便利屋を開業して失敗する原因とは?効果的な集客方法を解説

開業のイメージ転職

「トイレが詰まったので直してほしい」

「台所にゴキブリが出た!どうにかして!」

そんな依頼にも電話1本で駆けつけ、困り事を解決してくれるのが地域の便利屋です。「何でも屋」などと揶揄されながらも、便利屋は人間関係の隙間を埋めるような存在として頼りにされてきました。

そんな便利屋を個人で開業する人たちが、ここ最近ものすごい勢いで増えています。低資金でも開業が可能で儲かるからというのが理由ですが、せっかく便利屋になっても仕事を獲得できず、失敗に終わる例が跡を絶ちません。

失敗の原因は何なのか、2種類の開業方法ごとに問題点を考察してみました。便利屋として成功するための効果的な集客方法についても、記事の後半で詳しく解説します。

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便利屋の開業でよくある失敗のパターン

便利屋のビジネスを始めるには、以下のような3種類の開業形態が考えられます。

  1. 会社を立ち上げて法人経営の便利屋を開業する
  2. 個人事業主として便利屋を開業しフランチャイズに加盟する
  3. フランチャイズには加盟せず、独立型の便利屋として開業する

この記事では法人経営の場合も含め、フランチャイズに加盟する開業の形態と加盟しない形態に分けて失敗の原因を探っていきます。

フランチャイズに加盟して失敗するパターン

まずは法人・個人を問わず、フランチャイズに加盟しながら便利屋の開業に失敗するケースについて見ていきます。

ハウスクリーニングや家事代行サービス・リフォーム業などと同様に、便利屋業界もフランチャイズが多い業種です。フランチャイズに加盟するメリットとデメリットは、便利屋の場合でも他の業種とそれほど変わりはありません。

フランチャイズの商標や看板を使用することで顧客の信頼が得やすくなり、集客面で有利になるという点が最大のメリットです。便利屋のビジネスを展開する上で、フランチャイズ独自のサポートや研修も何かと役立ってきます。

高額費用のイメージ

そうした数々のメリットがある反面、何かと費用のかかるところはフランチャイズのデメリットです。便利屋のフランチャイズに加盟すると、普通は加盟料や研修費など名目で数十万円から100万円前後の初期費用が必要になってきます。この他にも月々のランニングコストとして、数万円程度のロイヤリティを請求されるのが一般的です。

想定したほどの売上が得られなかった場合には、これらの費用を回収するだけの収益が残らない結果となります。売上から経費を引いた収益がマイナスとなり、赤字経営が続いて廃業に至るという失敗の典型的なパターンです。

フランチャイズに加盟した場合、サービス提供に関して本部から指導を受けることもあります。独立経営の開業形態と比べると、自由度という点ではどうしても低くなりがちです。便利屋ビジネスには地域ごとに異なるニーズも存在するため、必ずしもマニュアル通りにはいかないという難しさがあります。

独立型の便利屋として開業して失敗するパターン

頭を抱える男性

便利屋を開業するのに、必ずしもフランチャイズに加盟しなければならないわけではありません。加盟せずに独自の屋号を持つ便利屋として開業し、法人経営へと移行するほどの成功を収めた人の例も数多く存在します。才覚しだいではフランチャイズに頼らなくても、便利屋として成功することは十分に可能です。

この「才覚しだいでは」という点が曲者で、独立型で開業した便利屋の多くは集客に苦労しています。もちろんフランチャイズに加盟したところで、本部が集客をすべて代行してくれるわけではありません。加盟店がそれぞれ個別に集客の努力をする必要もありますが、加盟せずに開業した場合と比べると、屋号の認知度という点では有利な立場です。

業界未経験の状態でいきなり開業した場合は、便利屋を運営するノウハウについても白紙の状態からのスタートとなります。インターネットから無料で得られる情報だけを頼りに便利屋を開業しても、実際に運営してみると現実の壁に突き当たる可能性が大です。

フランチャイズに加盟すれば本部のサポートや研修を通じて、便利屋を営む上でのノウハウ提供を受けられます。同じ便利屋同士で人脈も形成しやすくなるため、互いの情報交換を通じてノウハウがアップデートされている状況です。

