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普通の主婦が料理研究家になるには?7つの収入源を検証

普通の主婦が料理研究家になるには?7つの収入源を検証 転職
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料理の世界は奥が深くて、一度ハマってしまったらとことん突き詰めたくなりますよね。

いっそのこと料理研究家になれば、テレビや雑誌の仕事でお金を稼げるようになるかもしれません。
でもどうやったら料理研究家として収入が得られるのか、方法がわからないという主婦の方も多いのではないでしょうか?

そんな料理好きの人に朗報です。普通の主婦でも料理研究家になれる方法が、合わせて4種類もあります。当ブログでテレビ番組や新聞・雑誌・ニュースサイト・求人サイトなどさまざまなメディアを徹底検証した結果、料理研究家の収入源は7つあることが判明しました。

今回は料理研究家になる4つの方法と、7種類の収入源についての紹介です。全然有名でない普通の主婦でも、この記事を読めば好きな料理の研究でお金が稼げるようになります。

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普通の主婦が料理研究家になるには?

野菜を炒める料理研究家の女性

GoogleYahoo!で「料理研究家になるには」と検索すると、専門学校や大学で料理について学ぶコースを紹介しているページが上位に多く表示されます。学生であればそういう進路を選ぶ意味もありますが、主婦が今から学校や大学に通うのは困難です。

フリー百科事典のWikipediaによると、「料理研究家」は以下のように定義されています。

料理研究家(りょうりけんきゅうか)とは、調理師、栄養士、管理栄養士の中で、調理法を研究し、栄養面なども考慮した料理の提案をする専門家である。料理教室、料理本(レシピ集など)執筆、料理番組などのマスメディア出演を通じて料理指導する。

出典:料理研究家 – Wikipedia

料理研究家になるには調理師や栄養士・管理栄養士の資格が必要のように受け取れますが、それらの国家資格は必須でありません。現在活躍中の料理研究家の経歴を見ても、これと言った資格を持っていない人は少なくないからです。

専業主婦として料理の経験を積んだ後、さまざまなきっかけを得てデビューに至った人の例も数多く見られます。「料理の道を究めたい」という熱意と経験さえあれば、普通の主婦でも料理研究家を目指すことは十分に可能です。

その気になれば誰でも料理研究家を名乗ることは可能ですが、名乗るだけでは意味がありません。料理研究家になりたいという人は、料理の研究やレシピの開発で収入を得るのが目的のはずです。

料理研究家が収入を得るには、記事の後半で解説するように7つの方法が考えられます。どの方法を選んだとしても、簡単に稼げるというわけではありません。稼げるようになるには、料理に関するプロとして人に認められる必要があります。

夫が業界人だった平野レミさんや栗原はるみのように、出版業界やテレビ業界との縁がデビューにつながった例もありました。平野レミさんはもともとシャンソン歌手だっただけに、自身も芸能界とのつながりがあったわけです。

普通の主婦だと、業界とのつながりを持つのもなかなか難しいでしょう。そんな主婦でも以下のような4つのルートで、料理研究家になることが可能です。

  1. 料理研究家のアシスタントからスタートする
  2. 料理教室に通って腕を磨く
  3. 飲食店や給食施設で働いて独立する
  4. 独学で料理を研究して起業する

それぞれ詳しく解説します。

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料理研究家のアシスタントからスタート

有名な料理研究家はアシスタントを雇い、テレビ出演や料理教室などの準備を手伝ってもらっています。

アシスタントを雇うだけの余裕がない人は、食材の準備や後片付けなども全部自分でやらなければなりません。取材に訪れる編集者や、料理の撮影を行うカメラマンにも自分で対応していく必要があります。多忙な料理研究家はそういった雑用をアシスタントに任せ、自身はレシピの考案や料理の指導に専念しているわけです。

料理研究家として活躍している人の中にも、アシスタントを経験してから独立した例は珍しくありません。普通の主婦が料理研究家になるには、有名な先生のもとにアシスタントとして弟子入りするのが近道です。アシスタントは欠員が出てから募集されるのが普通なだけに、求人サイトで検索しても募集はなかなか見つかりません。

