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節約と副業はどっちが効果的?生活費の節約に役立つ副業7選を紹介

節約と副業はどっちが効果的?生活費の節約に役立つ副業7選を紹介 副業
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食品や光熱費などの値上げラッシュで家計が圧迫され、貯金したくてもお金がなかなか貯まらないという人が続出しています。Webライターを本業としている筆者もその1人ですが、節約術と副業の両方を駆使しながら苦境を乗り越えようとしている状況です。

不足しがちな生活費を補ってお金を貯めるには、節約と副業でどっちが効果的なのでしょうか?

筆者のように両方を組み合わせるのが最強なのは確かですが、誰でも簡単に実践できるわけではありません。どちらか片方とすれば、節約に向いた人もいれば、副業した方が効果的な場合もあります。

筆者の場合は食費や固定費などを見直して節約に努める一方、ブログ運営の副業を始めて3年目で貯金が数倍に増えました。ある時期までは副業の効果が上でしたが、収入が増えてくるようになると節約の効果が上回るようになってきています。

そんな自身の経験に基づいて、節約と副業の効果を比較してみました。記事の後半では、生活費の節約に役立つ副業を7つ選んで紹介します。

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節約と副業でお金が早く貯まるのはどっち?

お金とレシートを虫眼鏡で拡大

節約術や副業について紹介した書籍やブログ記事・YouTube動画は、数え切れないほど存在します。「副業するより節約した方が効果的」と言っている人もいれば、「副業した方がお金が早く貯まる」と書いている人もいて、どちらが上なのか判然としない状況です。

このような混乱が生じているのはどうしてなのでしょうか?

そんな疑問を抱いて両方の主張を吟味したところ、どちらも100%間違っているわけではないということがわかりました。収入の金額や支出の状況、生活水準は人によってさまざまなだけに、すべての人に同じ法則が当てはまるわけではないからです。

節約に努めた方がお金が早く貯まる人もいれば、むしろ副業を始めて収入を増やした方がいいという人もいます。大雑把な言い方をすれば、もともと収入が多い人は節約に向いていて、収入が少ない人は副業向きのケースです。支出の無駄がどれくらいあるのかによっても違ってきますので、個別のケースについてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

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節約が効果的なケース

早くお金を貯めるのに副業より節約の方が向いているのは、収入がそれなりに多くて無駄使いも多い人です。平均年収の高い会社で働いていて本業の仕事に忙しいあまり、家計の節約にまで頭が回らないようなケースが当てはまります。

そんな人でも副業を始めれば収入をもっともっと増やせますが、増えれば増えただけ無駄使いしていては貯まるお金もなかなか貯まりません。むしろ副業に取り組む時間を節約術の勉強に回し、お金の使い方を見直した方が効果的と言えます。

貯蓄に回せる金額は単純計算で、「収入-支出」です。収入が同じでも支出の金額を減らせば、結果的に貯金が増えるということになります。収入が少ない場合は節約の効果も限定的ですが、もともとの収入が多い人ほど支出を減らした効果が大きく出るはずです。

収入がそれなりに多くて無駄使いが少ない人は、すでにある程度の貯金を作っているものと推定されます。そういう人は「節約 副業」などというキーワードで検索することがないでしょうから、この記事を読む機会もないはずです。

副業が効果的なケース

以上のような節約すべき人とは逆に、もともとの収入が少ない人は副業を始めるのがおすすめです。多少なりとも無駄使いがあれば、節約生活を続けるだけでもある程度のお金は浮いてくるかもしれません。

収入の少ない人は高年収の仕事をしている人と比べ、節約生活で捻出できる金額はたかが知れています。節約術を勉強したり実践したりするにもある程度の時間がかかりますので、同じ時間を費やすなら副業に取り組んで収入を増やした方が効率的というわけです。

筆者もWebライター1本で生活していた頃は収入が少なかったため、貯金がなかなか増えませんでした。家電製品や本の購入を減らしたり食費を切り詰めたりして節約に努めても、もともとの収入が少ないのでは効果も限定的です。

そこで副業についていろいろと勉強し、ブログの運営も3年前から始めました。1年目はたいして稼げませんでしたが、2年目から収益がじわじわと増え始め、3年目の現在はライター収入を上回るほどの成果を出しています。節約生活で捻出した貯金の額もとっくに上回り、副業の効果を実感している次第です。

お金を貯めるのに節約と副業のどちらが効果的なのか、基準となる収入のボーダーラインは定かでありません。筆者の感覚では、月の収入が20万円以上ある人は節約効果の方が上回るのではないでしょうか?