フランチャイズに加盟するにはある程度の費用がかかりますが、費用の見返りを最大限に活用できる人にとっては、加盟のメリットも大きいと言えます。自分1人の力でビジネスを切り開いていくだけの才覚を持たない人が費用を惜しんで便利屋を開業した場合、失敗の確率が高くなるのは当然です。

2つの開業形態に共通の失敗パターン

フランチャイズに加盟した場合でも、加盟せずに開業した場合でも、たいして便利でない便利屋では流行りません。便利屋が便利な存在として重宝されるのは、日常生活や人生の節目で生じるさまざまな困り事を「何でも解決してくれる」存在だからです。

実際には便利屋によってできる仕事とできない仕事があるわけですが、できる仕事の種類が多ければ多いほど繁盛するのは容易に想像がつきます。便利屋でよくある依頼の中で、以下のような仕事をするには原則として資格や免許・許可が必要です。

  1. 引越しの手伝いを依頼されて自分の車を使って荷物を運ぶ(一般自動車貨物運送事業または貨物軽自動車運送事業の許可)
  2. 不用品を回収して廃棄を代行する(一般廃棄物収集運搬業または産業廃棄物処理業の許可)
  3. 回収した不用品をリサイクルショップやフリマアプリで転売する(古物商許可)
  4. 車の運転を代行する(自動車運転代行業の許可)
  5. 自分の車を使って子供や高齢者などの送り迎えを代行する(普通自動車二種運転免許)
  6. 犬や猫などのペットを預かって世話を代行する(第一種動物取扱業)
  7. コンセントの増設など電気工事を行う(電気工事士)
  8. イエネズミ以外の害獣を捕獲して駆除を行う(狩猟免許)
  9. 浮気調査や素行調査など探偵業に該当する調査を行う(探偵業許可)

いずれの資格や許可も持たない場合には、以上に該当するような依頼を片っ端から断るしかありません。それらの仕事は便利屋への依頼でかなりの割合を占めるだけに、せっかく開業しても仕事になかなか恵まれない結果になりがちです。

トラックの荷台に積んだ不用品

資格や免許不要の範囲内で仕事を引き受けている便利屋もいますが、それでも繁盛しているのはよほど才覚のある人に限られます。以上で紹介した資格や免許の全部とはいかないまでも、便利屋を開業するなら1つや2つは取得しておくのが得策です。

関連する免許や資格を持っている人でも、副業で便利屋を開業した場合は集客に苦労する可能性があります。便利屋が頼りにされるのは、困ったときにいつでも電話1本ですぐに駆けつけてくれる存在だからこその話です。土日以外は平日の夜間しか対応できないとなれば、便利屋としての価値も半減してしまいます。

緊急性の低いサービスの提供を中心として、それなりに繁盛している副業の便利屋もいなくはありません。そのへんの宣伝能力も才覚しだいということになりますので、副業で開業するなら専業以上に集客の工夫が求められてきます。

ライバルの存在

フランチャイズ加盟の有無に関わらず、便利屋のライバルが多すぎるエリアで開業するのもよくある失敗パターンの1つです。複数の同業者が存在するエリアで何か困り事が生じた場合、お客さんはまず料金で便利屋を比較します。

料金設定がライバルより高すぎては選んでもらえませんが、必要以上に低すぎても収益が残りません。フランチャイズに加盟している場合はなおさら、初期費用やロイヤリティのコストを計算に入れた料金設定をする必要があります。

激しい競争を制してお客さんに選んでもらったら、今度はそのお客さんをリピーターにするため全力を尽くすべきです。新規で顧客を獲得するのがなかなか難しい業種だけに、リピーターを確保した方が安定して稼げます。

サービスに満足してもらえれば口コミで評判が広がり、新たな顧客獲得につながるかもしれません。実際に便利屋業界では、利用客からの紹介で新たな仕事依頼につながったという例が多く見受けられます。サービスの質が低かったり態度が悪かったりして、同じお客さんに二度と利用してもらえない便利屋はなかなか稼げません。

便利屋の開業が失敗に終わる原因

以上のような便利屋開業で失敗する原因の元をたどれば、事業計画が十分でなかったという点に行き着きます。

  • 対象とするエリア内の競合状況はどうなのか
  • 提供しようとするサービスに地域のニーズはあるのか
  • 費用はどれくらいで、どれほどの売上と収益が見込めるのか
  • 集客方法はどうするのか

