スキルシェアで稼ぐ副業とは?おすすめスキル販売サイト10選も紹介

副業

「スキルシェア」という言葉は副業の手段として最近よく耳にするようになりましたが、どうやってお金を稼ぐのか今ひとつわかりにくい面もあります。副業としては比較的新しいタイプの稼ぎ方だけに、アルバイトの仕事やクラウドソーシングなどと比べても一般的な認知度はまだまだ低めです。

そんなスキルシェアで収入が得られる仕組みについて、混同されがちなクラウドソーシングとの違いに着目して基礎知識をまとめてみました。記事の後半ではココナラに代表される10種類のスキル販売サイトについても、それぞれの特徴や報酬と手数料に関する情報を詳しく解説します。

スキルシェアとは?

スキルシェアの「スキル(skill)」というのは、「技量」や「技能」「技術」を意味する英語です。したがってスキルシェアと言えば、他人との間でスキルを共有する仕組みを意味することになります。

抽象的な説明ではわかりにくいですが、自分の特技や知識・経験などを商品に見立て、「欲しい」という人が購入できるように販売するのがスキルシェアの基本的なあり方です。物販ビジネスと違って発送を要するような商品を販売するわけではありませんが、スキルを出品するやり方はメルカリのようなフリマアプリとよく似ています。インターネットを利用しながら個人対個人でスキルを売り買いするスタイルが中心で、取引の場を提供しているのがココナラのようなスキル販売サイトです。

スキルを購入しているのは個人に限らず、出品内容によっては企業が買い手となってくれる場合もあり得ます。スキルの売買手続きはインターネット上で行われますが、サービスの提供そのものはオンラインで完結するとは限りません。スキルシェアのサービス提供方法は、対面型とオンライン型の2種類に大きく分けられます。

知名度が最も高いココナラはオンライン型スキル販売サイトの代表格で、サービス購入者とのやり取りは基本的にオンライン上で完結する仕組みです。ストアカは対面型スキル販売サイトの代表格でしたが、コロナ禍を受けて現在ではオンラインでのサービス提供も可能になりました。その他のスキル販売サイトもオンライン型が優勢となりつつある状況で、対面型サイトの中にはサービス終了の道を選ぶ例も出てきています。

クラウドソーシングとの違い

GoogleやYahoo!で「スキルシェア」のキーワードを入力して検索すると、クラウドソーシングも含めた複数のサイトを紹介する記事が多くヒットします。ココナラをクラウドソーシングの一種として紹介している例も見受けられますが、厳密に言えば両者は明確に区別されるべきビジネスモデルです。したがって今回の記事で後半に紹介するスキル販売サイト10選には、クラウドワークスやシュフティのようなクラウドソーシングは含まれません。

クラウドソーシングは依頼主となる企業の主導で作業の内容を指定し、不特定多数のワーカーを対象に仕事をスポットで募集するスタイルです。個人がクライアントとなっている例も少なくありませんが、仕事内容や報酬金額などの条件面は依頼主の側に決定権があります。クラウドワーカーと相談して報酬を決める案件もあるとは言え、仕事を受注する人は募集されている案件の中から自分にできる仕事を探すしかありません。

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スキルシェアの場合は自分ができる仕事を自分で設定してサービスを出品し、依頼したいという人が購入するという仕組みです。仕事内容や報酬額の決定権は基本的に出品者自身にあるため、仕事の自由度はクラウドソーシングより格段に高くなります。サービス購入者の注文や報酬の相場に合わせる必要はあるにしても、できないことは最初からできないとサービス内容に明記することも可能です。

スキルシェアならクラウドソーシングで募集されていないような仕事を考え出して、新たなサービスとして出品する余地もあります。企業が提供するサービスにはなかった個人対個人の需要が発見されたことで、ここ数年のうちにスキルシェア市場が大きく拡大しているのです。

スキルシェアの副業でどれだけ稼げる?