月収10万円台以下になると、節約で浮かせる金額も少なくなります。よほど無駄使いしている人でない限り、副業で収入を増やした方が効率的に貯金を増やせるはずです。

副業の選び方や才覚しだいでは、月に数十万円以上の高収入を稼ぐことも夢ではありません。そうなると本業収入の多い少ないに関係なく、副業の方が有利なのは明らかです。

節約×副業が最強!

副業でお金を貯めるイメージ

お金を早く貯めるのに節約がいいのか、それとも副業がいいのかという問題は、簡単に答えが出せません。収入や支出の多い少ないによって、ケースバイケースとも言えます。

1つだけ確実に言えるのは、「節約と副業のどちらか片方しかやってはいけない」ことはないという点です。筆者も自分が経験したことで実感しているところですが、節約生活と副業はどちらもお金を貯めるのに効果があります。いっそのこと両方に同時進行で取り組んでいけば、最速でお金を貯められるはずです。

節約で得られる効果は、収入と無駄使いの両方が多い人ほど大きいという特徴があります。副業に取り組んで収入をどんどん増やしていけば、節約生活で得られる効果も加速度的に大きくなっていくはずです。両方の相乗効果でお金がどんどん貯まるようになるということは、筆者自身の経験で実証されています。

副業に時間を費やしながら節約にも頭を使うのは、実際問題としてなかなか大変かもしれません。それだけお金を貯めるのが難しい証拠でもありますので、当ブログのような情報源を上手に利用して時間を短縮することをおすすめします。当ブログでは主に副業の紹介について力を入れてきましたが、今後は節約術についても積極的に情報を発信していきたいと考えています。

お金が貯まってきたら投資もおすすめ

投資のイメージ

節約や副業の効果が出てきてお金が貯まってきたら、貯まったお金を投資して増やすのもおすすめです。現金の保有方法には、以下のような3種類のパターンがあります。

  1. 銀行口座に預ける
  2. 証券口座など資産運用の口座を開設して投資する
  3. タンス預金で現金のまま保管しておく

3番目のタンス預金は高齢者に多いパターンですが、自宅に保管しておいてもお金は1円も増えません。銀行口座に預けていれば少しでも金利がつきますが、定期預金でも増やせる金額は預金額の0.002%から高くて0.03%程度です。

株や投資信託などに投資した場合は、相場の下落などで元本割れのリスクもあります。貯めたお金を絶対に失いたくない人には不向きですが、お金を増やすという点では投資に勝る手段はありません。限度額までの投資で得た収益が非課税となるNISAの制度もありますので、誰でも気軽に投資を始められる環境が整ってきています。

FXや暗号資産(仮想通貨)などは相場の変動が激しいため、どちらかと言うと投機的な要素の強い投資の手段です。それだけ大きく儲かる可能性を秘めている反面、投資に失敗した場合のリスクも大きくなります。

失敗のリスクは株式など他の投資手段にもありますので、貯めたお金の全額を使って投資するのはおすすめできません。初心者は貯金額の一部を投資に回し、複数の金融商品を購入するなりしてリスクを分散するのが無難な始め方です。慣れてきたところで投資金額を少しずつ増やしていけば、失敗のリスクを低く抑えられます。

家計節約に役立つ副業7選

家計簿とお金と電卓

節約と副業を同時に実践すればお金が早く貯まるのは確かですが、本格的な副業に取り組む余裕がない人も多いかと思います。そんな人には、家計の節約にも役立つ副業がおすすめです。

副業と言えるほど安定した収入を継続的に稼げるわけではありませんが、結果的に生活費の節約につながる方法を7つ紹介します。

  1. アンケート・モニター
  2. 覆面調査
  3. ポイ活・お小遣い稼ぎアプリ
  4. 懸賞・公募
  5. 不用品販売
  6. 家庭菜園・ベランダ農業
  7. 拾ったものを売る