といった点を十分に考慮しないまま見切り発車で開業しては、失敗する確率の方が高くなるのは当然と言えます。

フランチャイズに加盟さえすれば本部が何から何までお膳立てしてくれて、自分は経営や集客について考える必要がないということはありません。フランチャイズは成功実績のあるビジネスモデルの提供を通じて、便利屋の開業をサポートする存在です。

実際の便利屋経営はケースバイケースの部分もあって、必ずしもマニュアル通りには事が運びません。便利屋が100人いれば、100通りの開業パターンがあるのと同じことです。高額な費用を投じたからと言ってフランチャイズを頼りすぎていては、自分に合った営業のスタイルを見失いかねません。

ゴミ屋敷

後述するように集客方法も多種多様で、古典的な手法もあれば、インターネットをフル活用した最新の手法もあるという具合です。想定した顧客層に合った方法を採用しないと、期待したほどの集客効果が得られない結果となります。事前に事業計画書をしっかりと作成していれば、途中で誤算が生じた場合でも修正しやすいはずです。

事業計画通り順調に進んだとしても、マイナスの評判が広まってしまった場合は簡単に挽回できません。万が一のトラブル発生に備えて、自分なりの対応マニュアルも作成しておくといいでしょう。

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便利屋の集客方法

便利屋を開業して成功できるか、それとも失敗に終わるのか、すべては集客しだいと言っても過言ではありません。フランチャイズに加盟せず自力で開業する場合はもちろんのこと、加盟した場合であっても、集客の努力を一切しなくて済むわけではないからです。

とは言えフランチャイズに加盟すれば、便利屋業界である程度の知名度を得ている商号の使用権が得られます。加盟せずに開業する場合と比べると、集客面で少しは有利になってくるはずです。ここからは便利屋の主なフランチャイズを紹介するとともに、それ以外の集客方法についても思いつく限りを挙げてみました。

便利屋のフランチャイズ

便利屋フランチャイズのイメージ

フランチャイズに加盟する集客面でのメリットについては、これまでに解説してきた通りです。本部が集客を代行してくれるわけではありませんが、フランチャイズの商号を名乗ることで、お客さんの信頼獲得につながります。どこの誰がやっているのかわからない便利屋よりも、全国にチェーン展開しているフランチャイズの店舗なら利用客も安心して利用できるからです。

フランチャイズに加盟している便利屋は全般にサービスの質が高く、保険やアフターサービスの点でも安心というイメージがあります。費用がかかる点を考えると誰にでもおすすめできるわけではありませんが、加盟せずに開業するより集客しやすいのは間違いありません。

便利屋業界で店舗数が多いフランチャイズは以下の通りです。

  1. 便利屋!お助け本舗
  2. 町の便利屋さん ファミリー
  3. 便利屋ベンリー
  4. 便利屋本舗
  5. おうちの御用聞き家工房

加盟料や研修費・ロイヤリティといった費用は、フランチャイズによって差も見られます。加盟の条件やサポート内容も違ってきますので、フランチャイズを選ぶ際には慎重に検討する必要があります。

新聞折込やポスティングでチラシを配布

畳の上でチラシを広げている男性

日常的に便利屋を利用してるのは、自分では家事や力仕事をするのが難しい高齢者が中心です。トラブル発生時にはもっと若い世代からの利用もあり得ますが、限られた予算の範囲内で宣伝するなら、高齢世帯をメインターゲットにした方が効果的と言えます。

スマホやパソコンを使いこなせない人も少なくない世代だけに、後述するネット集客だけに頼っていては依頼が思うように集まりません。そんな高齢世帯の人たちの目にも留まりやすいのは、新聞折込やポスティングで配布されるチラシ広告です。

集客方法としては古典的な部類ですが、高齢者の多くは新聞を購読して生活に関連する情報を得ています。新聞折込チラシは1枚あたり数円程度の料金で、新聞を購読している対象エリアの世帯に幅広く宣伝できる点がメリットです。