以前はレシピ本を出している出版社や料理番組を放送しているテレビ局に問い合わせ、料理研究家の連絡先を教えてもらうことも可能でした。今は個人情報の保護が厳しくなっているため、連絡先を問い合わせても教えてもらえないのが普通です。SNSやブログなどを通じてアシスタントを募集している先生がいないかどうか、地道に探すしかありません。

料理教室に通う

料理が上手な人のやり方を真似して基本をマスターした上で、自分なりの創意工夫を徐々に発揮していくのが達人への近道です。全国各地で地域の達人が講師役となり、自宅やレンタルキッチンなどを使って料理教室を開いています。料理の腕に自信がない人はそういった教室に通い、腕を磨いてから料理研究家を目指すのも1つの方法です。

料理研究家の主催する料理教室に通っていれば、横のつながりでアシスタント募集の情報が得られる可能性もあります。教室に通うには費用もかかりますが、料理愛好家同士で人脈を形成できる点は大きなメリットです。

飲食店や給食施設で働いて独立する

普通の主婦が料理研究家になる3つ目の方法は、調理関連の仕事で料理の腕を磨いてから独立するやり方です。料理教室に通えば費用がかかりますが、飲食店や給食施設など厨房の仕事ならお金を稼ぎながら料理を勉強できます。

本格的な料理の修行と主婦業を両立させていくのは、勤務時間から見て難しいかもしれません。扶養の範囲で働けるパートやアルバイトの求人は、野菜を切ったり料理を盛り付けたりする「調理補助」の仕事が中心です。

飲食店や給食施設で調理の仕事を2年以上経験すれば、調理師試験の受験資格が得られます。最近は調理師の免許を持つ料理研究家も増えていますので、調理の仕事経験が料理研究に役立つのは確かです。将来的な独立を視野に入れながら取り組んでいけば、調理補助の仕事からでも道は開けてきます。

独学で料理を研究して起業

料理研究家になった人の中には、アシスタントや調理関係の仕事を経ていない例も珍しくありません。料理教室にも通わずに、自分なりに試行錯誤を重ねながら料理の腕を磨いてきた人たちです。

専業主婦としての経験を生かして、オリジナルのレシピをいくつも考え出している人が存在します。レシピ本やレシピサイトなども参考にしながら独学で料理を研究していれば、新たなレシピのアイデアも閃いてくるというものです。

時短レシピやダイエットレシピ・節約レシピなど、主婦としての経験が生かせる料理のアイデアはいろいろと考えられます。あとは自身が考え出したアイデアを、どうやって発信していくかが問題です。

後述するように、料理研究科の収入源には7通りのパターンがあります。自分が始めやすい方法を選んで起業すれば、その日から普通の主婦が料理研究家になるというわけです。独学だと料理の腕を磨くのに時間がかかるかもしれませんが、他の方法と比べて時間的な制約が少ないというメリットもあります。

料理研究家の収入源7選

料理動画に出演する料理研究家

ここからは料理研究家が実際にどうやって収入を得ているのか、当ブログで独自に調査した結果を公開します。料理研究家としての有名度によっても稼ぎ方は違ってきますが、主な収入源は以下の通りです。

  1. 新聞や雑誌・Webメディアの仕事で原稿料を稼ぐ
  2. 料理本を出版して印税収入を稼ぐ
  3. テレビ番組への出演や監修の仕事で稼ぐ
  4. 企業や店舗とのコラボで稼ぐ
  5. 料理教室や専門学校の講師
  6. レシピ動画の投稿
  7. 料理ブログやSNSの運営

合計7種類の収入源について、1つ1つ詳しく解説していきます。

新聞や雑誌・Webメディアの仕事で原稿料を稼ぐ

新聞や雑誌には料理関連のコーナーがあって、さまざまな料理のレシピが紹介されています。文章に写真を添えて記事の原稿を提供するのが、料理研究家の仕事の1つです。特に料理雑誌は仕事の宝庫ですので、出版社との縁が料理研究家としてのデビューにつながります。

