PR

個人でサブスクを副業にするには?4つの収益モデルを解説

個人でサブスクを副業にするには?4つの収益モデルを解説 副業
記事内に広告が含まれています。

副業を始めたはいいけれど、収入がなかなか安定しない…

稼げる月と稼げない月の落差が激しすぎる…

そんな悩みをお持ちでありませんか?

収入が不安定な問題を解決する方法として、定額課金モデルの「サブスク」が注目を集めています。サブスク=サブスクリプションは音楽や動画のストリーミング配信に電子コミックの読み放題など、いろいろな分野で導入が進んでいます。企業が採用するビジネスモデルというイメージもありますが、副業の種類によっては個人でも導入が可能です。

筆者は当ブログでこれまでに200種類以上の副業を紹介してきて、サブスク導入が可能な例も数多く見てきました。それらを「副業で稼げるサブスクの収益モデル4選」に整理し、それぞれ収益が発生する仕組みについて解説します。この記事を読めば個人でサブスクを導入する道が開け、副業の安定収入につながります。

スポンサーリンク

個人でもサブスクで稼ぐことは可能!

サブスクのイメージ

安価な定額料金を払うだけでお得なサービスが継続的に受けられるサブスクリプションは、デジタルコンテンツ以外にもさまざまな分野で導入されています。飲食店の「食べ放題」「飲み放題」や物品のレンタルサービス、エステサロンの定期コースや月極駐車場などもサブスクの一種です。

サービス提供元の多くは企業ですが、個人でも副業で似たようなサービスを手がけている人は少なくありません。定額料金の設定が可能な決済システムを導入すれば、サブスクのサービスを個人で提供できるようになります。決済システムそのものがサブスクの形で提供されているため、安価な月額料金を払うだけで利用できるケースが大半です。

サブスク化に向いた副業

数ある副業の中でサブスクの導入に向いているのは、講師やインストラクター・コンテンツの配信など、自分で仕事を作り出すタイプの副業です。どの副業も黙っていては収入ゼロのままで終わってしまうため、自発的な集客活動が欠かせません。

アルバイトの仕事やクラウドソーシングの在宅ワークなど、受け身の形で仕事を得るタイプの副業は雇用主やクライアントに収入が大きく左右されます。収入を増やそうと思えば、働く時間をどこまでも増やしていくしかありません。

そういう労働集約型の副業と違って、自己集客型の副業はサブスク化による収入の自動化も可能です。サブスクの仕組みを導入することによって、「収入が安定しにい」という自己集客型の弱点をカバーできるようになります。

単発の売上に一喜一憂するよりは、毎月決まった売上を計算できる方がストレスも少なく済むというものです。自分で集客して収入を自動化できるようになれば、副業の可能性は大きく広がります。

スポンサーリンク

サブスクで収益が発生する仕組み

サブスクの仕組みそのものは、インターネットが普及する以前から存在していました。雑誌の定期購読や月極駐車場などは、古くから行われていたサブスクの代表的な例です。

インターネットが広く普及したことでさまざまなサービスがサブスク化され、安価な定額料金でサービスを利用するのが当たり前の時代となりました。サブスクの基本的な仕組みを理解するには、音楽配信やソフトウエアの例を見るとわかりやすいです。

インターネットが普及する以前は、音楽はレコードやCDのような「モノ」として単品ごとに販売されていました。2000年代のダウンロード販売全盛期を経て、現在はストリーミング配信によるサブスクで音楽を聴くスタイルが主流となっています。1,000円前後の月額料金を支払うことで、何千万という楽曲が聴き放題になる仕組みです。

音楽のサブスクプランを利用すれば、1曲1曲(またはアルバム1枚1枚)をその都度購入するより1ヶ月あたりの出費は少なく済みます。音楽配信を行う企業にとっても安定した収益が計算できるため、サブスクは両者ともにWin-Winの関係にあるビジネスモデルです(楽曲を提供するアーティストの間では賛否両論ありますが)。

サブスクの音楽配信イメージ

ソフトウエアの提供をサブスク化した例としては、Adobe社のPhotoshopやIllustratorが挙げられます。ともに写真加工やイラスト制作のプロに必須と言われてきましたが、かつては購入するのに10万円以上する高価なソフトでした。PhotoshopやIllustratorがサブスク化されたことで、月に数千円程度の安価な費用で利用できるようになったわけです。