イラストの作成を依頼する仕事でも、プログラミングのスキルを教える仕事でも、「プロに依頼するより安い」というのがスキルシェアの人気の一因です。プロに依頼するほどの高いクォリティは求めない代わりに、料金を少しでも安く上げたいという人がスキルシェアサービスを利用しています。

そうした点を考えると、スキルシェアを副業の手段に選んでもたいして稼げないのではないかと思いがちです。実際にココナラなどを利用してサービスを出品しながら、「たいして稼げなかった」と言っている人も少なくはありません。

スキル販売サイトの中でもココナラは登録ユーザー数が最も多い代わりに、出品されているスキルの数も他のサイトより桁違いに多い状況です。それだけ競争が激しく初心者の出品は埋もれがちになっていることから、サービスがなかなか購入されずに「たいして稼げない」という結果に終わっている人が多いと考えられます。

一方ではスキルシェアの副業で、月に10万円以上を稼いでいる人が存在するのも事実です。1出品あたりの価格は1,000円から数千円程度が平均的な相場で、月の売上は出品したサービスが何回購入されるかによって決まります。

出品単価1,000円で月に10万円を稼ぐには、1カ月のうちに100回の購入が必要です。単価が2,500円なら月に40回、5,000円なら20回の購入でも10万円の売上を達成できます。実際にはこの売上金額からサービス利用手数料が引かれるため、手元に残る収入は売上全体の80%前後です。手数料を20%とすると、月に10万円の収入を得るには125,000円の売上が必要になってきます。

初心者ではここまで売上を増やすのがなかなか難しいですので、まずは月に1万円稼ぐのを目標にするのが無難な始め方です。登録ユーザー数が多いスキル販売サイトの方が売上を伸ばすのに有利なように思えますが、ライバルも多いだけに必ずしも初心者が稼ぎやすいとは限りません。むしろライバル少なめのサイトの方がユーザーにサービスの出品を見てもらえる確率が高いため、初心者でも早い段階から稼げるようになる可能性があります。

スキル販売で稼ぐサイト10選

ここからは実際にスキルシェアの副業で利用する販売サイトを10種類選び、それぞれの特徴とスキルの出品状況について解説していきます。どのサイトも会員登録やスキルの出品そのものは無料で、販売したスキルが購入されて売上が発生した場合にのみ手数料を引いた金額が報酬として支払われる仕組みです。

売上の何%が引かれるのかはサイトによって割合が違ってきますので、各サイトの手数料についても最新の情報を併記しておきました。この記事を書いた時点で稼働中の10サイトに加え、サービスが終了される予定のサイトとすでに終了したサイトについても参考までに紹介しておきます。

ココナラ

数あるスキル販売サイトの中で最も知名度の高いココナラは、200万人近いユーザーが利用する国内最大級の巨大市場です。サービス開始は2012年にさかのぼり、スキルシェアの先駆けとして業界をリードしてきました。



ココナラにはデザイン・イラストから趣味・エンターテインメントまで、20以上のカテゴリに約40万件ものサービスが出品されています。個人対個人でスキルを売り買いするというビジネスモデルは業界に大きな衝撃を与え、以後は同じようなサービスの設立が相次ぎました。それらのサイトは「ココナラ類似サービス」という表現で総括されるほど、スキルシェアサービスの中でココナラはスタンダードの存在です。

大きく20種類ほどに分けられているカテゴリの中でも、占い・イラスト・悩み相談といったジャンルは特に人気を集めています。IT関連のスキルや文章・ビジネス・美容・ファッションに関するカテゴリでも、スキルの売り買いが活発に行われている状況です。

ココナラには非公開のトークルームでやり取りを行う通常サービスの他に、電話相談とビデオチャットのサービス提供方式もあります。まさにスキル販売版の楽天市場とも言える巨大市場がインターネット上に形成されているわけですが、物販系のショッピングモールと違ってスキルの出品そのものに費用はかかりません。