最近は既存の紙メディアだけでなく、スマホやパソコンで読めるWebメディアの記事も人気です。クックパッドのようなレシピサイトは素人でも投稿できますが、料理系Webメディアの方が情報の品質という点で上を行っている印象も受けます。そういうサイトは料理研究家自身が運営していたり、記事執筆や監修を担当していたりするからです。

新聞・雑誌にしてもWebメディアにしても、記事を書く仕事をこなしていけば原稿料収入が得られます。金額はライターとしての実績にも大きく左右されますが、原稿料の相場は1記事あたり1万円から10万円程度です。記事が評判になれば、料理本の出版やテレビ出演の仕事にもつながっていきます。

料理本を出版して印税収入を稼ぐ

料理研究家の収入源でよくあるのが、料理本を出版して印税収入を得るという稼ぎ方です。新聞や雑誌などに提供した記事の対価として得られる原稿料は、基本的に1回限りの支払いとなります。Webメディアに掲載される記事も同様に、原稿を買い取ってもらう方式です。

本を商業出版した場合には初版の発行部数に応じて、本の価格の10%程度を印税として受け取れます。出版した本が評判となって重版がかかれば、発行部数が増えるにしたがって印税収入もどんどん増えていく仕組みです。一度出版した本が次々と不労所得を生み出すことになるだけに、料理研究家にとっては貴重な収入源となります。

テレビ番組への出演や監修の仕事で稼ぐ

料理研究家として名前が売れてくると、テレビの料理番組や料理コーナーに出演する話も舞い込んでくるようになります。自身が出演して料理を実演するだけでなく、料理が登場するドラマなどの監修も料理研究家の収入源となる仕事の1つです。

料理研究家に支払われるギャラ(出演料)は、タレントなどと比べて低めと推定されます。ギャラが安くてもテレビ出演で知名度が上がれば、本の売れ行きにもプラスになるはずです。平野レミさんのように個性的なキャラクターの人なら、テレビでも人気者になってタレント並みのギャラをもらえるようになります。

企業や店舗とのコラボで稼ぐ

料理本の出版やテレビ出演の仕事には華がありますが、収入源としてはなかなか安定しにくいのが実情です。食品メーカーや調理器具メーカーなどの企業と契約を結び、レシピ開発や商品開発などの仕事を請け負うという稼ぎ方も考えられます。レストランや料亭など店舗とのコラボで、メニューの考案を担当する仕事もその1つです。

そうした企業案件は安定収入につながりやすいだけに、料理研究家としては「おいしい仕事」になってきます。テレビ出演と同じように、無名のうちは企業から声をかけられることもありません。料理研究家としての仕事実績を積み重ねることで、レシピ考案や商品開発の仕事も任せてもらえるようになります。

料理教室や専門学校の講師

料理本の出版やテレビ出演で有名になった料理研究家でも、普段は主婦などを対象とした料理教室で収入を得ているという人は少なくありません。調理関係の専門学校で、講師の仕事を担当している先生もいます。

料理研究家はその名の通り料理を研究して新たなレシピを考案するのが主な仕事ですが、後進の指導を行うのも大切な役割の1つです。自宅のキッチンに生徒を集めたり、レンタルキッチンを借りたりして、料理教室を開催するスタイルが考えられます。

料理教室は対面方式が主流でしたが、コロナ禍をきっかけにオンラインでの開催例も増えてきました。有料の料理教室を収入源とするには、どうやって生徒を集めるかが1つの課題です。

教室集客サイトのストアカには、「料理・グルメ」のカテゴリに対面・オンライン合わせて6,000件以上の講座が掲載されています。受講料は60分から90分で2,000円前後が平均的な相場です。1回で複数人の生徒に料理を教えれば、1時間あたり1万円以上を稼ぐことも可能になってきます。

国内最大のスキルマーケットココナラでも、「料理・レシピの相談」は人気カテゴリの1つです。トークルームでのやり取りや電話相談などオンラインでのサービス提供に限定され、基本的に1対1でスキルを教えることになります。ココナラやストアカでは料理研究家以外の出品者も少なくありませんが、料理のプロとしての専門性をアピールできれば差別化も可能です。料理教室の生徒集めに苦労している人は、インターネット上のスキルマーケットを集客に利用してみるといいでしょう。

