交通量調査バイトは仕事が楽なわりに1日1万円以上稼げる理由とは?

副業

仕事は楽そうに見えるのに給料は悪くないというアルバイトがあれば、誰でも一度はやってみたくなるものです。幹線道路などで車や通行人を数える交通量調査バイトも、椅子にただ座っているだけでたいした仕事をしていないように見えます。それでいて給料は1日1万円から多い場合は2万円前後もらえるのですから、事情を知らない人から見ればこれほど楽に稼げる仕事はありません。

とは言え交通量調査の給料が悪くないのはそれなりの理由があって、楽そうに見える仕事にも重要な意味があります。経験した人によれば、ただ座っているだけでも意外と大変な面がある仕事です。そんな交通量調査バイトの仕事内容について、どのような面で大変なのか実態を調べてみました。求人がなかなか見つからない理由や仕事の目的についても、この記事を読めばおよそ8分で理解できるようになります。

交通量調査バイトは楽に稼げる仕事?

街を歩いていて交差点や商業施設の入口付近などを通りかかると、折りたたみ椅子に座って何事か調査をしている人を見かけることがあります。そういう人たちは数取器と呼ばれるカウンターを持ち、道路を通りかかる車や通行人を数えるのが仕事です。

数取器を操作する簡単な作業は伴いますが、ほとんど座ったままの仕事だけに肉体労働は伴いません。もちろん接客したり営業したりするような必要もなく、黙々と数えるだけの仕事はいかにも楽そうに見えます。

そのため交通量調査バイトは人付き合いが苦手な人や肉体労働の得意でない人からの応募が多く、募集が出ればすぐに枠が埋まってしまうほど人気の単発アルバイトです。アルバイト求人サイトを見ても交通量調査バイトの募集がなかなか見つからないのは、限られた求人に応募が殺到しているという理由によります。

これで給料が安ければ労力に見合った仕事ということになりますが、1日働いて稼げる金額は重労働の工事現場バイトなどと比べても遜色がありません。それではやりたがる人が跡を絶たないのも当然で、数の限られた求人は争奪戦の様相を呈しているのです。

給料の相場

交通量調査バイトの給料は、1日働いていくらという日給の形で支給されるのが一般的です。同じ1日の仕事でも拘束時間には求人ごとに差が見られ、短い場合は8時間で済みますが、24時間にわたる仕事もあります。
24時間と言っても、この間ずっと交通量調査の仕事をしていなければならないわけではありません。2時間働いて1時間休憩という例が多く、拘束時間が24時間でも実働時間は16時間程度です。

当然のことながら拘束時間が長いほど日給の金額も多くなりますが、拘束時間が8時間の仕事でも平均して1万円程度の日給がもらえます。休憩時間を含めても時給換算で1,250円ほど稼げる計算になり、実働時間で計算すればさらに時給換算の金額が上がる割の良い仕事です。拘束時間が長いため体力的な負担は大きくなりますが、24時間の仕事なら1日で2万円から3万円ほども稼ぐことができます。

交通量調査バイトは学生やフリーターが多いというイメージもありますが、会社が休みの日に当たればサラリーマンの副業にも最適です。給料日前で生活費が足りなくなったような場合でも、1日働いて1万円以上稼げれば当座がしのげます。給料を即日で支払ってもらえる求人が多いのも交通量調査バイトの特徴で、「今すぐお金が欲しい」という人にとっては本当に助かる仕事です。

交通量調査の目的

あれほど楽そうに見える仕事なのに結構な収入が1日で稼げるとなれば、何か裏があるのではないかと不安になってしまいます。そんな疑り深い人でも、交通量調査に関しては心配ご無用です。調査を依頼しているのは道路を管理している国土交通省や自治体が多く、商業施設を運営する企業が出店前に交通量を調査するケースも珍しくありません。

国や自治体が調査を行うのは道路交通をスムーズにしたり、交通事故を減らしたりするのが主な目的です。企業が依頼主となる場合は新店舗を出店する際の立地調査が目的というケースが多く、調査結果はオープンする店の売上にも深く関わってきます。

大都市の交差点など交通量の多い場所は交通量調査の仕事も絶えず手を動かしていなければならないほど忙しくなりますが、交通量の少ない場所に当たった場合は暇を持て余す場面も少なくないものです。そんな場合でも以上のような調査の目的をしっかりと認識して重要性を理解していれば、モチベーションの維持につながります。逆に調査の目的と意義をよく理解していないと退屈に耐えられなくなり、一度きりでこの「おいしい」仕事を辞めてしまうことになるのです。