こうした販売形態は車や家電製品など、高額な商品を分割払いで売るのと似ています。購入する側にとっても売価「10万円」よりは、「月々数千円」の方が心理的な抵抗が薄いはずです。

サブスクのサービスを提供する側にとっても利用ユーザーが増えれば、長い目で見て売上げアップにつながります。月ごとの売上の差が少なくなり、安定収益を確保しやすくなるという仕組みです。定額料金の設定が可能な決済システムを導入すれば、同じようなサブスクの仕組みを個人でも実現できるようになります。

副業で稼げるサブスクの収益モデル4選

サブスクで稼ぐイメージ

ここからは個人の副業に導入することを想定して、サブスクの具体的な収益モデルを紹介していきます。数ある副業の中からサブスク化に適したものを選んでみると、以下のように4パターンの収益モデルに分類することが可能です。

  1. 物品や空きスペースのレンタル
  2. コンテンツ販売・配信
  3. サービス(役務)の提供
  4. ノウハウの提供

区別があいまいな副業も少なくありませんが、サブスクの仕組みは4種類の収益モデルに集約できます。サブスク化に利用する決済システムが異なる面もありますので、それぞれの概要について解説します。

物品・空きスペースのレンタル

ショッピングカートに入ったお金とカレンダー

個人でサブスクの副業を始めるのに一番手っ取り早いのは、自分の所有する物品や空きスペースなどをレンタルして稼ぐ方法です。レンタルサービスはすでに企業の手がけている例が数多くありますが、最近は個人対個人の貸し借りを仲介する企業も増えています。

ファッションや家電などの分野で普及が進む貸し借りアプリは、副業の手段となるレンタルサービスの代表的な例です。Alice StyleQuottaといったアプリがあります。ブランドバッグを対象とした貸し借りアプリのラクサスXは現在「新規受付停止中」となっていますが、法令改正に伴う準備が整い次第に再開する予定です。

レンタルではなく販売になりますが、minneCreema(クリーマ)といったハンドメイドマーケットにはサブスク定期便コースも用意されています。アクセサリーやインテリア製品などを手作りするのが得意な人は定期発送も視野に入れながら、ハンドメイド販売の副業を検討してみるといいでしょう。

レンタルで稼ぐ副業の対象は、ブランド品や洋服・家具・家電のような物品ばかりではありません。ちょっとした空きスペースを貸し出して収入を得るタイプの副業も、じわじわと人気が高まっています。駐車場シェア物置シェアのような稼ぎ方も、収入を自動化できるという点ではサブスク型副業の一種です。

コンテンツ販売

レンタルサービスやハンドメイドの定期便コースは発送を伴うだけに、サブスクで稼ぐのに何かと制約も出てきます。音楽データや電子書籍のようなデジタルコンテンツなら、ダウンロードやストリーミングによるサブスク化が可能です。扱う商品はデータの形で存在するため、面倒な発送の作業も必要ありません。

コンテンツ販売をサブスク化する例としては、インディーズアーティストの音楽配信に利用されるTuneCoreあたりが代表的な例です。ストックフォトストックイラストのサイトを利用した写真・イラスト販売も、登録作品が利用されるごとに収益が発生すストックイラストる仕組みは共通しています。

Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)のサービスを利用してセルフ出版した電子書籍の場合、Kindle Unlimitedの読み放題サービス対象書籍に設定することでサブスク化が可能です。「耳で聴く読書」を実現するオーディオブックは個人でも出版が可能ですが、電子書籍と同じような聴き放題プランが用意されています。どちらも読み放題や聴き放題に設定した方が利用されやすいだけに、報酬の単価が低くても数で稼げる可能性があります。

デジタルコンテンツのサブスクリプション

ポッドキャストの音声配信アプリにも、似たようなサブスクの機能が用意されています。stand.fmRadiotalkのメンバーシップ制度が代表的な例です。

音声だけでなく文章や写真・イラストなどさまざまなコンテンツを有料販売できるnoteでも、自分だけの月額制サブスクプランが作れるメンバーシップ制度がスタートしました。会員限定記事を公開したり、掲示板のコミュニティを作って会員と交流したりすることで、定額課金できる仕組みです。

この他に漫画投稿サイト小説投稿サイトの中にも、PV数(作品が読まれた回数)に応じて広告収入や投げ銭収入が還元される例が多くあります。似たような仕組みで投げ銭収入が還元されるライブ配信なども含め、デジタルコンテンツはサブスク副業の宝庫です。