報酬の相場と手数料

出品されるスキルの最低価格はカテゴリごとに異なり、最も低いカテゴリでは500円から出品可能です。最低価格は1,000円以上というカテゴリが多く、全体としては3,000円前後が平均的な相場となっています。

出品価格の上限は5万円とは言え、1万円以上でサービスを購入してもらえるのはよほどの上級者です。基本サービスをライバルより低めの価格で出品しておいて、有料でオプションを設定するという手もあります。

ココナラでは出品されたサービスが購入された場合にのみ、売上から税込22%の手数料が引かれる仕組みです。ただし2021年4月12日以前に開設したトークルームについては、売上の金額に応じて27.5%から11%の旧手数料が引かれます。売上5万円以下の場合は、改定後の方が従来より手数料が安くなるというわけです。

ココナラの評価制度

クラウドソーシングにはワーカーやクライアントが相互に評価し合う制度がありますが、ココナラにも同じような評価の仕組みがあります。総合評価に加えて「コミュニケーション」や「サービスの説明」についても、サービス購入者が5段階で出品者の評価を行う仕組みです。レギュラーからプラチナまでの5段階からなるランクアップ制度もあって、直近3か月の販売件数と販売金額・納品完了率・評価を指標としてランクが上がっていきます。

最高ランクのプラチナに選ばれる資格を得るには、本人確認の手続きが欠かせません。出品者情報を登録する際には運転免許証や健康保険証など、氏名と住所・生年月日が確認できる書類を提出しておくといいでしょう。

プラチナランクの条件は本人確認に加え、直近3か月の販売金額が10万円以上で納品完了率90%という数字が必要です。4.8以上の平均評価という条件も満たしてプラチナランクにアップすれば、サービス購入者の目にも留まりやすくなって売上げアップにつながります。

ココナラで売れない人の特徴とは?スキル販売の副業で稼ぐコツを解説
国内最大のスキル販売サイト「ココナラ」を副業の手段に利用する人が増えていますが、サービスを出品してもなかなか売れず「稼げない」という声も聞かれます。そこでココナラを利用したスキル販売で売れない人の特徴と、稼ぐための方法論をまとめてみました。

本職の仕事やココナラ以外での活動も含め、特定分野の専門家として活躍している人に与えられる「PRO認定」も注目の制度です。原則として5万円から50万円までのサービスがPRO認定の対象ですが、カテゴリによっては5万円未満で認定を受けられる場合もあります。個人よりも主に企業を対象としたサービスが想定されますので、認定を受けられれば副業でも高額収入につながる制度です。

ココナラにはサービスを普通に出品して稼ぐ方法だけでなく、逆にユーザーが仕事を募集する「仕事・相談の公開依頼」というクラウドソーシングと似たコーナーもあります。ココナラにサービスを出品しても最初はなかなか購入してもらえないのが普通ですので、初心者のうちはこの公開依頼を利用して実績を作るのも1つの手です。

ストアカ

登録ユーザー数が累計で50万人を突破したストアカは、無料で講座を登録して生徒を募集できるサービスとして人気を集めています。運営会社はストリートアカデミー株式会社で、もともとのサービス名も「ストリートアカデミー」でした。170以上のジャンルに分けて掲載されている講座数は合計で5万件以上に達し、累計受講者数も70万人を突破しています。



ストアカもココナラと同様にサイトへの登録やサービス出品そのものは無料で、サービスが購入された場合に売上の10~30%が手数料として引かれる仕組みです。講座を受講した生徒がレビューを投稿すれば100ポイントが付与され、1ポイント1円分としてサービス購入に使えるポイント制度もあります。

ストアカでは無料体験講座の開催はできない仕組みとなったいるだけに、新規で受講してくれる生徒を獲得するのはなかなか大変です。安定した売上を維持するには新規の生徒獲得だけに頼るより、リピーターを増やす戦略の方が理にかなっています。

