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放置しても育つ野菜はどれ?週末農業におすすめの野菜15選

放置しても育つ野菜はどれ?週末農業におすすめの野菜15選 雑学
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週末農業を始めたいけれど、土日しか作業できないので、手間がかかる野菜を育てるのは難しい…

そんな悩みをお持ちの人も少なくないのではないでしょうか?

筆者もライター業の片手間に家庭菜園を営んできて、野菜の世話にまで手が回らないことがよくあります。何度も失敗を重ねてきた結果、ほとんど放置していても育つ野菜の種類がわかってきました。手間がかからない野菜なら、土日だけの作業でも枯らすことなく収穫できます。

そこで今回は週末農業を始めたいサラリーマンに向けて、放置していても育つ野菜を15種類選んでみました。最初にセッティングだけしておけば、ほったらかしでも収穫できるような野菜が中心です。この記事で紹介する野菜にも少しだけ手間をかければ、収穫量をもっと増やせるようになります。

農地を取得せずに週末農業を始める方法については、週末農業の始め方7選!農地を持たない会社員向けに解説で詳しく解説しておきました。

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週末農業には放置しても育つ野菜がおすすめ!

家庭菜園

平日は会社の仕事をして、土日だけ野菜作りに励む週末農業がブームとなっています。プロの農家と違って、週末農家は毎日作業をするというわけにいきません。

週末だけの農作業で育てるのに稲は不向きですが、野菜ならほとんど放置していても育つ種類があります。食費節約を目的に自給自足型の週末農業を始めるなら、手間のかからない野菜がおすすめです。平日に会社の仕事をしている間にも、放置型の野菜は勝手に育ってくれます。

プランターや植木鉢を使って野菜を植えた場合は、適度な水やりは最低限必要です。長期間にわたってたくさん収穫したいなら、追肥が必要になってくる場合もあります。

手間をかければそれなりの見返りも期待できますが、今回紹介する野菜は手間をかけずに育てることが可能な作物です。本業の仕事に支障のない範囲で週末農業を楽しみたい人は、放置しても育つ野菜を選んで栽培してみるといいでしょう。

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放置しても育つ野菜15選

野菜の種類は主に葉を食用にする葉菜類と、果実を食用にする果菜類、根を食用にする根菜類の3つに大きく分けられます。この記事で取り上げる「放置しても育つ野菜15選」のうち、半数以上は葉菜類です。果菜類と根菜類は栽培の難易度が高めの野菜が多いせいか、15選に入ったのはそれぞれ3種類ずつという結果になりました。

週末農業におすすめの野菜として選んだ15種類の顔ぶれは以下の通りです。

■葉菜類

  • ニラ
  • パセリ
  • シソ
  • ミツバ
  • わけぎ
  • モロヘイヤ
  • フキ
  • ベビーリーフ
  • バジル

■果菜類

  • ミョウガ
  • 枝豆
  • ミニトマト

■根菜類

  • さつまいも
  • じゃがいも
  • ラディッシュ

栽培のポイントを1つ1つ解説していきます。

ニラ

ニラ畑

ニラ玉やレバニラ炒めなどの料理に使われるニラは多年草で、一度植えれば数年にわたって何度も収穫できる野菜です。栽培の難易度は低く、初心者でも簡単に育てられます。生育期間は4月から10月の半年以上にわたりますが、この間に4回から5回は収穫が可能です。

1年目はあえて収穫せず9月に追肥だけを行い、地上部分が枯れるまで放置しておくというニラの栽培方法もあります。翌年以降に何度も収穫した方が、トータルの収量を増やせるからです。根本を3~4センチほど残して収穫した後に肥料を与えておけば、何度も収穫できるようになります。

水はけの良い培養土を使って、乾燥気味に育てるのがニラ栽培のコツです。収穫時に肥料を与える程度で、他はほとんど放置していても勝手に育ってくれます。

パセリ

パセリ

料理のアクセントに使われるパセリは暑さや寒さに強く、通年栽培も可能な野菜です。種から育てる場合は春に種まきをしますが、発芽率が低く育苗にも時間がかかります。発芽後は定期的な間引きを行い、最終的に1本を選ぶことで元気に育つようになります。

週末農業でパセリを育てるなら、ホームセンターなどで売られている苗から育てるのが簡単です。葉を8枚以上残して下の葉から順番に収穫していけば、新しい葉が次々に生えてきて長く収穫できるようになります。

パセリは栽培期間が長い野菜ですので、週に1回は水やりの代わりに液肥を与えるようにするといいでしょう。害虫がつきやすい野菜でもあるだけに、心配な人は防虫ネットをかけておくと安心です。

シソ

青シソ

葉や花穂を食用とするシソも、あまり手間のかからない野菜の1つです。「大葉」の別名で知られる青シソの葉は、天ぷらや薬味などに利用されます。梅干しを漬ける際の色付けに使われるのは、葉が赤紫色をした赤シソの方です。

シソは栽培環境を選ばず、日当たりの良い場所でも半日陰でもよく育ちます。強い日差しを浴びると葉が硬くなるため、むしろ半日陰の方が適しているほどです。

シソを土に直接植えた場合、ほとんど水やりをしなくても勝手に育ってくれます。放置しておくと落ちた種から発芽し、雑草化する場合があるほど繁殖力が旺盛な植物です。間引きをした芽ジソや若葉も、刺身のツマやサラダなどに使えます。

ミツバ

ミツバ

日本原産のミツバは、和食に欠かせないハーブの一種です。味噌汁の具や和え物などに利用している人も多いのではないでしょうか?

