ドライフラワーを売る副業は儲かる?3種類の販売方法を解説

副業

趣味と実益を兼ねた副業の1つとして、手作りのドライフラワーを売る仕事が密かな人気を集めていることをご存知でしょうか?お花屋さんなどで売られているドライフラワーは結構な値段がするだけに、個人が手作りした商品にも売れるチャンスがあります。

そこで今回はドライフラワーを個人で売る方法や売れ筋商品について、販売価格の相場と合わせて情報をわかりやすく整理してみました。壊れやすいドライフラワーを梱包する際の注意点や、安く郵送するコツについても記事の後半で詳しく解説します。

ドライフラワーの種類

いろいろなドライフラワー

ドライフラワーの意味を辞書で調べると、以下のように定義されています。

切り花などを乾燥させたもの。装飾用。
出典:ドライフラワーとは何? Weblio辞書(デジタル大辞泉)

必ずしも花を乾燥させたものだけを意味するわけではなく、植物の葉や茎・果実を乾燥させたものもドライフラワーに含まれます。低木の枝や根までドライフラワーの一種として売られているくらいで、アイデア次第ではさまざまな変わり種のドライフラワーを手作りすることが可能です。

ドライフラワーに使われる主な花材

あじさい

園芸用として栽培されている植物には非常に多くの種類がありますが、どの花でもドライフラワーに向いているというわけではありません。水分が多く含まれている花は乾燥に時間がかかるため、ドライフラワーを作るのに不向きとされています。

ドライフラワーを手作りしている人たちに人気があるのは、以下のような花々です。

ドライフラワーの主な花材
  • アジサイ
  • バラ
  • 千日紅
  • ガーランド
  • ケイトウ
  • ローズマリー
  • かすみ草
  • ラベンダー
  • ガーベラ
  • ひまわり
  • ミモザ
  • ユーカリ

コアラの食べ物として知られるユーカリは、花ではなく葉の部分を乾燥させてドライフラワーにします。ローズマリーやラベンダー・セージといったハーブ類も、ドライフラワーの花材として人気の植物です。

雑草でドライフラワーは作れる?

ガーデニングを趣味としている人ならともかく、そうでない人はドライフラワーを作るにも材料を購入する必要があります。プレゼントでもらった花を使うのでない限りは、お花屋さんなどで売られている花を買ってきて乾燥させるのが一般的です。

「材料の調達にお金がかかるのはちょっと…」という人には、そのへんの道端に生えている雑草を材料にしてドライフラワーを作るという手もあります。雑草で作ったドライフラワーでよくあるのは、猫じゃらしの通称で知られるエノコログサやイヌタデ・カヤツリグサといった植物です。

猫じゃらし

すすきやチガヤ・カラスムギ・ヒメコバンソウといったイネ科の雑草も、エノコログサと同様にドライフラワーの材料に向いています。いずれも希少価値があるわけではないので売れるかどうかは未知数ですが、上手に売れば元手0円の粗利率100%で稼げる商材です。

松ぼっくりのように公園などで拾える木の実と組み合わせれば、ドライフラワー作りのバリエーションが広がります。メルカリでは松ぼっくりやどんぐりなど、拾ってきた木の実も数多く出品されていてそれなりに売れている状況です。木の実を売って稼ぐ方法については、以下の記事で詳しく解説しておきました。

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ドライフラワーと造花の違い

造花のバラ

ドライフラワーに近いジャンルとしては、お花屋さんで売られている造花も根強い人気があります。

ドライフラワーはあくまでも花や葉など自然の植物を材料にして乾燥させ、生花の状態よりも長持ちさせるようにした商品です。アーティフィシャルフラワーとも呼ばれる造花は生の植物ではなく、紙や布・ポリエステルなどの材料を使って製作します。茎の芯材には針金を使用することが多く、接着剤などを使って生花に似せた素材のパーツを組み立てていく仕組みです。