レシピ動画の投稿

料理研究家が収入を得る手段も、かつてはテレビや出版関連の仕事に限られていました。インターネットが普及した現在では、収入源も多様化してきています。動画投稿サイトのYouTubeで料理動画を無料公開し、広告収入で稼ぐというのもその1つです。

料理系YouTuberの全員が料理研究家というわけではなく、普通の主婦や料理好きの会社員が投稿している例も少なくありません。誰でも気軽に料理動画を投稿できるという点は、テレビとは違ったYouTubeならではのメリットです。

テレビで出演者に支払われるギャラは、スポンサー企業による広告収入(NHKの場合は受信料収入)を原資としています。YouTuberの場合も投稿した動画に広告を掲載することで、視聴回数に応じた広告収入が発生する仕組みです。

ただしYouTubeに動画を投稿したところで、誰でも簡単に広告収入が稼げるというわけではありません。動画に掲載した広告で報酬を得るには、パートナープログラムへの加入条件を満たす必要があります。「チャンネル登録者数1,000人以上」「直近12か月間の動画総再生回数が4,000時間以上」など、加入の条件は厳しめです。

条件を満たすまでは無収入でも動画の投稿を地道に続け、チャンネルに登録してくれるようなファンを増やしていく努力が必要になってきます。稼げるようになるまで時間がかかるのが普通ですが、誰にでもチャンスが平等に与えられている点では有望な収入源の1つです。

料理ブログやSNSの運営

料理研究家の収入源として最後に紹介するのは、自身のブログやSNSを通じて料理に関する情報を発信する稼ぎ方です。ブログやSNSは基本的に無料で読める情報源ですが、YouTubeの動画と同様に広告収入で稼ぐ道も用意されています。特にブログは広告と相性がいいだけに、自作のレシピや料理に関する豆知識の情報発信で稼ぐのに最適です。

ただし無料ブログだと自身の収益にならない広告が勝手に表示されたり、レイアウトの自由度が低かったりするデメリットがあります。広告収入で稼ぐなら月額1,000円前後の費用をかけてでもレンタルサーバーを借りて、ブログ作成ソフトのWordPressと独自ドメインで運営するのがおすすめです。

WordPressをサーバー上にインストールすることで、管理画面からブログ記事の投稿やメンテナンスができるようになります。当ブログもエックスサーバーを利用し、WordPressのかんたんインストール機能を使って開設しました。

インスタグラムやTwitterのようなSNSでも料理に関する情報発信は可能ですが、広告収入で稼ぐにはひと工夫が必要です。いずれもブログと違って広告の掲載には制約がありますので、すでにSNSでフォロワーを持っている人に向いています。



まとめ

料理教室

料理研究家になるには特別な資格は不要で、誰でもその気になれば今すぐにでも料理研究家を名乗れます。単なる名称(自称)と、料理の仕事で収入が得られるかどうかは別問題です。

実際に料理研究家を名乗る人の収入源には、今回の記事で紹介したような7通りのパターンがあります。

  1. 新聞や雑誌・Webメディアの記事執筆
  2. 料理本の出版
  3. テレビ番組への出演・監修
  4. 企業や店舗とのコラボ
  5. 料理教室や専門学校の講師
  6. レシピ動画の投稿
  7. 料理ブログやSNSの運営

テレビ出演や企業とのコラボは、料理研究家としてある程度名前が売れるようにならないと難しいかもしれません。料理本でも紙の本の商業出版はハードルが高めですが、電子書籍のセルフ出版なら無名の人でも可能です。他の仕事とも併用しながら少しずつ実績を積み重ねていけば、テレビ出演や企業案件の話も持ち込まれるようになってきます。

料理ブログやレシピ動画・料理教室の講師といった手段を利用すれば、普通の主婦でも料理研究家になることは十分に可能です。インターネットを効果的に活用しながら、実績と信頼を得ていくように工夫してみるといいでしょう。

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