中には1万円以上に価格設定している講師もいますが、平均すれば3,000円から5,000円程度が受講料の相場です。ココナラと同様にストアカでもライバルとの競争が激化する様相を呈していますので、初心者は平均相場より低めに価格設定した方が集客しやすくなります。

売上から引かれる手数料は自己集客の場合とストアカ送客で異なり、集客パネルを使って自分で集客すれば売上のわずか10%です。この場合は集客用URLを取得した上で、自身のSNSやブログにリンクを貼ったりする手間が生じます。

ストアカ上で集客を行った場合は対面講座で20%、オンライン講座で30%の手数料が引かれます。この場合でも月間の売上に応じて翌月の手数料が割り引かれるボリューム割が適用されれば対面講座で10%、オンライン講座で20%まで下げることが可能です。自己集客も含め、同じ生徒がリピーターとして2回目以降に受講した場合は手数料が10%で済みます。

ストアカで集客するオンライン講師の副業とは?コロナ禍で需要が急増
国内最大級のスキルシェアとして知られるストアカは副業で講師収入を得る手段としても人気ですが、コロナ禍を受けてオンライン講座が解禁されました。集客力に優れたストアカを利用してオンライン講師の副業を始める人が増えている理由について解説します。

タイムチケット

登録会員数が40万人を突破したタイムチケットは、空き時間を販売するというスタイルでスキルの提供を行うのが特徴です。スキルを30分単位の時間として出品するこのスタイルは、スキマ時間で稼ぐという副業のコンセプトにマッチします。休日の午後から予定が入っていない場合に、空き時間を購入してもらってスキルを生かしたサービスを提供するような使い道が考えられます。

出品されているチケットは、1時間あたり1,000円(30分500円)が最低価格です。最高で1時間10万円まで価格設定できますが、30分2,500円や1時間5,000円という例が多く、1万円以上に価格設定している人は限られます。

タイムチケットではWebサイト制作やデザイン・イラスト・写真撮影・ビジネスサポートなど、20のカテゴリで合計5万枚ほどのチケットが現在も販売中です。出品されているサービスは写真撮影やイラスト作成・家事代行など、スキルを生かせる仕事だけではありません。パーソナルトレーニングや恋愛コンサルティング・悩み相談のように、コーチングの形でのスキル提供も可能です。

サービス提供方式は対面とオンラインに加え、電話でのやり取りやメッセージのやり取りでスキルを提供する方法もあります。売上から引かれる手数料は5万円以下の部分が税込27.5%で、他のスキル販売サイトと比べると高めとなっています。5万円を超える部分の売上から引かれる手数料は10万円までが22%、10万円を超える部分が16.5%です。

SKIMA

株式会社ビジュアルワークスが運営するSKIMA(スキマ)は似顔絵や表紙など、イラストやデザインに特化したスキルシェアサイトとして2015年にサービスが開始されました。現在では文章や音楽関連のスキルシェアにもサービスを拡大中ですが、出品サービスはイラスト関係が依然として多くを占めている状況です。登録クリエイターのレベルが全般に高く、イラスト関連のジャンルに関してはココナラにも負けていません。

SKIMAを利用したスキル販売には、コミッションとアドプト、リクエストという3種類の方式があります。コミッションはココナラと同様に、イラストやデザインなどの作品をオーダーメイドで制作して報酬を得る方式です。アドプトというのは自分が制作したキャラクターを出品し、登録ユーザーが購入できるようにする仕組みを意味します。

リクエストはこの2方式とは逆に、登録ユーザーがクリエイターを募集して作品を制作してもらう方式です。プロジェクト方式とコンペ方式という2種類の募集方法があるという点では、SKIMAのリクエストはクラウドソーシングと似たような仕組みだと言えます。

SKIMAも他のサイトと同様にクリエイター登録やスキルの出品そのものは無料で、取引が成立して売上が発生した場合にのみ販売手数料が引かれる仕組みです。手数料は個別販売価格が2万円までの取引で税込22%、2万円超から5万円までが16%、5万円を超える場合は11%となっています。