ドライフラワーは生の植物を乾燥させて水分を飛ばしているため、生花よりは長持ちします。それでも本物の植物を材料としているだけに、時間とともに劣化が進んでいくことは避けられません。

造花も飾る環境によっては色あせしたりして少しずつ劣化はしますが、ドライフラワーに比べると長持ちしやすいのが特徴です。それでも自然の材料を使うのと違って、作り物という感じも否めません。ドライフラワーは自然の素材から作られるだけに、造花とは違った独特の風合いが楽しめます。

ドライフラワーを売る方法

ドライフラワーを売るイメージ

個人でドライフラワーの販売を副業にしようとする場合、実店舗で対面販売するのはあまり現実的ではありません。何らかの店を持っている人なら手作りのドライフラワーを置いて併売することも可能ですが、そうでない人は店を借りたり開業したりするのに多額の費用がかかってしまいます。

インターネットを使ってドライフラワーを売る方法であれば、初期費用0円で副業を始めることも可能です。この場合の販売方法としては、以下のような3つのパターンが挙げられます。

ドライフラワーをネット販売する方法
  • ミンネなどのハンドメイドマーケットで売る
  • メルカリなどのフリマアプリで売る
  • 個人でネットショップを運営する

それぞれ詳しく解説します。

ミンネで売る

ドライフラワーで作ったリース

手作りのドライフラワーを販売する方法としてまず考えられるのが、ミンネ(minne)に代表されるハンドメイドマーケットに出品する売り方です。ドライフラワーもハンドメイド作品の1ジャンルに数えられるため、ミンネには数多くの作品が出品されています。この記事を書いた時点ではクリスマスを控えた時期のせいか、リースを中心に1万点以上のドライフラワーが出品されていました。

ミンネではハンドメイド作品の出品そのものは無料で、作品が売れた場合にのみ売上(販売価格と送料の合計)の10.56%が販売手数料として引かれる仕組みです。登録作家数50万人以上を誇るミンネはインターネット上で最大のハンドメイドマーケットですが、Creema(クリーマ)iichiなど他にも類似サイトがあります。どのサイトにも目の肥えたハンドメイド好きの人たちが集まっていますので、腕に自信がある人はサイトに登録の上で自慢の作品を出品してみるといいでしょう。

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メルカリで売る

フリマアプリのイメージ

フリマアプリとして絶大な人気を誇るメルカリにも、手作りのドライフラワーは多数出品されています。メルカリは利用ユーザーの数が桁違いに多いため、ドライフラワーのようなハンドメイド作品も売れやすいのが強みです。

メルカリに作品を出品すればそれだけ多くの人の目に触れることになりますが、価格設定はミンネやクリーマなどのハンドメイドマーケットより低めの傾向も見られます。相手に値切られる可能性もあるだけに、自信作を安く売りたくないという人はミンネやクリーマに出品するのがおすすめです。

売れてさえくれれば少しぐらい安くても構わないという人は、メルカリやラクマのようなフリマアプリの方が売りやすいとも言えます。ミンネやクリーマでは送料を別料金にして請求している例が多いですが、メルカリでは出品者側で負担するのが普通です。出品の際にはそのへんも計算に入れた上で価格設定する必要があります。

個人でネットショップを運営

手作りのドライフラワーをインターネットで販売する第3の選択肢は、自分でネットショップを作ってしまうという大胆な方法です。

ネット上にはほとんど無数と言っていいほど数多くの通販サイトが存在しますが、それらは必ずしも企業が運営しているとは限りません。今はBASESTORES(ストアーズ)カラーミーショップなど、誰でも簡単な手順でネットショップが作れるサービスが充実しています。ドライフラワー専門店の仮想店舗をネット上に作っておけば、ハンドメイドマーケットやフリマアプリを利用しない人からの注文もあり得るというわけです。

ドライフラワーを販売するネットショップの画面

絶大な集客力を誇るミンネやメルカリに頼らない販売方法だと、最初はなかなか売れない可能性もあります。インスタグラムなどを併用してドライフラワーに関する情報を発信し、ショップに誘導するような集客の努力も必要です。