意外と大変な交通量調査バイトの仕事

一見いいこと尽くめのように思える交通量調査の仕事も、実際に経験してみると楽な面ばかりではないという事実に気がつくようになります。交通量調査を経験した人の多くが挙げているデメリットは、拘束時間が長いために休憩中も気が休まらないという点です。拘束時間が8時間の仕事であればそれほどでもありませんが、12時間や24時間の仕事になると「長い」と感じられるようになります。

調査の間は椅子にずっと座り続けていなければならず、この間はトイレにも行けません。休憩時間になればトイレにも行けるようになりますが、近くに店舗や公衆トイレがない場所では民家にお願いして借りて用を足す場合もあります。

調査を行う場所の付近に時間をつぶせるようなコンビニやファストフード店があるとは限らず、適当な休憩場所がない場合は道端で時間をやり過ごすしかありません。交通量調査の仕事そのもので暇を持て余す場面が多いだけでなく、そういう不便さもあるために12時間や24時間の拘束時間が余計に長く感じられるのです。

ただ座っているだけでも意外と大変

交通量調査バイトの仕事には以上のような大変さもあるとは言え、基本的に座っているだけでお金が稼げるという点では体力的に楽だと思いがちです。同程度の日給が稼げる仕事でも、重い資材や道具を運ばなければならない工事現場バイトは人並み以上の体力が求められます。警備員バイトは重い荷物を運ぶ必要はありませんが、立ち仕事ならではの体力的な負担が避けられません。

そうした点で交通量調査は確かに体力的負担の軽い仕事ですが、長時間座り続けるというのも意外と楽でないものです。これが高級オフィスチェアやゲーミングチェアであれば、長時間座っても疲れにくいよう人間工学に基づいて設計されています。それでもデスクワークで腰痛持ちになったという人が少なくないほど、座り仕事というのは想像以上に腰への負担が大きい働き方です。

交通量調査バイトの仕事は1日限りとは言え、決して座り心地が良いとは言えない折りたたみ椅子が使われます。目の前に机かテーブルでもあれば腕で支えて体重を分散できますが、椅子に座っているだけだと腰に負担が集中しがちです。

途中で何度か休憩を入れられるとは言え、断続的に長時間折りたたみ椅子に座り続けるうちには腰やお尻が痛くなる可能性が出てきます。傍から見れば楽なようでいて、ただ座っているだけというのもなかなか大変な仕事なのです。

暑さ(寒さ)・睡魔との戦い

交通量調査バイトの仕事が意外に大変な理由は、長時間の座り仕事でかえって疲れるからというだけではありません。警備員バイトなどと同様に屋外で長時間待機する仕事だけに、天候の影響をもろに受けやすい点にも大変さがあります。

事前に雨が予想される場合は仕事が中止になって別の日に延期されることもありますが、調査を始めてから途中で雨が降り出した場合は続行するのが普通です。当然のことながら夏は暑さとの戦いになり、強い陽射しを遮るための帽子や汗を拭くためのタオルが欠かせません。水やスポーツドリンクなどを入れたペットボトルを用意するなりして、熱中症対策にも人一倍気を使う必要が出てきます。

冬は冬で今度は寒さとの戦いになりますので、厚手の上着や携帯用カイロなどで万全の防寒対策が必要です。春や秋は朝晩と日中の気温差も大きく、ちょっと油断すると風邪をひいてしまう可能性があります。

暇を持て余す場面も少なくない仕事だけに、睡魔との戦いも多くの調査員を悩ませてきました。途中で居眠りをしてしまっては調査が不正確になってしまいますので、眠気覚まし用にカフェイン入りの飲料やガムなどを用意しておくといいでしょう。退屈しのぎにスマホをいじったり、イヤホンで音楽を聴いたりするのもNGです。

交通量調査バイトの実態まとめ

見た目はいかにも楽そうな仕事に思いがちですが、交通量調査バイトは以上のような大変さがある意外とハードな仕事です。長時間座っていて体が痛くなったり、暑さ寒さと睡魔・退屈に耐えられなかったりして、「もう二度とやりたくない」と言っている人も少なくありません。

そうした肉体的なつらさ以上に大変なのは、暇な時間が長く退屈を持て余してしまうという精神的なつらさの方です。飲食店のホールスタッフやコンビニバイトなど接客を伴う仕事は、お客さんの役に立つことで仕事のやりがいが感じられます。工事現場バイトや引越バイトのような肉体労働は、いかにも「仕事をした」という実感が得やすい仕事です。

交通量調査はどちらにも当てはまらないだけに、仕事のやりがいを感じるのが難しい面もあります。前述したような調査の目的をしっかりと認識していれば、単調で退屈な仕事に意義を見いだせるようになるものです。交通量調査の重要性を理解して退屈な時間をやり過ごすコツさえつかめば、1日でまとまった収入が得られるこの仕事で繰り返し何度でも稼げるようになります。

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