家庭菜園で野菜を育てる場合、日当たりが悪い場所しかないという家庭も多いかと思います。トマトやキュウリなど週末農業で人気の野菜は、ほとんどが日当たりを好む陽性植物です。筆者の家の庭も日の当たる場所が限られるため、トマトを植えた鉢を頻繁に移動させるのが大変でした。

ミツバはニラやシソと並ぶ陰生植物の1つで、日陰の環境でもよく育ちます。水やりさえ怠らなければ、栽培にそれほど手がかかりません。冬に地上部が枯れてしまっても、春になると新芽が出て同じ場所で収穫できるようになります。

ミツバは水を張ったコップに入れておく程度でも勝手に育つだけに、水耕栽培も可能な野菜の1つです。水耕栽培なら室内でも実践できますので、野菜を植える場所がないという人は挑戦してみるといいでしょう。

わけぎ

わけぎ

ネギとタマネギの交雑種として開発されたわけぎは、球根から育てる野菜の1つです。ネギと同じように、わけぎも再生栽培で何度も収穫できます。

わけぎを球根から育てる場合でも根本を3~4センチほど残して収穫すれば、20日から30日ほどで葉が再生する仕組みです。収穫した後も2週間おきぐらいに液体肥料を与えてくことで、長く収穫できるようになります。

わけぎは追肥をせずに放置しておいても数回は収穫できますが、収量は回を追うごとに少なくなるのが普通です。1つの球根から繰り返し収穫するには、年単位で手間をかける必要もあります。越冬させた球根を翌年の5月か6月頃に掘り起こして乾燥させ、8月から9月にかけて植え付けるというやり方です。

モロヘイヤ

モロヘイヤの葉

古代エジプトやインドで古くから食用とされてきたモロヘイヤも、ほったらかしで育つ野菜の1つです。手間がかかる野菜には、病害虫に弱いという共通点があります。害虫がつきやすく病気になりやすい野菜を育てるには、こまめな管理が欠かせません。

その点でモロヘイヤは病害虫に強いため、夏の栽培でもそれほど手間がかかりません。乾燥を嫌う野菜ですので、プランターで栽培する場合は朝夕2回の水やりが必要になってきます。使う分だけ収穫して液肥を与えておけば、葉が再生して何度も収穫できるようになります。

モロヘイヤは葉を食用とする野菜ですが、実は有毒なので注意が必要です。食用にするなら若い葉だけにして、花が咲いたら収穫しないようにするといいでしょう。

ベビーリーフ

ベビーリーフ

レタスや水菜・ホウレンソウ・小松菜・ルッコラなど、葉物野菜の幼葉はベビーリーフとして総称されます。中心部の新芽を残して外側の葉から収穫していけば、新しい葉が次々と生えてきて何度も収穫できる仕組みです。

ベビーリーフを収穫せずに放置しておけば普通の野菜に育つ可能性もありますが、それなりの管理も必要になってきます。特に夏は葉物野菜に害虫がつきやすい季節ですので、種まき直後からの防虫ネットは必須です。

ベビーリーフとして利用するなら、発芽から1ヶ月ほどで収穫できるようになります。この間はそれほど手間がかかりませんので、放置しても育つ野菜の1つに入れておきました。

バジル

バジル

イタリアンパセリやオレガノ・タイムなどと並んで、バジルはイタリアン料理に欠かせないハーブの1つです。4月から6月頃に種まきをすれば、10月頃まで何度も収穫できます。

バジルをプランターに植えた場合は水を与える必要もありますが、地植えの場合は水やりさえ不要です。20センチほどに育ったところで摘芯して脇芽を発生させれば、収量を増やせるようになります。バジルはむしろ雑草化に注意が必要なほど、繁殖力が旺盛な野菜です。

フキ

庭に植えられたフキ

フキは早春に出る蕾(フキノトウ)と、若い葉や茎を食用にする野草の一種です。山菜としても人気ですが、スーパーでは農家が栽培したフキも出回っています。

フキも陰生植物ですので、北側のような日の当たりにくい場所でも栽培できます。むしろ乾燥した環境を苦手としているため、保水性のある培養土で栽培するのが無難です。

日当たりの良い場所でフキを栽培する場合は乾燥防止のため、腐葉土などで根本をマルチングすることをおすすめします。田舎では雑草としてもよく見かける植物だけに、放っておくと増えすぎる可能性もあります。

ミョウガ

ミョウガ

薬味として人気のミョウガもシソやミツバと同様に、陰生植物の1つです。乾燥を苦手とするため、半日陰の環境を好みます。日当たりの悪い環境で放置していても、勝手に育ってくれる野菜です。