サービスの提供

カレンダーとお金と電卓

個人でサブスクを導入して副業収入を安定化させる手段の3つ目は、サービスを提供するタイプの副業です。この場合の「サービス」とは「役務」を意味し、何らかの労働を提供することで対価を得るような副業が想定されます。飲食店の飲み放題・食べ放題やエステサロンの定期コースはその代表的な例ですが、個人の副業レベルでも店舗と同じようなサービスを提供することは可能です。

店にアルバイトとして雇われて働くのではなく、個人で集客しながら仕事の依頼を獲得するタイプの副業はいろいろと考えられます。後述するノウハウ提供型の副業と区別があいまいな部分もありますが、当ブログでこれまでに取り上げたサービス提供型の主な副業は以下の通りです。

まったくの独力で集客していくのは大変ですので、個人対個人の取引を仲介しているマッチングサービスを利用することをおすすめします。家事代行であればタスカジくらしのマーケットくらしのマーケットを、占いや悩み相談ならココナラを利用するという具合です。知名度の高いサイトならマッチングサービス自体に集客力がありますので、リピーターがついてくれれば安定収入につながります。

タスカジやくらしのマーケットには、定期利用で料金をお得にする機能もあります。ココナラでも定期利用やサービス使い放題に設定することは可能ですので、ある程度実績を積んだらサブスク化を試してみるといいでしょう。

ノウハウの提供

サブスク化が可能な副業で最後に紹介するのは、講師や情報販売といったノウハウ提供型の副業です。サービス提供型との違いは、「労働を提供して稼ぐか」と「教えて稼ぐか」という点にあります。

パーソナルトレーナー家庭教師なども含めたノウハウ提供型の副業は、月ごとの収入が安定しにくいのが悩みの種でした。単発でレッスンの予約を受け付けているだけでは、稼げる月と稼げない月の差が大きくなりがちです。学習塾やヨガスクールなどでよくあるような月謝の仕組みを採用すれば、個人の副業でも収入の安定化につながっていきます。

このような「教える副業」の手段としてよく利用されているのが、サービス提供型の副業にも使われているスキルマーケットです。一番人気のココナラの他、教室集客サイトのストアカタイムチケットSKIMA(スキマ)スキルクラウドなど類似サイトが多く存在します。

講座やレッスンの生徒募集によく使われているストアカなら、月額サービスを利用した月会費の自動徴収も可能です。月謝制の教室を開催したり、月会費制のオンラインコミュニティを作ったりといったサブスク化が考えられます。

オンラインコミュニティ

こうしたスキルマーケットを利用して集客した場合、売上が発生するごとに20%前後の手数料が引かれます。MOSHのように無料で予約サイトが作れるサービスを利用すれば、手数料の部分を低く抑えることも可能です。

MOSHならサブスク機能にも対応している上に、決済手数料も売上の8%で済みます。現在はコロナ対策で決済手数料が3.6%に割引されるキャンペーンを実施中ですので、この機会に利用を検討してみるといいでしょう。
ノウハウ提供型の副業をサブスク化するもう1つの手段として、著名人も利用しているオンラインサロンが挙げられます。SNSのグループ機能を使えば無料でオンラインサロンを作ることも可能ですが、サブスク化するにはStripeのような決済代行サービスの導入が必要です。

大手企業の運営する有料のオンラインサロン・プラットフォームは、売上から手数料が引かれる代わりに決済機能も充実しています。DMMオンラインサロンはオーナー報酬分配率が80%で、売上の20%が運営費として引かれる仕組みです。

サブスクの副業まとめ

サブスクリプション

受け身の形で仕事をするタイプの副業と違って、自分で集客して稼ぐタイプの副業は収入がなかなか安定しないところが悩みの種でした。定額課金の仕組みを利用して副業をサブスク化すれば、そんな悩みも解決できる可能性があります。

サブスク化が可能な自己集客型の副業は以下の通りです。

  1. 物品や空きスペースのレンタルで稼ぐ副業
  2. コンテンツの販売や配信で稼ぐ副業
  3. サービス(役務)の提供で稼ぐ副業
  4. ノウハウの提供で稼ぐ副業

「副業を始めたはいいけれど、稼げる月と稼げない月で収入の落差が大きすぎる」という悩みをお持ちの人は、サブスク化できないかどうか検討してみるといいでしょう。固定客がついて定額課金で稼げるようになれば副業収入も安定し、精神の安定にもつながります。

タイトルとURLをコピーしました