それぞれの概要について解説していきます。

アンケート・モニター

企業が顧客調査を目的として実施しているアンケートの中には、回答者に謝礼を出している案件が多くあります。マクロミルリサーチパネルなどのアンケートサイトに登録しておけば、謝礼がもらえる案件に参加するチャンスが得られます。

謝礼はポイントの形で支給されますが、最低出金額に達したら現金や商品券などと交換することも可能です。アンケートへの回答にはそれほど時間がかかりませんので、通勤時間や家事の合間などちょっとしたスキマ時間を利用してお小遣い稼ぎができます。

ファンくるとくモニといったモニターサイトには、商品モニターや美容モニターの案件が豊富に揃っています。商品の購入代金やサービス利用料は自分で負担することになりますが、提出したアンケートの回答が承認されれば代金の一部または全額がポイントで還元される仕組みです。獲得したポイントは同じように現金やギフト券などと交換が可能ですので、生活費の節約を兼ねた副業の手段にもなり得ます。

覆面調査

アンケートサイトやモニターサイトと似たような仕組みで謝礼を受け取れる案件として、ミステリーショッパーとも呼ばれる覆面調査の仕事があります。一般客を装って飲食店やエステサロンなどの店舗を利用し、指定された項目をチェックしてアンケートに回答する仕事です。店の従業員には調査目的での来店を悟られないようにしておいて、退店後に調査報告をまとめることになります。

ファンくるミステリーショッピングリサーチといったところが、代表的な覆面調査サイトです。美トリのように美容モニターに特化した覆面調査サイトもあります。

アンケートサイトと同じく謝礼はポイントの形で支給され、最低出金額以上に達したら現金などと交換できる仕組みです。普段から自分の利用する(または利用したいと思っていた)店舗で覆面調査の仕事を募集していれば、これも立派な節約術となります。

ポイ活・お小遣い稼ぎアプリ

以上はアンケートに回答したり調査報告したりすることで、現金と交換可能なポイントがもらえる仕事でした。アンケート・モニターや覆面調査以外でも、ポイントがもらえるサイトは数多く存在します。楽天ポイントやdポイント・Tポイントなどは、普段の買い物やサービス利用でもコツコツと貯められる共通ポイントです。

ポイントサイトやレシート買取・不満買取といったお小遣い稼ぎアプリを併用すれば、買い物などに使えるポイントをお得に増やせるようになります。一定ポイント以上貯まることで、現金や商品券と交換できるアプリもあります。PeXのようなポイント交換サイトと提携しているアプリを利用すれば、現金やギフト券だけでなく各種電子マネーや他のポイントとも交換が可能です。

こういった「ポイ活」は副業と呼ぶほどの仕事ではありませんが、ポイントを貯めるには簡単な「作業」も必要になってきます。広告の閲覧やクイズの回答・レシートの撮影など、スキマ時間でできる程度の作業と引き換えにポイントが発行される仕組みです。獲得したポイントを買い物などに利用できるという点を考えると、ポイ活もまた節約術を兼ねた副業の一種となり得ます。

懸賞・公募

先に紹介した商品モニターの仕事は、自分で購入費用を負担した上で代金の一部を還元してもらう仕組みでした。中には代金の全額が還元される案件もありますが、一時的でも代金を負担するのに抵抗があるという人も少なくないはずです。

新聞や雑誌・懸賞サイトなどに掲載されている「商品プレゼント」の案件なら、代金を負担する必要はありません。プレゼントがもらえるかどうかは抽選の結果によりますが、当たれば欲しい商品をただで手に入れられます(郵送で応募する場合はハガキ代がかかります)。

企業や団体・自治体でネーミング・キャッチフレーズ・川柳・エッセイなどを募集している公募の中にも、入選すれば賞品がもらえる例は少なくありません。懸賞と違って抽選方式ではなく、応募作品の優劣で入選者が選ばれる仕組みです。

どちらも選ばれなければ応募が無駄になってしまいますが、数をこなしていけば当たるケースも出てきます。食費や雑費の節約につながる賞品がかかった公募も多く募集されていますので、興味がある人は他の節約系副業と併用してみるといいでしょう。

ただし懸賞などに応募する際には、住所や氏名・電話番号などの個人情報を入力する必要もあります。案件によっては企業から広告メールやDMが届いたりする場合もあるという点に注意が必要です。