ミョウガもミツバのように水耕栽培が可能ですが、土に植える場合は保水性の高い培養土が適しています。ニラと同じように、一度植えれば数年にわたって収穫できるお得な野菜です。

枝豆

収穫間近の枝豆畑

ビールのおつまみとして定番の枝豆は、痩せた土地でも育つと言われるほどたくましい野菜です。昔は稲作の片手間に育てる作物として、田んぼのあぜ道によく植えられていました。

枝豆の根には根粒菌がついていて共生関係にあり、空気中の窒素を栄養分として取り込んでいます。肥料の与えすぎは逆効果ですので、追肥なしでも十分に育つ作物です。

枝豆は発芽率が高いので初心者でも種から育てられますが、種まき直後は鳥に食べられないよう不織布などで覆っておく必要があります。葉が開いてきたら鳥に食べられる心配もなくなりますので、不織布を外しても大丈夫です。

サヤがついたら害虫のカメムシがつきやすくなるため、今度は防虫ネットが必要になってきます。害鳥や害虫への対策さえ怠らなければ、枝豆はほとんど放置していても育つ野菜です。筆者も庭で枝豆を栽培していますが、トマトと違ってほとんど手間をかけていません。

ミニトマト

家庭菜園のミニトマト

ミニトマトは初心者でも育てやすいことから、家庭菜園の定番として人気の野菜です。苗の植え付けから1カ月半ほどで収穫できるようになります。

肥料を多く必要とする大玉トマトと違って、ミニトマトなら痩せた土でもよく育ちます。収量を増やそうと思えば、わき芽かきや摘芯・摘果などの作業が必要です。成長に合わせて支柱を立て、茎を紐で結びつける作業も欠かせません。

ミニトマトは手間のかかる野菜だと思いがちですが、わき芽かきをせずにあえて放置する栽培方法もあります。ネットを張ったり支柱を何本も立てたりしてミニトマトの茎を誘引し、野生の勢いにまかせるソバージュ栽培の手法です。

窓の外でミニトマトをソバージュ栽培すれば、グリーンカーテンの役割を果たしてくれます。一手間をかけることで1つの株から200~300個ほど、品種によっては1,000個も収穫できるのがミニトマトの底力です。

さつまいも

掘り出したさつまいも

小学校や幼稚園でもよく栽培されているさつまいもは、痩せた土地で育つ野菜の代表格です。むしろ肥料の与えすぎは逆効果ですので、追肥は控えめにする必要があります。

さつまいもを栽培する際には、日当たりのいい場所で乾燥気味に育てるのがコツです。支柱立てや脇芽かきなどの作業が不要で、放置しておいても勝手に育ってくれます。収穫時だけは「芋掘り」で結構な力仕事になりますが、週末農業でも十分に対応できるはずです。

じゃがいも

掘り出したじゃがいも

じゃがいもは北海道が産地となっていることでもわかるように、寒さや乾燥に強い野菜です。秋に植えて冬を越し、翌年の春に収穫した「新じゃが」がスーパーに出回ります。植え付け時期は春と秋の2回ありますが、初心者は育てやすい春まきの方が無難です。

じゃがいもは病害虫に強く、ほとんど放置していても勝手に育ってくれます。ただし完全にほったらかしだと、小さい子イモがたくさんできるばかりです。発芽した後に間引きをすることで、残したイモを大きく育てられるようになります。

地中のイモに光が当たると緑化し、ソラニンと呼ばれる有毒な成分が発生してしまいます。緑化を防ぐための土寄せ作業は、毎日行う必要はありません。

じゃがいもは追肥をした方がよく育ちますので、収量を増やしたい場合がひと手間をかけるのがおすすめです。一度植えればそれほど手間がかからないという点で、さつまいもに劣らず週末農業向きの野菜と言えます。

ラディッシュ

収穫したラディッシュ

二十日大根の別名を持つラディッシュも、栽培するのにそれほど手間がかからない野菜の1つです。大根と同じ仲間でありながら、食用にする根の部位が数センチから10センチほどしかありません。

大きく育てる必要がないせいか、ラディッシュは種まきから1ヶ月前後で収穫できるようになります。収穫までの期間が短いため、初心者でも育てやすい野菜です。

野菜用の培養土に種まきをすれば、ラディッシュは追肥の必要もありません。形よく育てるのに発芽後の間引きは必要ですが、基本的にはほとんど放置していても育ってくれます。

放置しても育つ野菜のまとめ

朝日のジャガイモ畑

多忙なサラリーマンが週末農業を始める場合を想定して、放置しても育つ15種類の野菜を紹介してきました。水やりや追肥などで最低限の世話が必要な野菜も含まれますが、週末だけの作業で問題ないケースが大半です。

販売を前提にした副業で週末農業に取り組むとすれば、15選の野菜でも完全放置だと厳しいかもしれません。食費節約を目的とした自給自足型の週末農業なら、少々出来が悪くても許されるはずです。この記事で紹介した野菜から週末農業をスタートさせ、少しずつでも手間をかけるようにレベルアップしていくといいでしょう。

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