その点ではリアル店舗を開業する場合にショッピングモールのテナントに入居する場合と、単独の店で営業する場合の違いに似ています。前者の場合は集客の面で有利になりますが、テナント料がかかるため売上をよほど増やさないと収益がプラスになりません。同じようにハンドメイドマーケットやフリマアプリに出品した場合には、売上から10%前後の手数料が引かれます。

契約プランによって異なりますが、ネットショップ作成サービスを利用した場合に売上から引かれる手数料は6%前後です。フリマアプリやハンドメイドマーケットに出品して売れた場合より手数料を低く抑えられますので、少ない売上でも収益を残しやすくなります。

特に花を購入してドライフラワーの材料とする場合は、仕入れ原価もばかになりません。手数料として売上から引かれるわずか数%の差が、最終的な収益に響いてくることもあり得ます。

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ドライフラワーの販売はどれだけ儲かる?

以上のような3パターンが考えられるドライフラワーのネット販売で、どれくらい稼げるのかそれぞれ試算してみました。もちろん売上は販売状況によって大きく上下してきますが、だいたいの目安は把握しておきたいところです。

ドライフラワー販売の副業で月に稼げる金額は、「売れた商品の平均単価×販売数量」で決まります。ハンドメイドマーケットなどのプラットフォームを利用した場合は、売上から手数料を引いた残りの金額が暫定的な収益です。メルカリなどを利用して商品を販売する場合は送料を出品者側で負担するのが一般的ですので、その分も売上から差し引く必要があります。

仮に商品の平均単価を1,000円とすれば、月に10点売れば10,000円、20点売れば20,000円の売上です。月の売上が同じ10,000円ならミンネの場合は手数料を引いた金額が8,944円、メルカリは9,000円ということになります。
ミンネの場合は送料が購入者負担というケースが多く、定形外郵便で500円前後、宅配便で1,000円前後から2,000円前後というケースが大半です。

スマホとお金

メルカリで出品している人が多く利用しているらくらくメルカリ便の送料は小型サイズで175円、小~中型サイズで380円、中~大型サイズが700円~1,600円となっています。商品の種類やサイズによって送料は違ってきますが、手数料を引いた実質的な売上から送料を引くと数十%ほど減ってしまうのは確実です。

平均単価1,000円のドライフラワー販売で月に1万円以上を稼ぐには、10点よりもかなり多くの数量を売る必要があります。単価の平均を2,000円まで上げれば、同じ金額を稼ぐにも売る数量は半分で済む計算です。

ドライフラワーの材料をお花屋さんや通販サイトで購入した場合には、花材の仕入れ原価も計算に入れなければなりません。材料をすべて自前で用意できれば原価が実質0円となりますので、売上から経費を引いた残りの金額が丸々収益になります。

BASEなどを利用して自分でドライフラワーのネットショップを作った場合も、売上に関しては似たような状況です。売上から引かれる手数料はハンドメイドマーケットやフリマアプリより節約できるため、売上が同じなら収益が多く残ります。集客力の面では課題もありますので、店舗の存在をどれだけ周知できるかが売上確保の鍵となってきます。

ドライフラワーの値段の相場

ミンネに出品されているドライフラワーを価格の安い順で並び替えてみると、最も安い例で300円から出品されていました。送料を出品者側で負担する例が多いメルカリでもドライフラワーの最低価格は300円程度ですが、ミンネでこの値段は「在庫処分価格」という例も少なくありません。

作品クォリティの高いミンネやクリーマでは、数万円という強気の価格設定でドライフラワーを出品している人も多く見かけます。メルカリでも3万円ほどで完売したドライフラワーの例はありますが、「SOLD」となっているのは1,000円前後の品が中心です。「人気順」でソートした場合に1,000円以上の品が多く並ぶミンネやクリーマと比べ、メルカリでは1,000円に満たない品も目につきます。