ポスティングで家々の郵便受けにチラシを直接投函する手法であれば、新聞を取っていない人にも宣伝できるようになります。配布エリアを絞ってピンポイントで宣伝したい場合に、ポスティングは最も効果的な集客手段です。

便利屋の利用率が高い客層には、チラシ広告を使ったアナログ的な宣伝手法もまだまだ効果を発揮します。便利屋を開業したら、集客の手段として真っ先に検討してみるといいでしょう。

タウン誌やフリーペーパーに広告を掲載

便利屋の集客を図るアナログ的な手法は、ゴミ箱に直行しがちなチラシ広告だけではありません。地域ごとに発行されているタウン誌や、無料で持ち帰りできるフリーペーパーの広告欄も効果的な宣伝手法の1つに数えられます。

便利屋は地域密着型のビジネスだけに、タウン誌やフリーペーパーとも好相性です。もちろん雑誌や新聞に広告を掲載するには、決して安くはない費用がかかってきます。全国の書店で販売されている雑誌よりは、ローカルなタウン誌やフリーペーパーの方が費用対効果も高いはずです。

タウンページに登録

NTTが定期的に発行している職業別電話帳のタウンページも、紙媒体で便利屋が利用したい集客手段の1つです。「今どき電話帳?」と思うかもしれませんが、高齢者の中にはいまだに古い習慣から抜け出せずにいる人も少なくありません。ネット世代ならスマホで検索して業者を探すところを、そういうお客さんは電話帳で探そうとします。

タウンページへの掲載料も1件目は無料で、2件目以降は電話帳が発行されるたびに550円の費用がかかる仕組みです。便利屋を開業するなら、タウンページへの掲載も検討してみるといいでしょう。

便利屋のポータルサイトに登録

スマホで検索するイメージ

ここからはインターネットを活用した集客方法に移ります。便利屋の顧客は高齢者が中心とは言え、より若い世代からの利用もないことはありません。最近は高齢者でもスマホやパソコンを使いこなす人が増えているだけに、ネット集客も上手に活用すれば効果的な宣伝方法になり得ます。

中でも開業時に登録しておきたいのは、便利屋の検索に利用されているポータルサイトです。便利屋のポータルサイトにはサービス内容や地図、ホームページのリンクといった店舗情報が地域別に掲載されています。
ポータルサイトが乱立した時期もありましたが、現在でもアクティブなサイトは以下の通りです。

  1. 便利屋.com(30)
  2. 便利屋ガイド(24)
  3. 便利屋さんナビ(23)
  4. 全国便利屋ガイドONE(3)

店舗名の後で()内に記載された数字は、Mozツールバーを使って測定した各サイトのDA(ドメインオーソリティ)です。DAはドメイン(インターネット上の住所に相当)の強さを示す指標で、数字が大きいサイトほどドメインが強いことを意味します。サイト運営歴や訪問者数・平均検索順位など、さまざまなデータを通じて総合的に算出された数字です。

DAの高いポータルサイトは低いサイトよりも、検索結果で上位に表示されやすい傾向も見られます。サイトに登録した場合の集客効果も高いと推定されますので、登録の際の参考にしてみるといいでしょう。

便利屋の集客に利用できるマッチングサイト

インターネット上で便利屋の集客に活用できるのは、以上のようなポータルサイトだけではありません。さまざまな生活関連サービスの提供者と利用客を結ぶマッチングサイトも、便利屋の集客役立つ可能性のある宣伝方法の1つです。

今のところ便利屋専門のマッチングサイトはありませんが、家事代行やハウスクリーニングなど幅広いサービスを対象としたサイトはいくつか存在します。いずれも便利屋とサービス内容が重なってくるだけに、専門業者でなくても登録可能なケースが大半です。

便利屋の集客手段に利用されているマッチングサイトとしては、以下のような例が挙げられます。

  1. エキテン(51)
  2. くらしのマーケット(43)
  3. ミツモア(39)
  4. ゼヒトモ(39)
  5. すまいのほっとライン(31)
  6. 仕事依頼ナビ(10)

()内で示したDAの数字は、前述の便利屋ポータルサイトより全般に高めです。生活関連サービスのマッチングサイトは、それだけ検索エンジンでも影響力が大きいことを示しています。