2021年3月には法人が個人のクリエイターに制作を依頼できるサービスとして、SKIMA creativeもスタートしました。企業が主な取引先となるだけに、バナー制作やLP制作・動画制作など個人向けとは違った仕事の依頼が中心です。

SKIMAで稼ぐ副業とは?イラストの特技を収入に変える方法を解説
SKIMAはココナラと似たスキルシェアサービスですが、イラストやデザイン・キャラクターといったクリエイター系ジャンルに強いのが特徴です。得意のイラストで副業収入が得られるSKIMAについて、初心者が知っておきたい基本情報をまとめてみました。

スキルクラウド

2018年8月にサービスが開始されたばかりのスキルクラウドは、スキル販売サイトとしては後発組に属します。登録ユーザー数はそこまで多くないと見られるだけに、ココナラなどの大手と比べてライバルも少なめです。占いからビジネスまでを扱う総合的なスキル販売サイトという点では、サイトのコンセプトはココナラに通じるものがあります。

サイト内にカテゴリが存在しないサービスをユーザーがリクエストできるオーダースペースも、ココナラの公開依頼(旧リクエストボード)と似た制度です。そういう仕組みがあるという点で、スキルクラウドはスキルシェアとクラウドソーシングの中間のようなサービスとも言えます。サービスの質が高かったスキル販売者に対する投げ銭システムも、他のスキル販売サイトにないスキルクラウド独自のユニークな制度の1つです。

占い・拡散・レポート代行の副業スキルシェアならスキルクラウド
スキルクラウドでは、スキル・ノウハウ・時間を出品・販売、安価に購入することができます。占い・拡散・レポート代行等の副業に最適なスキルシェア・スキルマーケットプラットフォームです。得意なことで生きていく スキルクラウド

サービスを無料でお試し出品できるという点もスキルクラウドの強みで、まずは0円でサービスを利用してもらって評価を獲得するという手もあります。ココナラもサービス開始当初は同じような無料出品が可能でしたが、2018年に無料のお試し枠が廃止されました。0円での出品が可能だった初期に高評価を獲得した出品者が、現在もココナラでの実績を武器に幅をきかせている面もあります。

スキルクラウドではまだ無料出品が可能ですので、以前のココナラと同様に先行者利益を得られる状況です。無料で出品すれば損をするように思いがちですが、長い目で見れば収益を回収できりようになります。ちなみにスキルクラウドで売上から引かれる手数料は金額に関わらず一律20%で、消費税は運営側が負担してくれる仕組みです。

スキルクラウドは初心者でも稼ぎやすい?ココナラとの違いを解説
副業の手段としても利用されているスキルクラウドはスキルシェアサービスの中でも知名度が低めですが、ライバルが少ないため初心者でも稼ぎやすいと言われています。そんなスキルクラウドの仕組みや登録方法について、ココナラとの違いも含めて解説します。

アスクビー

2019年にサービスが開始されたばかりのアスクビーも、スキル販売サイトの中では新顔の部類です。こちらはストアカと似たレッスン型のスキルシェアサービスですが、アスクビーはオンラインのレッスンに特化している点で異なります。SkypeやZoomなど外部のコミュニケーションツールを使わなくても、アスクビー内で生徒とオンラインのやり取りができるのが特徴です。

文章のやり取りでレッスンを行うテキストチャットは最も基本的なレッスン提供方法で、他のコミュニケーション手段と併用した使い方もできます。ビデオチャットはすべてのレッスン提供方法を組み合わせる場合に、カメラ映像を利用して生徒をコミュニケーションを行う方式です。

ボイスチャットは音声を利用したレッスン提供方法で、テキストチャット+画面共有と組み合わせた使い方も考えられます。画面共有は他のレッスン提供方法と組み合わせ、PCやアプリ画面を生徒と共有しながらレッスンを行うのに利用される機能です。