どのサイトでも当然のことながら手の込んだ作品ほど高値でも売れやすく、希少価値の高い花材を使ったドライフラワーの価格設定は高くなりがちです。販売価格の平均相場を算出するのも難しい状況ですが、メルカリは1,000円前後、ミンネやクリーマは1,000円台から2,000円前後の作品が多いという印象を受けます。

お金

ちなみに法人が運営しているお花屋さんの通販サイトを見ると、それほど手の込んでいないドライフラワーでも1,000円以上する品は少なくありません。ちょっと手の込んだドライフラワーになると数千円するのが普通で、購入客にしてみれば割高感もあります。

だからこそ個人が手作りしたドライフラワーにも商機があるわけですが、必要以上に安く設定しすぎると収益が残らなくなります。個人でネットショップを開業してドライフラワーを販売する場合でも、以上のような相場を参考にしながら価格設定してみるといいでしょう。

ドライフラワーを梱包するコツ

梱包材を入れた箱

ドライフラワーは手荒に扱うと簡単に壊れてしまうデリケートな商品だけに、発送の際には梱包に工夫が必要です。まずは型崩れや濡れを防ぐ目的で、大きめのOPP袋を使ってドライフラワーを包みます。さらに袋全体をプチプチの緩衝材で包み込めば、配送中に外部から加わる衝撃を吸収してくれます。

これを段ボールに入れて梱包するわけですが、箱の中に隙間があると中身が動いてしまって破損につながりかねません。動かないようにするには、エア緩衝材や新聞紙などを入れて隙間を埋めておく必要もあります。隙間を埋める前にテープなどを使用し、プチプチの緩衝材に包まれた商品を箱の内部に固定しておけばさらに万全です。

ドライフラワーを安く郵送する方法

定形外郵便をポストに入れるイメージ

ドライフラワーは重量が軽いため、サイズがそれほど大きくない場合は定形外郵便で郵送するのがおすすめです。定形外郵便には規格内と規格外の2種類があって、ドライフラワーは規格外で郵送するケースが多くなっています。箱の厚さが3cm以内で長辺が34cm以内・短辺も25cm以内に収まっていれば、料金が最も安くなる規格内の定形外郵便で送ることも可能です。

規格内・規格外ともに料金は重量によって決まってきますが、ドライフラワーの場合は箱や梱包材が重量の大半を占めることになります。全体が50g以内であれば、規格内の料金は120円、規格外でも200円です。150gまでは50g刻みで料金が変動し、500g以内になると規格内の料金が390円、規格外が510円に上がります。

ミンネに出品されているドライフラワーの送料を見ると、定形外郵便で発送される場合は510円という例が多くなっています。宅配便を利用して発送した場合は料金がこれより高くなるのが普通で、荷物のサイズによっては1,000円を超える例も少なくありません。重量1kg以内で定形外郵便の規格内と同じ条件も満たしていれば、全国一律198円のクリックポストで発送することも可能です。

メルカリにドライフラワーを出品している人の多くは、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便を利用して商品を発送しています。厚さ3cm・重さ1kg以内でそれぞれの規定サイズ以内に収まっていれば、らくらくメルカリ便は全国一律175円、ゆうゆうメルカリ便も同じく200円で発送が可能です。

ドライフラワーを売る副業のまとめ

ドライフラワー

ドライフラワーは工夫しだいで多様な商品を作り出すことが可能なだけに、副業として販売に取り組む個人にも売るチャンスは十分にあります。花材として使われる植物もお花屋さんで売られているような花だけでなく、道端に生えてる雑草でさえ材料にすることが可能です。

手作りのドライフラワーを売るにはハンドメイドマーケットとフリマアプリの他に、自分でネットショップを作るという手もあります。送料との兼ね合いもあるのでまとまった収益を残すのはなかなか大変ですが、定形外郵便などを上手に利用すれば送料を節約できます。ドライフラワーは今後の成長も期待される有望な市場ですので、自分なりに工夫しながら販売に挑戦してみるといいでしょう。

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