お客さんに何か困り事が生じた場合、必ずしも便利屋に絞り込んで業者を検索するとは限りません。マッチングサイトで専門業者も含めた中から料金やサービス内容を比較し、料金の安い便利屋を選んでくれるというケースも考えられます。便利屋のポータルサイトだけでなく、マッチングサイトにも登録しておいて損はないと言えるでしょう。

この他に無料掲示板のジモティーも、便利屋の集客に利用されているサイトの1つです。タイムチケットにも便利屋のサービスを出品している人はいますが、購入実績のある例はそれほど多くないと見受けられます。



Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)に登録

インターネットを利用して便利屋を検索するユーザーの中には、Googleマップを使って最寄りの店舗をしている人も少なくありません。利用ユーザーの多いGoogleマップで店舗の位置を表示させるには、Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)に店舗情報を登録しておく必要があります。

Googleビジネスプロフィールは特に店舗型の便利屋にとって効果的な集客手段の1つですが、無店舗型でも登録できないことはありません。実店舗やオフィスを構えていない場合でも自宅の住所やサービス提供地域を入力すれば、Googleマップでピンが表示されるようになります。Googleビジネスプロフィールの登録情報は検索結果にも連動されますので、便利屋を開業したら活用しない手はありません。

ホームページやブログ・SNSを活用

ブログのイメージ

ホームページやブログは便利屋に限らず、多くの企業や個人事業主がネット集客の手段として利用しています。ホームページは企業が運営しているイメージもありますが、個人で便利屋を開業した場合でも設置は可能です。

ホームページを開設してもそのままではお客さんに見つけてもらえませんので、ポータルサイトやマッチングサイトなどと連携しながら集客に結びつけていくことになります。

固定ページを中心としたホームページに加えて、次々と記事を投稿していくスタイルのブログも効果的な集客方法の1つです。ブログの方が親しみやすさをアピールしやすいため、個人で便利屋を開業する人の情報発信手段に向いています。

Twitterやインスタグラム・Facebook・LINEなどのSNSも、日常的にインターネットを利用している顧客層にアピールしやすい集客手段です。力仕事の代行や害虫駆除など、若い世代の女性もターゲットに入れた便利屋ビジネスを展開するならSNSの活用は欠かせません。動画投稿サイトのYouTubeなども含めると、ネット集客の可能性はさらに広がります。

リスティング広告を出稿

日常生活でトラブルが発生したような場合に、インターネットで情報を収集している人の多くはGoogleやYahoo!で業者を検索しています。「害虫駆除 地域名」「トイレ詰まり 地域名」といったキーワードで検索上位に表示されれば、便利屋であっても選んでもらえる可能性が出てくるというわけです。

そうした生活関連サービスは全般に競合相手が多く、地域名で絞り込んでも簡単には上位表示できません。専門業者の方が検索エンジンの評価も高くなりがちで、専門性が低い便利屋はどうしても不利な立場になりがちです。

そんな場合でもある程度の費用さえ投じれば、検索連動型のリスティング広告で上位表示と同等の効果を得られるようになります。リスティング広告は検索結果の「広告」枠にテキスト方式で表示される方式だけに、いかにも広告っぽい印象を与えない点がメリットです。

広告料は入札によって決まる仕組みで、広告主の多いキーワードほど金額が高騰しています。広告費用を抑えながら効果的に集客したいという場合は、競合の少ないキーワードの組み合わせを見つけ出して広告を出稿してみるといいでしょう。

まとめ

成功と失敗のイメージ

便利屋を開業して失敗に終わる最大の原因は、集客がうまくいかずに費用を回収するだけの売上が得られないというパターンです。フランチャイズに加盟すれば集客面で有利になると思いがちですが、自分で集客する必要がないというわけではありません。加盟料やロイヤリティなどの費用を上回るだけの売上と収益がなければ、高額の費用がかかる分だけ赤字になってしまいます。

フランチャイズに加盟しない開業形態なら費用の負担も軽いとは言え、集客面ではさらに難しい立場です。

この記事で紹介したように、便利屋が活用できる集客の方法はいろいろと考えられます。顧客のターゲット層やサービス内容に合わせた最適な手段を選んで上手に集客していけば、失敗の確率を少しでも低く抑えられるでしょう。

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