アスクビー | 「知識・経験・得意・活動」を売買、支援
「知識・経験・得意・活動」を売買、支援できるスキルシェアプラットフォーム

レッスン時間は10分から設定が可能で、テキストチャットやボイスチャットを使えば顔出しNGの人でもレッスンを始められます。テキストチャットやビデオチャットを使ってスキルを共有するという点では、アスクビーはストアカとココナラの中間的な位置づけにあるとも言えるサービスです。出品されてるレッスンのカテゴリはストアカと重なる面もありますが、登録ユーザー数や講師の人数は非公開となっています。

他のサービスと同様にアスクビーも講師登録やレッスンの出品そのものは無料で、売上から引かれる手数料は売上の金額に関わらず一律25%です。2020年からストアカもオンライン講座に対応してきた中で、アスクビーがどれだけ独自色を発揮できるかが注目されます。10分300円からというお手軽なレッスンを出品できる点は他のサービスにない特徴ですので、スキマ時間を生かしてお小遣い稼ぎができるスキル販売サイトとしては面白い存在です。

アスクビーで稼ぐネット副業とは?スキルシェアの新しい形を解説
オンラインのレッスンに特化したAskbe(アスクビー) は、ココナラやストアカと似たスキルシェアサービスの1つです。空き時間を利用して稼ぐ副業の手段にもなり得るアスクビーの仕組みについて、講師登録や出品方法・価格の目安と合わせて解説します。

REQU

芸能人が多く利用するブログサービスとして有名なAmebaにも、REQUというスキル販売サービスがあります。REQUは利用ユーザーの多いAmeba上でスキルを売り買いする仕組みだけに、そのままでも集客力を発揮できる点が強みです。出品されているスキルのカテゴリにはイラストや美容・健康・グルメ・旅行の他、ハンドメイドやファッション・恋愛・結婚といったジャンルも人気を集めています。

知識やスキルを商品に見立ててサービスとして出品するオーダメイド方式の他、noteのように有料記事として販売するスタイルもあります。有料記事の中には動画セミナーの形で出品している人もいるように、REQUでのサービス提供方法はさまざまです。

REQUを利用するにはAmebaのアカウントが必要ですが、すでにアメブロで登録している人ならすぐにでも始められます。ちなみにREQUの販売成約手数料は売上の金額に関わらず一律15%で、他の類似サービスと比べると安く済むという点も見逃せません。

MENTA

オンラインでのスキルシェアに特化したMENTAも、2018年にサービスを開始した比較的新しい販売サイトです。MENTAを運営するイリテク株式会社は2020年にランサーズ株式会社の100%子会社となり、現在はランサーズグループの一員となっています。

MENTAの公式サイトに掲載されている2020年12月時点の数字によると、登録ユーザー数は23,000人で登録メンター(講師)数が1,700人です。ココナラやストアカなどと比べると規模は大きくないものの、クラウドソーシング大手のランサーズ傘下に入った今後の成長が期待されます。

いつでも相談できるオンラインメンターをみつけよう|MENTA「教えたい人」と「学びたい人」のメンタープラットフォーム
困った時にきける、相談できるメンターがいれば学習スピードがあがります。もう、Googleで数時間調べてばかりの日々は終わりです。メンターから学んで自分でつくれる力を身につけましょう。

現役のエンジニアがメンターの大半を占めるだけに、MENTAはプログラミング系のスキルシェアに強いのが特徴です。他の職種からエンジニアへの転職を目指す人が増えている中で、プログラミングスクールより低価格でスキルを学べるサービスとして注目の存在です。

プログラミング以外にもマーケティングやライティング・デザイン・起業・営業など、仕事に役立つスキルの出品が目立ちます。写真・イラスト・動画・音楽といったクリエイター系のジャンルや、語学や趣味の分野でもスキルの出品は少なくありません。

