に関わらず一律で税込22%に引き下げられました。改定後の手数料は、ココナラの方がアスクビーより安く抑えられるというわけです。

他のスキルシェアサービスの例を見ると、タイムチケットの手数料は税込11%から27.5%まで売上に応じて変動します。SKIMA(スキマ)も同じく売上に応じて、11%から22%の手数料が発生する仕組みです。消費税分を運営側が払ってくれるスキルクラウドの手数料は売上に関わらず一律で25%ですので、アスクビーと変わりありません。

オンラインでレッスンを提供するサービスとしては老舗のカフェトークは、レッスン価格の60%が講師の報酬になる仕組みです。売上から40%の手数料が引かれる計算になりますので、他のスキルシェアサービスより講師の取り分が少なくなります。以上のような状況を考えると、アスクビーの手数料25%というのは平均的なレベルと言えます。

主要カテゴリのレッスン料相場

アスクビーで実際に稼げる収入の目安を紹介するために、出品数が多いカテゴリの料金価格を調べてみました。

「子育て・教育」のカテゴリには、英会話や受験勉強に関するレッスンが複数出品されている状況です。この記事を書いた時点で料金の単価が最も高かったのは大学受験の「生物」を教えるレッスンと、英語の発音矯正を教えるレッスンで、それぞれ50分3,000円でした。受験や学習についての質問を受け付けるレッスンで、10分300円という最低価格の出品も見られます。平均すれば25分1,500円前後が「子育て・教育」カテゴリの料金相場です。

「パソコン・IT・通信」のカテゴリになると、アフィリエイトを教えるレッスンで50分40,000円という高額出品も見られます。1万円を上回るレッスンが目につく中で、Webライターが稼ぐ方法を教える25分300円のお得なレッスンも出品されていました。「パソコン・IT・通信」はレッスン価格にかなりの幅が見られ、1,000円前後と10,000円前後に二極化されている状況です。

「ビジネス・資格」も出品数が比較的多めのカテゴリで、スマホ起業を教える10分50,000円という高額のレッスンも出品されています。一方では副業についての質問に応じる25分300円というリーズナブルなレッスンが存在し、このカテゴリも二極化が顕著です。全体としては50分で2,000円から5,000円のレッスンが多いという印象を受けます。

恋愛や悩み相談に対して「何か質問ありますか?」というタイトルでレッスンが出品されている「フリートーク」のカテゴリも、10分300円から50分30,000円まで価格にかなりの幅が見られる状況です。いずれも低価格のレッスンほど気軽に購入されやすいものと推察されますが、ノウハウ系のカテゴリなら高額でも受講希望者が現れる可能性があります。

アスクビーのメリット・デメリット

どれだけ評価が高いサービスでも、良い面があれば悪い面もあるのが普通です。アスクビーの場合はどうなのか、他のスキルシェアサイトと比べた場合のメリットとデメリットに分けてポイントを整理してみました。

メリット

アスクビーならではのメリットとして、最短10分からレッスンを出品して販売できるという点が挙げられます。他のレッスン型サービスは最短でも30分程度が多いのと比べ、アスクビーは細切れのスキマ時間を有効活用し得るサービスです。

スマホやパソコンがあれば在宅でスキルの提供が完結しますので、アスクビーは主婦の副業にもなり得ます。チャットや音声を使ったレッスンが可能で、対面で教えるのが苦手な人でも顔出しせずにレッスンができる点は見逃せないメリットです。SkypeやZoomなどの外部サービスを使わなくても、オンラインでレッスンを開催できるという点もメリットの1つに数えられます。

レッスンの販売価格も幅広い設定が可能で、気軽に購入されやすい10分300円のお手頃価格で出品している講師も少なくありません。こうしたメリットを考えると、アスクビーはスキマ時間を利用してお小遣い稼ぎがしたい人や、対面で教えるのが苦手な人に向いたサービスだと言えます。

デメリット

アスクビーには以上のようなメリットがある一方で、承知しておくべきデメリットも存在します。ココナラやストアカなどと比べて知名度が高いとは言えないだけに、出品されているレッスンの件数も決して多くはない状況です。それだけライバルが少ないという点はメリットに転じる可能性もありますが、レッスンを出品しても受講してくれる人がいなければ副業が成り立たなくなります。

売上から引かれる手数料が25%という点に関しては、割高という声もあれば平均的だという人もいる状況です。業界最大手のココナラが手数料を改定して一律22%を打ち出してきた現状では、25%は高いと感じるかもしれません。

まとめ

現時点では知名度が低めで利用ユーザー数が多くないという課題はありますが、アスクビーは他のスキルシェアにない独自の制度で注目の存在です。少なめとは言ってもユーザー数がゼロではありませんので、レッスンの出品を工夫して上手に集客すれば副業として稼げる可能性も十分にあります。10分単位という細切れのスキマ時間を有効活用できる点や、顔出しNGでもレッスンを提供できる点などは見逃せないポイントです。

このような注目すべきスキルシェアの仕組みを普及させるためにも、価値あるレッスンを提供する講師が増える必要があります。アスクビーでレッスン数が0件となっているカテゴリに出品すれば、小さいながらも市場を独占することも可能です。「我こそは」と思う人はアスクビーに講師登録し、他にないユニークなレッスンを出品してみるといいでしょう。

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