不用品販売

継続的な収入を得る仕事という点では副業に入るかどうか微妙なところですが、自宅にある不用品もお金に換えられる可能性があります。不用品回収業者に依頼した場合には、逆に料金を取られてしまうのが普通です。買取可能な不用品を現金と交換している業者もありますが、査定額が期待外れだったという例も少なくありません。

リサイクルショップは店舗によって買取価格にかなりの差が見られ、高価買取を実現するにはある程度の知識も必要です。フリマアプリやネットオークションを利用して自分で販売した方が、少しでも高く売れる可能性があると言えます。

商品の写真を撮影したり説明文を作成したりと、出品に手間がかかるところはネット販売のデメリットです。リサイクルショップの宅配買取を利用するのと比べ、個人客相手だと商品の梱包や発送にも余計に気を使います。そういった手間を厭わなければ、タンスの肥やしでお金を稼ぐ不用品販売は究極の「節約系副業」です。

家庭菜園・ベランダ農業

原材料やエネルギー費の高騰を受けて、このところ食品の値上げが相次いでいます。天候の影響を受けやすい野菜や果物などの農産物も例外ではありません。

コンビニより安いスーパーで食材を購入して自炊するのは、食費を節約する代表的な手段の1つです。筆者も日頃から近所のスーパーで野菜や肉などを買って自炊していますが、以前と比べて野菜が高くなったと実感しています。

特に冬場はハウス栽培物が主流になるせいか、家計にとっても冬の季節です。食費を少しでも節約するために、これからは家庭菜園で栽培した野菜で食材をまかなうことも検討しています。隣がビルで日当たりがあまり良くないのが難点ですが、野菜を育てられる庭もあります。

マンションなどの集合住宅に住んでいる人でも、ベランダを活用したプランター栽培や室内での水耕栽培は可能です。自家消費分を収穫するだけでも食費が浮きますので、副業で稼いだのと結果はそれほど変わりありません。余った野菜をメルカリに出品して販売すれば、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなります。

拾ったものを売る

節約術を兼ねた副業7選の最後に紹介するのは、野外で拾ってきた自然物を販売する稼ぎ方です。メルカリヤフオクには流木や石・苔・松ぼっくり・貝殻など、ただで拾ってきた自然物の数々が出品されています。アクアリウムの水槽に使ったり、ハンドメイド材料にしたりと、自然物の使い道はさまざまです。

食べられる野草や山菜・きのこ・栗など、食材として販売されている自然物もいろいろとあります。魚や昆虫などの生き物も、ヤフオクなら出品が可能です(哺乳類や鳥類・爬虫類は不可)。

元手0円で稼げるという点は魅力ですが、拾ったものを売る際にはいろいろと注意点もあります。自然物が落ちている場所は道端や公園・山林・河川敷・海岸など、不特定多数の人が出入りするようなスポットです。

どの場所にも管理者や所有者は存在しますので、自然物を拾う際には法律やルールに従う必要があります。販売目的で自然物を収集する場合には、あらかじめ管理者や管理団体の許可を得ておいた方が安心です。

メルカリやヤフオクに出品した自然物が売れた場合でも、拾ったままの状態で発送するのはおすすめできません。洗浄するなりして汚れを落とした上で、商品が破損しないよう丁寧に梱包してから発送するといいでしょう。

流木などは水槽に入れた場合に水が濁らないよう、アク抜きの工程も必要になってきます。そういった手間がかかるからこそ、元手0円の拾ったものにも値段がつくというわけです。

節約と副業の比較まとめ

電卓とノートと虫眼鏡

以上のような手段を用いれば節約と副業の融合も可能ですが、どちらか片方に取り組むという人が大半だと思われます。お金を早く貯めるのに節約と副業のどちらが効果的かという問題は、その人の収入や支出の状況しだいです。

収入が多くて支出が多い人ほど、節約の効果は大きくなる傾向が見られます。収入と支出の両方が少ない人は節約の効果も限定的ですので、むしろ副業を始めて収入を増やした方がお金を貯めやすくなるはずです。

収入が少ない上に無駄使いも多い人は、節約術と副業を同時に取り組むぐらいでないとお金がなかなか貯まりません。自分がどのタイプなのか自己分析した上で、効果の高い方法を試してみるといいでしょう。

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