過去にはMENTAでスキルを身につけたユーザーが、連携するランサーズで案件獲得に役立てるという動きも見られました。逆にランサーズの仕事でスキルを身につけ、MENTAでスキルの提供を行うような連携の仕方も考えられます。

ランサーズ

今回のスキル販売サイト10選を選ぶに当たってクラウドソーシングサイトは対象外としましたが、スキルを出品する仕組みのあるランサーズは例外として入れておきます。ランサーズはクラウドワークスと並ぶ2大クラウドソーシングサイトの1つで、仕事を募集するクライアントは企業が中心です。



個人対個人でスキルの売買を行うのが基本のスキルシェアとはコンセプトが少々異なりますが、ランサーズ内には登録ランサーがココナラのようにスキルを出品できるコーナーも用意されています。ランサーズで案件を探していてやりたい仕事が見つからないという場合に、自分が得意な仕事を逆に出品して依頼主を募集するというスタイルです。

出品価格は1,000円から50万円まで設定可能で、成約時に20%の手数料を引いた残りの金額が自分の収入になります。プログラム開発やライティングなどビジネス関連のジャンルに強いランサーズだけに、出品されているスキルもプログラミング関連やWeb制作・記事作成・マーケティングといった分野が目立つ状況です。個人よりも企業向けのスキルに自信があるという人は、ランサーズのスキル出品にも挑戦してみるといいでしょう。

Udemy

ここまで紹介したのはいずれも日本企業が運営するスキル販売サイトでしたが、Udemyは米国企業が運営するオンライン動画講座のプラットフォームです。日本での知名度はそれほど高くないとは言え、Udemyは全世界で3,000万人以上のユーザーに利用されています。日本のベネッセコーポレーションとも資金提携を発表しているだけに、Udemy独自のオンライン学習システムが一気に普及する可能性が出てきました。

Udemyのサイトにはビジネス関連やプログラミング・クリエイター関連・自己啓発など、さまざまなジャンルの動画講座が販売されています。1万円以上に価格設定している例も少なくありませんが、半額から90%OFFといった大幅な値下げ販売も頻繁に行われている状況です。実質的な価格相場は2,000円前後で、1万円前後の講座が1,000円台で購入できる例も珍しくありません。

ストアカやアスクビーでもオンライン講座の形でスキル販売は可能ですが、講座開催時には講師と生徒が同じ時刻にオンラインでやり取りする必要があります。Udemyのオンライン講座は動画教材を一度制作してアップロードしておけば、講座が購入されるたびに自動販売機のように収入が入る仕組みです。他のレッスン型スキル販売サイトとは違って、Udemyは不労所得を稼げるという点に新しさがあります。

オンラインコース - いろんなことを、あなたのペースで | Udemy
Udemyは、学びたい人、教えたい人のためのオンラインのマーケットプレイスです。プログラミング、マーケティング、データサイエンスなど、155000以上のコースを4千万人の受講生が学んでいます。

Udemyで稼ぐのに動画制作のスキルは必要ですが、YouTubeにノウハウ系の動画を投稿した経験を持つ人ならそれほど難しくはないはずです。YouTubeにもさまざまなスキルについて教える動画は数多く投稿されているとは言え、収益に結びつけるにはチャンネル登録者数などの壁をクリアする必要があります。しばらくは無収入の状態で毎日のように動画を投稿し続けるぐらいでないと、YouTubeチャンネルを収益化するのは困難な状況です。

Udemyの収益分配システムは少々複雑で、講師クーポンや紹介リンクを利用して受講生のコース登録を促した場合は、売上の96%が講師に配分されます。Udemyに販売をおまかせした場合の分配率は50%で、Udemyのアフィリエイトプログラムを利用してユーザーを獲得した場合は25%が分配される仕組みです。

分配率が低い集客方法であっても不労所得が稼げるのなら、副業の手段として大いに利用価値があります。
登録講師数がそこまで多くない今のうちなら、まだ先行者利益を享受できる可能性があります。

サービス終了した(予定の)スキルシェアサイト

株式会社クラウドワークスが運営するサイタは、個人レッスンに特化したスキルのマッチングサービスとして一定の支持を得ていました。基本的に対面でレッスンを行うスタイルだったため、コロナ禍で感染リスクを避けようとする動きが広がったことで利用する人が減ってしまったのは残念な話です。

サイタは2021年3月をもってサービスを終了すると発表されていましが、この記事を書いた時点ではサービス提供が6月まで延長されています。それ以降は名称を改めた上で、新たなサービスとして生まれ変わる予定です。

サイタがサービスを終了する理由とは?リニューアルの可能性を予測
マンツーマンでレッスンが受けられるスキルシェアサービスとして人気を集めていたサイタが、2021年6月30日で終了することになりました。副業の手段としても利用されていたサイタが終了する理由について、リニューアルの可能性と合わせて解説します。

株式会社クラウドワークスは以前にもWoW!me(ワオミー)というスキルシェアサービスを運営していましたが、2016年のスタートからおよそ2年でサービス終了した経緯もあります。WoW!meは2017年にユーザー数が1万人を突破し、主婦を中心に新しい働き方を提供してくれるサービスとして注目されていました。そんなWoW!meも先行するココナラの牙城を崩せないまま、スキルシェア市場から撤退を余儀なくされたのです。

他にもタイムチケットと似たサービスとして注目の存在だったタイムバンクがスキルシェア市場から撤退し、2020年に名称を「レット(Let)」に変更した例があります。2018年にタイムバンクがスタートした当初は、インフルエンサーや各分野の専門家の時間を売買するマーケットが想定されていました。専門家の持つ時間を仮想通貨のようなトークンとしてタイムバンク上に上場し、出資者を募るという斬新なビジネスモデルで話題を集めていたのです。

タイムバンクに出品された時間は価格が変動する仕組みで、仮想通貨と同様に投資の対象にもなり得るはずでした。一般の個人が個人を相手にスキルを出品するタイムチケットとはまた違ったサービスとして筆者も注目していましたが、サービスを利用する肝心なユーザーが伸び悩んでいた様子も窺われます。

インフルエンサー界隈では話題を集めたものの、タイムチケットほど普及しないままタイムバンクは物販ビジネスへと転換していきました。名称を変更した現在ではお得なクーポンがもらえるアプリとして一定の人気を集めるようになっていますが、スキルシェアサービスとしてはひっそりとフェードアウトした感があります。

タイムバンクが「レット(Let)」に名称を変更した理由とは?
著名人や専門家の時間を通貨のように売買できるアプリとして注目を集めていたタイムバンクの名称が、現在は「レット(Let)」に変更されています。時間の売買アプリというコンセプトが薄れつつあるタイムバンクの現状について、最新情報を調べてみました。

まとめ

こうして見ると2018年頃はココナラがテレビCMの効果もあって売上を大きく伸ばしていた時期と重なり、スキルシェア市場が一躍注目されるようになった背景が見て取れます。この時期に新たなスキル販売サイトも続々と誕生したわけですが、ココナラ1強とも言われる状況に割って入るのはなかなか大変です。

そうした中にあってストアカはレッスン型のスキルシェアサービスで独自の地位を築き上げ、他の業界が苦労しているコロナ禍にもオンライン化に踏み切ることでうまく対応しています。タイムチケットSKIMA(スキマ)もそれぞれ独自路線で一定の支持を得ているように、ココナラとどう差別化していくかが今後の鍵となりそうです。

これからスキルシェアの副業を始めようという人にとってもココナラは避けて通れない巨大市場ですが、今回紹介した他のサイトもそれぞれにメリットがあります。初心者は敢えて激戦区を避け、ライバルが少なめのスキル販売サイトに打って出るのも悪くはありません。どのサイトも登録とサービス出品は無料ですので、まずはココナラやストアカといった有名どころに出品してみて、なかなか稼げない場合に他のサイトを試してみるという手もあります。

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